保育園見学のポイントは?おすすめの時期や事前準備もご紹介

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保活中のママやパパにとって、子供たちを預かってくれる保育園選びはとても重要です。どんな雰囲気の保育園なのか、保育士さんたちはどんな方がいるのか、服装や持ち物は何を用意すればいいのかなど気になることはたくさん。また、保育園見学の問い合わせの電話内容や、見学時の服装なども悩みどころです。今回は、保育園見学までに済ませておきたい事前準備や、見学時に聞いておきたいポイントなどをご紹介していきます。

保育園の見学は絶対に必要?

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保育園と言っても、園の方針や設備、また認可や無認可などそれぞれに特徴があります。保育園見学は絶対に必要とは言い切れませんが、保育園見学をされる方もたくさんいらっしゃいます。
その理由の一つが、「子供が長時間生活する場所はどんな場所でどんな雰囲気なのか知っておきたい」というものです。他には、「行事参加など保護者としての負担はどのくらいか」「保育内容などういう感じなのか」ということを確認する良い機会として保育園見学をされています。
保育園見学は保育園の様子などを肌で感じることができるチャンスでもあります。どうしようかなと悩んでいる方はぜひ保育園見学を検討してみてください。

保育園見学前に行っておきたいこと4つ

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それでは、保育園見学前に済ませておきたいことをご紹介していきましょう。

保育園を条件で絞り込む

まずは、見学に行く保育園を絞り込むことです。絞り込むポイントとしては、通園時間、受け入れている年齢、受け入れ人数、延長保育の有無などがあります。通園にかかる時間は働くパパやママにとっても心配なはず。家から保育園までどのくらいの距離があってどのルートを通るのかや通園方法なども考慮してください。
また仕事時間の関係で延長保育を希望する場合は、延長保育の時間など送り迎えに間に合うかどうかなども考える必要があります。各家庭によって条件は違うはずですので、ご家族でよく話し合いながらいくつかの保育園に絞りこみましょう。

見学の問い合わせをする

保育園が絞り込めたら、見学の問い合わせをしましょう。まずは電話をかける前に都合のいい日や悪い日など、自分のスケジュールのチェックをしてメモを用意します。電話をかけた時に確認しておきたいことは「見学可能な日時」「持ち物」「駐車スペースや自転車やベビーカー置き場」です。これらを確認できたらメモを取るようにし、間違いがないようにしておきましょう。
また電話をする際には、登降園時などの忙しい時間はさけて、お昼寝時間など先生たちにも余裕がある時間帯を狙うのがポイントです。確認や日程の調整がある場合もあるので、時間の配慮をするようにしましょう。
現在は新型コロナウイルス感染症が流行っているため、見学を行っていない場合もあるかもしれません。たとえ見学が可能でも、見学に行ける人数制限があるかどうかなども確認しておく必要があります。

質問リストの準備

保育園見学は、短時間しか見学できない場合もあります。急に質問がありますかと問われて、その場で考えているあいだに時間が過ぎてしまった!ということにならないためにも、あらかじめ質問したいことを考えてメモしておくのがおすすめです。
あまりに多すぎると質問しきれない場合もあるので、重点的に聞きたいポイントを考えながら質問を作るようにしましょう。また、ママだけでなく、パパや子育ての先輩でもあるおじいちゃんやおばあちゃんとも相談してみるのも1つの方法です。いろいろな視点から保育園を見ることができます。気になることがあれば、質問できるようにしておくと、聞き忘れたけれどどうしようと後から困ることも少なくなります。

おすすめは2つ以上の園をピックアップすること

見学に行く保育園は通えそうな範囲で2~5件ピックアップしておくと良さそうです。そうすることで、各園の比較をすることができより納得のいく保育園を探すことができます。あまりに多く行き過ぎると、比較対象が増えすぎて絞りにくくなる可能性もあるので、気をつけましょう。
比較する場合は、どの部分に重点をおくのかを事前に考えてから比べていくのもいいかもしれません。あれやこれやと比較するものが多いと迷ってしまいます。家族で話し合って重要なポイントとなる部分に絞って比較してみるのもおすすめです。

保育園見学におすすめの時期は?服装や持ち物は?

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保育園見学はいったいいつ行けばいいの?と悩んでいる方もいらっしゃるはずです。服装や持ち物についてもご紹介していきましょう。

おすすめの時期は申し込み時期が始まる前

保育園の見学時期のおすすめは、申し込みが始まる前までです。見学は随時できる保育園が多いですが、新年度の4月入所の申し込み期間は基本的に前年の11月・12月に設定されています。4月入所を希望するならば、申し込みが始まるまでに見学を済ませておくのが良いでしょう。
また、4月以外に入所を希望する場合も、申し込みの期間が定められています。申し込みまでには保育園見学を終えて、入園させたいところを決めておくようにしてください。

服装は普段着でもOK

服装は改まった格好をしなくても普段着のままで問題はありません。園庭で遊ばせてもらえることもあるので、動きやすい服装で行くのがおすすめです。また妊婦さんであっても、出産後の保育園を考えての見学ができます。ただあまりにカジュアルすぎる服装などは避けたほうが無難です。

筆記用具やもらった資料を入れるバッグがあるといい

質問したことの答えや、園からの情報をメモするためにも筆記用具は持っていきましょう。また、園から資料をもらうこともあります。手持ちのカバンに入らない場合もあるので、それとは別にA4サイズの資料が入るくらいのバッグを持っておくと便利です。

保育園の見学で見ておきたい・聞いておきたいポイント6つ

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見学当日に確認しておきたいポイントをピックアップしました。参考にしてみてください。

園の雰囲気

まずは、園の雰囲気はどのような感じなのかを見てみましょう。廊下や教室や洗面所などが清潔に保たれているかどうかや、保育士さんの雰囲気はどうかなども見ておくのがおすすめ。短時間では保育士さんの雰囲気は掴みにくいですが、子供たちと接している様子などにも目を向けてみてください。他にも子供の遊んでいる様子や雰囲気で保育士さんとのかかわりや園全体の雰囲気がつかめることもあります。

園庭の様子

園庭の様子を確認する際には、遊具の有無や死角などがあるかどうかの安全面を中心に確認するのがポイントです。園庭の広さやプールの有無などにも注目してみましょう。子供たちがのびのびと遊べる環境が整っているかどうかは大切です。
園庭がない保育園などは、近くの公園に遊びに行くこともあるようです。その場合の公園の場所やその場所まで行く方法や危険がないかも確認しておく必要があります。

保護者がどれくらい園の行事などに参加するか

働くパパやママにとって、気になるポイントの1つが、園の行事などに参加する割合です。仕事上の都合でなかなか行事に参加できない場合もあるかと思いますが、パパとママで協力できるかどうかを話し合う上でも、園の行事に参加する頻度を聞いておくのは大切です。

事前準備が必要なもの

保育園に入園した場合の準備物についても確認が必要です。事前に準備しなければならないものがあるかどうか、どのようなものを準備するのかなどを質問しておきましょう。特に0歳児クラスになると持ち物も多くなります。着替えの枚数や食事の時のエプロンのことなど分からないことは聞いてみましょう。
また、保育園ではお昼寝をします。お昼寝用の寝具は布団もすべて用意するのか、それとも敷パットのようなものだけを用意するのかでは、準備物にも差が出てきます。園によっても用意するものは違うので、比較する要素としても確認しておくのも良いでしょう。

送り迎えの際の駐車場・駐輪場が整っているか

送り迎えの交通手段についても確認しておくことは重要。特に車の場合は、駐車スペースがあるのかどうかは確かめておきたいポイントの1つです。車での送迎を考えているパパやママにとって、スペースがないとなると交通手段を変更することを考えなければなりません。
また、駐輪場が整っているかどうかきちんと確認しておきましょう。路上に駐輪したりすれば周辺の迷惑にもなりかねません。駐輪場がない場合も決められたルールがあるならば、教えてもらいましょう。

既定の料金以外でどれくらいの費用がかかるか

費用の面も気になるポイントです。認可保育園では規定で定められている料金の他に、給食費や延長料金、教材費など別途どれくらいの費用がかかるのかも聞いておきましょう。さらに認可外保育園や認証保育園では認可保育園とは保育料も異なります。収入とくらべてどのくらいまでの支出が可能か判断する材料としての重要なポイントになるでしょう。兄弟で入る場合は保育料が減免されるなどの条件についても確認しておくのも重要です。

保育園見学は保育園選びの参考になる

保育園見学のポイントについてまとめてみました。保育園見学の際には、これらのポイントを参考にして、意義のあるものにしてください。保育園は大事な子供が1日の長い時間を集団で生活する場所です。子供たちも安心して過ごせ、パパやママが後悔しない納得のいく保育園が見つかるといいですね。

担当ライター

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