イヤイヤ期は成長過程♪シュタイナー教室で学んだイヤイヤ期との付き合い方【子育て体験談】

2~3歳の子どもを持つ子育てママの悩みといえばイヤイヤ期との付き合い方ではないでしょうか?実は私もイヤイヤ期真っ最中の子どもを持つママのひとり。そこで今回は、シュタイナー教育で学んだイヤイヤ期との付き合い方とともに、実際に私がしているイヤイヤ期対処法などをお伝えします。同じ悩みを持つ広島ママのヒントになればうれしいです♪

「ママと自分は違う!」その気付きがイヤイヤ期のはじまり

哲学者であるルドルフ・シュタイナーが提唱した教育思想・シュタイナー教育は、子どもの自発性を尊重する子育て法。子どもをのびのびと育てながら「自分で考えて行動することができる人間」を育成します。

そんなシュタイナー教育に興味を持つ私は、広島でシュタイナー教育をしている先生の子育て講演会に何回か行ったことがあります。そこで聞いたのは、イヤイヤ期は「ママと自分は違う!」と気づくことからはじまるということ。

生まれたばかりの赤ちゃんは、自分=ママ、何なら「ママは自分の体の一部」くらいに思っているそう。自分の気持ちもママの気持ちも一緒、自分とママは一心同体、そんな感じです。
しかし、2歳ごろになると「あれ?もしかして自分とママって違う人間なのかな?」ということに気づきはじめるんだそう。そして、そのとき起こるのが「イヤイヤ!」です。
子どもは「イヤイヤ!」と言うことで、ママの反応を試したり、自分というものの存在に気づいたりするんだとか。そして、自我が芽生え始めるそうです。
つまり、イヤイヤ期は成長過程のひとつということなんですね。

シュタイナー的、イヤイヤ期との向き合い方

では、そんなイヤイヤ期にどのように向き合っていけばいいのでしょう。
例えば、出かける前に玄関で靴を履くときに「靴を履こうね」と声をかけると、子どもが「イヤイヤ!」
そんなとき怒り顔で「もーっ!靴はかんとだめ!外いかれんよ!」なんて言ってしまいそうですが、子どもの方は「ママが怖い顔でなんか言っとる」くらいにしか思わないそう(笑)。
逆に感情的にならずに、外に靴を履いて行かないといけない理由をこんこんと説明しても子どもは「…?」(笑)。
子どもはママの雰囲気は感じることができても、言葉までは入ってこないんです。

こんなとき先生がおすすめする方法は、歌を歌うこと。「…え?なんでここで歌なの?」なんて思った人もいるでしょう。
実は、音楽は子どもにスッと入ってきやすいんです。例えば「♪くつーをはいーてでかけようー!かっこいーいくつをはーこーうー♪」なんてママオリジナルソングを歌うと子どもはハッ!とママに注目。いつの間にかノリノリで靴をはきはじめる、みたいな感じです。オリジナルソングを作ることでママの気持ちもいったんストップ。クールダウン効果もありますね。
とはいえ、いつも歌を歌っているという訳にもいきません(笑)。うまくいかないことだってあります。これはあくまで方法のひとつ。でも、一度試してみる価値はありますよ♪

「○○くんがこうしたら、ママ悲しいな」とママの気持ちを伝えてみたり、「○○しなさい!」という言い方より「○○してみようか!」という声かけをしたりするのもいい方法だそう。私は特に「○○していいよ!」の声かけががとても好き♡「お片付けしなさい!」より「お片付けしていいよ!」って声をかけた方が柔らかいし、その方が子どもも不思議と片づけをしはじめるんです。小学生の上の子にも「そろそろ宿題していいよ♪」なんて声をかけています。

私の「イヤイヤ!」対処法

他にもこんな「イヤイヤ!」対策をしています。

○静かに見守る
「イヤイヤ!」がはじまると子どもの怒りもだんだんヒートアップ。ここで私が強い口調で声をかけても火に油を注ぐだけです。そんなとき私はあえて声はかけず、そのまま子どもの様子を静観します。ひとしきり暴れると子どもがふと我に返り落ち着きを取り戻すことがあるんです。
先日はお風呂から上がるとき2歳の次男が「おふろでない!」と洗い場で大暴れ。しばらく様子を見ていると急に心細くなったのか、「こわい」とお風呂から飛び出てきて、私に抱きついてきました。そのときの「ぼくおこっちゃった」みたいな気まずさあふれる表情はとってもかわいかったです(笑)。
ただ、外出先や乗り物での移動中は、静かに見守ってもいられなくなりますよね。

○気分を変えさせる!
そんなとき私は、子どもの状況や気分を変えるという方法をとっています。例えば、「あっ!あれ見て見て!」と電車の外に見える消防車を見せたり、空に飛ぶ鳥を見せたり。意外に子どもは「とり!とりさんだ!」なんて言って怒りを忘れてくれます(笑)。「あっち行ってみよう!」と抱っこして別の場所に連れて行くのも効果がありましたよ。

○おやつをあげる
物で釣るような方法には、否定的な人もいるでしょう。でも、私はどうしようもないとき、困ったときなどにはこの方法を使っています。
朝保育園に行くときに、「ほいくえんいかない!」と大暴れ、「あぁもう家出なくちゃ遅刻する~」こんなとき「よし!ゼリー食べながら保育園行ってみようか!」と声をかけると今まで暴れていた次男が素直に「うん!」といいお返事(笑)。「自転車に乗ったら食べようね!」とスティックゼリーを手渡します。そのままスピーディーに家を出て自転車に乗せ、保育園へゴー!こうするとお互いストレスなく「イヤイヤ!」を攻略できます。
場合によっては、こんな方法もアリなんじゃないかと私は思います。

ときにはイラッとしてしまうことだってある

「できるだけ声を荒げることなく、穏やかに子どもと接したい!」と思っていても、私もそんなにできた人間ではありません(笑)。ときには、キーッ!となったり、イライラしたりしてしまうことも。

こういうとき、ママは「あぁ自分ってだめだ」なんて思ってしまいがちですが、シュタイナーの先生は「自己嫌悪に陥ることなんてない、怒ってしまった自分も自分。それも自分だと認めて、自分の存在に向かい合うことが大切」というようなことを言われていました。
「こんな母でなくてはいけない」「こうしなくてはいけない」この「いけない」にとらわれると、自分が自分でなくなってしまいます。

「ママ自身が、自分であることが大切。失敗したっていいんです」この言葉に私は勇気づけられました。

イヤイヤ期は子どもの成長の証!ママも子どもも楽になる対処法で乗り切ろう

悩めるイヤイヤ期も子どもの成長の証。「子育て中のこの時期だからこそできる体験」と受け止めて、ママと子どもにとって楽な方法で乗り切っていけるといいですね♪

担当ライター