情報ゼロからのスタート!県外出身者が広島で相性の良い幼稚園を見つけた方法とは

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県外出身者にとって、慣れない土地での幼稚園探しは想像以上に大変なもの。園によって様々な特色がある中、我が子にはどこの幼稚園がぴったり合うのか頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、大阪出身者である私が娘の幼稚園探しに奔走した体験記をご紹介!情報の集め方など、県外出身の方に役立つ内容をお届けします。

大阪の幼稚園情報ばかり耳に入ってくる日々

娘に合う幼稚園を探すべく、入園の一年前くらいから幼稚園探しをスタートさせました。
幼稚園入園が初めての集団生活ではなく、2歳を過ぎた頃から職場の保育園に通っていた娘。その保育園は規模が小さいこともあり、先生方が子どもたち一人ひとりにきちんと手をかけてくださっていました。最初は泣きながら通っていた娘も、日に日に保育園へ行くのが楽しいと言うまでに成長。そんな娘を見て、幼稚園も職場の保育園と同じような環境のところがいいなと考えるようになりました。

幼稚園探しをスタートさせる頃には広島に住んで6年ほど経過していたのですが、実家に帰省する機会も多かった私の耳に入ってくるのは大阪の幼稚園情報ばかり。土地勘もあるのでどの辺にどんな幼稚園があるかも把握できていましたが、広島では自分が持ち合わせている情報が少なく、なかなか幼稚園探しを進めることができませんでした。

重い腰を上げてまずは園庭開放の情報をチェック

「幼稚園探しは園庭開放から!」という友だちの助言を信じ、気になる幼稚園の情報を集めることからスタートしました。そこで気づいたのが、「意外とホームページに園庭開放の情報がアップされていない」ということです。

ホームページを調べたら園庭開放の日程などがわかるだろうと思っていたのですが、「直接園にお問い合わせください」と書かれている場合が多くありました。近くの幼稚園まで行くと入口の門に日程が貼ってあったり、直接行かないと申し込みできなかったりと園によって園庭開放の申し込み方法もさまざま。

情報集めを始めてから広島市のホームページに園庭開放の情報がまとめてアップされていることを知り、スムーズに情報集めができるようになっていきました。それと同時に、自宅から通える幼稚園もかなりたくさんあることが判明。ホームページで気になる園をピックアップし、的を絞って園庭開放に参加するようにしました。

広島出身の友達だちと園庭開放にまわる日々

職場で知り合った友だちには娘と同学年の子どもがおり、家も近かったのでいつしかいっしょに園庭開放へと出かけるようになりました。友だちは、生粋の広島人。地域の情報にも長けていたので、右も左もわからない私にとってはとても頼りになる存在でした。私が気になる幼稚園の情報を教えてくれたり、知人の通う幼稚園の特徴を教えてくれたりと、本当にありがたかったのを覚えています。幼稚園探しの時期に地元人の友だちと出会えたのは、私たち親子にとって大きなできごとでした。

結局お互い別の幼稚園を選択することとなりましたが、入園準備のときに相談し合って常に味方でいてくれた存在です。県外から来た私が幼稚園探しを成功させられたのは、地元の情報をたくさん持っている人と出会えたことが大きな要因だと感じています。

娘の様子を見て入園する幼稚園を決定

初めていく幼稚園の園庭開放では、基本的に私から離れようとしなかった娘。友だちと回っていたときも、それぞれが別の教室に通された途端甘えん坊さんに変身していました。普段は外遊び大好きな娘ですが、園庭開放に行くときはもじもじして園庭でも「これやってもいい?」と毎回確認をしてから遊ぶような雰囲気だったのを覚えています。

入園することになった幼稚園で開かれた園庭開放に行ったとき、娘はいつもの園庭開放と少し違う様子でした。年中さんの教室に案内され、普段は関わらないようなお兄ちゃんお姉ちゃんたちと遊んでもらうことになった娘。また私にべったりなんだろうなと思っていたのですが、すんなり年中さんたちの輪に入りおもちゃで遊び始めたのです。そのときだけでなく、その後の園庭遊びでもすべり台や三輪車などを使って終始のびのびと遊んでいました。

園庭を自由に駆け回り楽しそうに遊んでいる娘を見て、「ここに幼稚園に決定!」と確信を得た私。主人が帰宅したあと、園庭開放中に撮った写真を見せて「この幼稚園に入れたい!」と力説しました(笑)。

複数園の園庭開放に参加したこと、地元の情報集めができたことで娘に合う幼稚園を見つけえることができ満足しています。

考えるより動いてみるのがおすすめ

県外出身というだけで、私は幼稚園探しに漠然と引け目を感じていました。頭で考えているだけではなく、実際に動いてみたのが私たち親子にとっていいポイントとなりました。身近に地元出身の友だちがいないという場合は、支援センターを活用するなどして生きた声を集めるのがおすすめです。これから幼稚園探しをするみなさんが、お子さんにぴったりの幼稚園と出会えることをお祈りしています。

 

担当ライター

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