産婦人科=豪華ごはん?3つの病院に入院して分かったこと

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産婦人科といえば豪華ごはん!というイメージがありませんか?または、産後エステもあって、優雅な入院生活を思い描いている人も多いのではないでしょうか。私もそのひとりでしたが、いろいろなトラブルもあり、広島で3つの病院に入院しました。その経験から、産婦人科は人気や豪華ごはんだけで選んではいけないと思うように。その理由と入院経験を語ります。

豪華ごはんに昼寝つき!産婦人科バンザイ!!

初めての産婦人科を選んだ理由

初めて妊娠が判明したとき、どこの産婦人科に行こうか迷いました。出産後は里帰りするつもりでしたが、実家も広島市北部でそれほど遠くはないのでどこの病院でも大丈夫そう。里帰りしたら夫は毎日赤ちゃんの顔を見られないので、入院中は会えるように夫の職場の近くにあるA病院にすることにしました。A病院はきれいな個人病院で、豪華ごはんで人気のところ。産後エステもあるということで、優雅な入院生活ができそうと期待を膨らませ、健診を受けて分娩予約も完了。マタニティ教室や離乳食教室などもあり、充実したマタニティライフを過ごせました。

出産後のごはんがおいしいと噂には聞いていましたが、予想を超えるおいしさ!手作りおやつもあって、食事の時間が楽しみでした。疲れたときには新生児室に預けることもできるし、赤ちゃんが寝てくれれば昼寝もできます。「豪華ごはんに昼寝つき!さらにご褒美エステまであって、産婦人科バンザイ!」と、楽しい入院生活でした。

2人目も同じ病院に入院したけどトラブルが

2人目の妊娠が判明したときも、迷わずA病院に決めました。1人目のときと同様、優雅な入院生活を送るはずでしたが、産後から熱が出て上がったり下がったりを繰り返し、とにかく体がつらい……。鎮痛剤を飲めば一旦下がるものの、薬の効き目がなくなるとまた熱が上がるのです。抗生物質の点滴を増やし、退院も予定より1日延長に。産後の健診で熱の原因を聞くと、「血液検査で黄色ブドウ球菌が出た」とさらっと言われました。産前の検査では陰性だったので、何らかの形で院内感染していたようです。そのことから不信感もつのり、例え人気の産婦人科でもここに来ることはないと思いました。

切迫早産で入院!産婦人科ごはんで便秘解消

交通の便のよい産婦人科へ

3人目を妊娠したときに選んだ病院は、家から近いB病院。家の周辺エリアではそこそこ人気の産婦人科です。上の子はもう小学生で学校もあるので、誰かに預けることもできません。そのため、子どもがバスで会いに来られる場所で、交通の便のよい場所にある産婦人科を選択。産後はすぐ家に帰り、時々親のサポートを受けるつもりでした。

ところが、妊娠8ヶ月に入ったとき、強いお腹の張りから出血し、B病院に駆け込むことに。B病院は切迫早産でも入院できるところだったので、そのまま入院。安静生活が始まりました。

おいしいごはんで便秘解消

先にB病院で出産した友だちから「ごはんは特別豪華でもないけど、おいしいよ。」と聞いていました。メニューは曜日ごとにだいたい決まっていましたが、ごく普通においしかったです。切迫早産で安静にしているため、運動不足で便秘にならないか心配だったのですが、むしろ便秘解消!お腹にあまり圧をかけてはいけなかったので、快便になって助かりました。さすが、管理栄養士さんが計算して作ってあるだけのことはあると感動しました。

 

総合病院のごはんは案外イケるよ!?

切迫早産の診断を受けたB病院で安静生活を送っていましたが、あるときから出血が止まらなくなり、C総合病院へ緊急搬送されました。

食事がのどを通らない

出産は全身麻酔での緊急帝王切開だったので、最初は全粥のみ、次もお粥につけものという簡易的なごはんでした。そもそも私の気分が落ち込んでいたので味も感じず、ほとんど口にできずに時間が経過。

産後3日目、夕食にお祝い膳が出てきました。ちょうどそこへ主治医の先生が来て、「意外とおいしそうね。私が入院した大学病院のごはんは、うすっぺらいパンにハムが挟まれただけみたいなのでひどかったよ~。」「えー!今どきそんなところあるんですか!?」という話で盛り上がりました。

食べればおいしい総合病院のごはん

おめでたい気分ではなかったので複雑でしたが、ごはん食べなきゃ母乳も出ないと自分を奮い立たせいただくことに。すると、「お?意外とイケる!」総合病院のごはんはあまりおいしくないというイメージが変化。毎日お祝い膳のような豪華ごはんではありませんが、普通においしい食事がいただけました。歩けば売店もあるので、市販のおいしいスイーツを買って食べることも♪

総合病院には、豪華ごはんにエステのようなサービスはありませんが、何かあったときは万全の態勢が取れるので、安心感が桁違い。トラブルには強いと実感したのでした。

 

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担当ライター

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