高気密高断熱住宅の最高峰!?一歩先ゆく快適さ!世界が認める“パッシブハウス”って知ってる?

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みなさん、“日本の家は遅れてる”と言われてるのをご存知でしょうか。
冬は朝目覚めれば寒く、夏は蒸し暑くて眠れないから、各部屋にエアコンが必須…。毎日自宅で感じる寒暖差こそ日本の四季、なんて思っている人も多いのでは?
実はこの考え、遅れてるんです!いま世界では、外気温に関係なく快適に過ごせる「高気密高断熱住宅」がスタンダード。それどころか、より省エネを追求した「パッシブハウス」という住宅が注目を集めているのだとか!
国内ではまだ珍しい、このパッシブハウスが広島エリアに登場したと聞き、さっそく取材してきました!

快適さを追求!世界基準の“パッシブハウス”が広島に登場♪

日本の家づくりは遅れてる?

冒頭でも説明しましたが、家の中にいながら外気の寒暖差を感じる生活って、実はもう時代遅れとなりつつあります。
世界に目を向けてみると、ドイツやフランスといった先進国の家づくりでは“外気を遮断する分厚い壁”や“高性能な窓”などを備えた高気密高断熱住宅は、もはやスタンダード。外の気温に関係なく、家の中を快適に保てるよう考えられているところが多いんです。

高気密高断熱住宅の最高峰!世界的基準を満たす「パッシブハウス」とは?

そんな中、環境先進国であるドイツで生まれたのが、高気密高断熱住宅の最高峰とも言える「パッシブハウス」です。

【パッシブハウスとは?】
地球環境のことを考え、一定の厳しい省エネ基準を満たした住宅のこと。気密性能・断熱性能・換気性能などを高めることで、少ない電力でも快適に暮らせるよう考えて作られるのが特徴。

パッシブハウスは、

◇1年中家の中の気温が一定で、快適に暮らしやすい。
◇エアコンの利用を最低限に抑えられ、家計にも環境にも優しい。

という2点をとことん突き詰めているのが魅力。今や世界的に広がりを見せているというパッシブハウス、実際にどんな家なのか、取材の様子を紹介していきますね!

お家の中がずっと快適♪うわさのパッシブハウスを取材

広島地区初のパッシブハウスとなるK様邸♪

今回我々が伺ったのは、広島市佐伯区石内にあるK様邸。広島の工務店「日高建築工房」が手掛けた住宅で、広島地区で初となるパッシブハウス認定申請物件だそう☆

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レンガ模様のおしゃれなお家には、家族3世帯とワンちゃん7匹で暮らしています。実は最初は、他のハウスメーカーで家づくりの話を進めていたというK様。ところがご家族がパッシブハウスのことをたまたま知り、「これしかない!」と直感、広島でパッシブハウスに対応している日高建築工房に改めて相談したのだとか。

大きな窓と吹き抜けつき♪光のあふれるリビング

まず案内していただいたのが、こちらのリビング。天井は吹き抜けになっていて、南向きの窓からは光が降り注ぎます♪反対側には、お庭の様子がよく見える大きな窓も!

ワンちゃんたちも熱烈歓迎♡
ちなみに1階の床は、ワンちゃんたちのために火山灰でできた特別なタイルを使用しているそう。
ふとここで気づいたのが、ワンチャンが7匹もいるなんて思えないほど、室内の空気が綺麗だということ!しかも室温も絶妙で、とにかく快適なんです♪
ところがどこを探しても、空調機器は見あたりません。それもそのはず、なんと1階は床下にエアコンを1台設置しているだけだそう。それでも家中を十分快適に保てるのが、パッシブハウスの実力なんだとか!

キッチンは白で統一♪便利なパントリーもあり

続いて、リビング横のキッチンを拝見。こちらも白で統一され、清潔感ある雰囲気です♪しかも奥には、食品や日用品のストックを置くのに便利なパントリー(収納用の個室)もあります。
実はこのパントリーに、K様邸の快適さの秘密が隠されているそう!

そこで見せていただいたのが、パントリーの一角に設置されたこちらの換気システム。
高気密高断熱住宅は密閉状態なので、換気が不可欠です。こちらの換気システムには空気清浄機のような役割もあるため、常に綺麗な空気を室内に送り込んでくれると言います。
お家の中の空気が新鮮なのは、この換気システムのおかげだったのか!と我々も納得☆

換気システムの下には、1階に唯一あるエアコンが設置されていました。冬場はこのエアコン1台で、家中暖かなんですって!

室内の温度&湿度はスマホでいつでもチェック可能!

お家の中には、室内の温度や湿度などを計測する小さな機材もありました。

なんと専用アプリをスマホにダウンロードするだけで、室内の状態をいつでも手軽に確認できるそう!この先長く住む家だからこそ、快適な状態かを常に確認できるって大事ですよね。

日当たり良好♪家族のことも考えた2階のフロア

南側の窓から光がたっぷり!でも夏も快適な秘密は…?

次に、ご家族の個室がある2階へ。ちなみにこちらのお家、ご高齢のおじい様のためにエレベーターも設置されていました☆

2階は、吹き抜け上部にある南向きの窓から光がたっぷり入り、明るいだけでなくお日様の暖かさも感じられます♪
「でもこれだけ日当たりが良かったら、夏は暑いのでは?」と思ったんですが、そんな心配は不要でした!
その理由は、熱を効率的に遮断できるよう、なんと窓の外にブラインドが取りつけられているからなんです。このブラインドで光の入りを調節することで、夏も暑くなりにくいそう。しかもガラスは超高性能な3枚ガラスで、窓枠には外の熱を伝えにくい木製サッシが使用されていました。このように、日光を有効活用する一方でしっかり断熱もできるのが、パッシブハウスの特徴なんですね。
おかげで2階も、エアコンは1台だけだそう!夏場はこちらのエアコンを使用することで、冷たい空気を1階まで効率よく届けられると言います。

家族のライフスタイルを考えた絶妙な間取りも魅力♪

パッシブハウスの話からは外れますが、2階を拝見してもうひとつ感じたのが、家族の生活スタイルに配慮した間取りになっていること。部屋と部屋の間に吹き抜けを挟むことで、お互いに目は届くけど物音は気にならない、ほどよい距離感になっているんです♪
こうした間取りは、K様ご家族の生活リズムや要望などを聞いたうえで、日高建築工房が提案したそう。「みごと希望通りでした」とK様も大満足の様子。
ウワサのパッシブハウスの住宅は、「家族がずっと快適に暮らせること」をとことん追求した素敵なお家でした!

広島では数少ない、パッシブハウス対応の「日高建築工房」

“快適に暮らせる家”を追求!廿日市の工務店「日高建築工房」

最後に、今回のお家を手掛けた「日高建築工房」についてもご紹介しますね。
日高建築工房は、広島県廿日市市にある工務店。代表であり一級建築士でもある日高さんが、設計を手掛けています。

緻密な計算による高気密高断熱住宅づくりで評判♪

日高建築工房は、“家族が快適に暮らせ、幸せになれる家を”との想いで家づくりと向き合っている会社。高気密高断熱住宅を掲げるハウスメーカーは多々ありますが、日高建築工房は、細かい数値までとことんこだわった、よりハイレベルな高気密高断熱住宅づくりで評判です♪
そしてその延長とも言えるのが、パッシブハウスの基準に基づいた家づくり。パッシブハウスに対応してくれる工務店や設計事務所は、広島ではまだごくわずかなんだとか。つまり日高建築工房は、広島におけるパッシブハウスの先駆的存在と言えるかもしれませんね。

一生快適な家づくりは日高建築工房に相談♪

家族はもちろん、地球環境にも優しいパッシブハウスは、日本でも今後広がっていくに違いありません☆パッシブハウスや高気密高断熱住宅に興味を持った広島ママは、ぜひ、日高建築工房に一度相談してみてくださいね。何十年先になっても「建ててよかった」と思えるような、ずっと快適に暮らせるマイホームが手に入るはずですよ。

<基本情報>

会社名

​株式会社日高建築工房

住所

〒738-0002 広島県廿日市市山陽園8-26-6-502

電話番号

0829-30-6977

公式サイト

https://hidaka-kenchiku.com/

お問合せフォーム

https://hidaka-kenchiku.com/contact

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担当ライター

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