まだ産まれる気配がない…産婦人科から歩いて帰る→翌日出産!のドタバタエピソード

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わが家の長女と次女は、予定日を過ぎても産まれず……。周りから「まだ産まれてないの?」と言われることが少しプレッシャーでした。広島の産婦人科でも「産まれる気配がない」と言われましたが、2人ともその翌日に出産。そのときに私がとった行動と出産までのドタバタエピソードについて語ります。

「まだ産まれないの?」がプチストレス

出産はいつになるか誰にも分からないもの。私は早く出てきてほしいとは思ってなかったのですが、出産予定日を過ぎると周りから「あら?まだ産まれてないの?」と言われるように。初孫になる義母は、しょっちゅう電話をかけてきたり、夫にメールしたりして、気にかけている様子です。3人を予定日より前に産んでいる母は、「まだ?意外と遅いのね。帰ってくる頃に仕事休めるかしら?」などと言いたい放題。友だちからも「まだなんよね?」とメールが来るようになり…。私もいつ産まれるのか聞きたいくらいなのに!と、次第に「まだ?」の言葉がプチストレスになっていました。

産婦人科でもまだまだ……41週に突入

40週の予定日に健診がありましたが、お腹に張りもなくNST検査でも産まれそうな兆候はなし。その3日後も健診、さらにその3日後にも健診がありましたが、「まだまだ産まれそうな気配がないですね。」と産婦人科医に言われ、看護師さんからは、「よほどお腹の中が居心地いいのね。」と…。

「次の健診でも変わりがなかったら、管理入院をして陣痛促進剤を使うことも検討しないといけないね。」と。私は可能な限り陣痛促進剤を使いたくなかったので、「42週まで待てませんか?」と聞いてみましたが、「予定日を過ぎてくると羊水も濁ってくるし、あまり待ってもいいことはない。とりあえず、しっかり動いといて。」と言われて健診は終了。いつ出産になるのか想像もできませんでした。

娘よ早く出てこい!ひたすら歩いてみる

長女は8月産まれで、臨月の頃は真夏。暑い日が続いていましたが、健診の前日に台風が通り過ぎ、健診日は比較的風もあって涼しかったです。病院の外に出て、この気温なら大丈夫かな?と思い、家まで歩いて帰ることにしました。

ペットボトル片手にひたすら歩く!

広島市内にある産婦人科から、郊外の家までの距離は車で15~20分くらい、バスで30分前後かかります。比較的涼しいとはいえ夏なので、途中でペットボトルのお茶を買い、水分補給しながら歩き始めました。さすがに臨月のお腹ですたすた歩くのはきつく、途中で断念することも考えて、バス通りを歩くことに。1時間半くらいで家の近くのスーパーに到着し、寄り道してお買いもの。病院からずっと歩き続けて家に辿り着いたのは2時間後でした。

夜中に陣痛?

病院でまだまだと言われていたので、周囲から「まだ?」と聞かれても開き直り。その夜、「どうせまだだし~」と、撮りためていた映画を見て夜更ししていました。寝る前に歯磨きをしようとしたら、うっと一瞬動けなくなるほどの痛みが!「これが陣痛なの?」と思いながらも長くは続かなかったので、気のせいかと思って寝ることにしました。ところが、どんどん痛みが強くなり寝付けません。ついに陣痛が始まったのだと覚悟しました。

まだと言われた翌日に出産

起きて陣痛の間隔を測ってみると、すでに8分間隔くらい。1人目だからまだ病院ってレベルじゃないよねと思いましたが、どんどん進んでいる感じがしたので夫を起こし、病院へ電話。「とりあえず来てみますか?」と言われ朝の6時半頃に病院へ行きました。そこからは思いのほかズンズン進み、12時前に待望の赤ちゃん誕生!まだまだと言われた翌日にあっさり出産。出産はいつどのように始まるか分からないものと実感しました。

次女、あなたもなのね……再び歩いて帰る

私の体質なのか、第2子の出産も長女のときと同じような感じでした。予定日を過ぎた40週の健診でも、「弱い張りはあるけど、まだ産まれるほどの気配はないよね。」と言われ、再び歩いて帰ることにしました。

長女のときと同じルートを歩く!

次女の予定日は6月下旬。梅雨時期でしたが、健診日は曇りで比較的涼しかったです。これなら歩ける!と長女のときと同じルートを歩いて帰りました。また同じように近所のスーパーで買い物をして帰り、2時間くらい歩き続けて家に到着。一旦休憩して、長女の保育園のお迎えは車で行きました。

2人目の余裕?病院についてからスピード出産

夜から微弱な陣痛はあるものの、まだまだという感じ。とはいえ、昨日までの様子とは違うので、長女は夫が保育園に連れて行きました。段々と陣痛らしくなってきたので、お昼前に、夫に一旦家に帰ってきてもらうことに。すでにこのとき7分間隔でウーウー言っていたので、夫には「早く病院行こうよ。」といわれたのですが、私は「いつになるか分からないからお昼ごはんを食べたい!」と言って、冷凍のチャーハンを作ってもらって食べました。さすがにもう仕方ないかと腹をくくって病院へ。14時頃に病院に到着し、16時に次女を出産。また「まだまだ。」と言われた翌日にスピード出産したのです。

 

長い道のり…無事に出産できればOK!

私の場合、産まれそうにないと病院で言われた後、ひたすら歩いて帰った翌日に出産。「まだ産まれないの?」と言われることがプチストレスでしたが、無事に出産できたのでそれで全てよし!これから出産を迎える人は、まだ?と言われてもドーンと構えて楽しみに待てばいいと思いますよ。

担当ライター

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