妊娠初期に感染症に!検査や診察のエピソード

妊婦さんの中には、感染症対策をしっかりしている人が多いですよね。でも、中には私のように妊娠中に感染症対策をしなかった人もいると思います。そこで今回は対策を全くせず、まんまと感染症にかかってしまった私の体験談をご紹介します。検査や診察のエピソードを交えながら、そのときの様子をお伝えしますね。

妊娠初期、つわりでぐったり。そんな時とき に体に異変が

私は一人目妊娠のときつわりが酷く、20週目まで引きこもっていました。つわりと戦いながら、「次の妊娠のときは、どうか、どうかつわりがきませんように」と心の底から願いました。そして一人目出産から4年が経ち、二人目の妊娠が発覚。妊娠が分かった5週目から願いも虚しく、つわりになってしまったのです…。

二人目のときのつわりは、お腹が空いている状態で吐き気がくる「食べつわり」と終始吐き気が襲ってくる「吐きつわり」、いろいろなニオイに敏感になり吐き気が襲う「ニオイつわり」のトリプルパンチとてもしんどいですが最初の妊娠のときと違って子どもがいるため、ずっとぐったりとしているわけにはいきません。また、その当時スーパーでパートとして働いていたので、上の子を保育園へと送迎する必要があります。つわりと戦いながらパート勤務と送迎、忙しすぎて目が回りそうな日々でした。

そんなある日、保育園への先生から「今、りんご病が保育園で流行ってきているので気をつけてくださいね」と言われました。「そんな病気があるんだ!」と思いつつ、その日は自宅へ帰りいつも通り過ごしていると、体に異変が!腕が赤くなっていき、それが体全体へと広がっていったのです。

検査結果は陽性、「なんで私が…」

その当時、つわりのしんどさに気を取られていて私は感染予防対策をしていませんでした。しかも、りんご病が流行っていると聞いた数時間後に体に異変が出るなんて思いもしなかったのです。

どんどん赤くなっていく体に不安を覚えながら、りんご病についてネットで調べました。

ちなみにりんご病とは、正式名称を「伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)」といい、「ヒトパルボウイルスB19」というウイルスに感染することを言います。
潜伏期間4週間程度で、症状は数日から数週間すると治るそうです。このりんご病、子どもはほっぺたや体が赤くなるだけであまり問題はないのですが、妊婦が感染するとお腹の中に酸素がいきにくくなり、赤ちゃんに影響を与える危険性があるので注意が必要だそう。特に、20週以前の妊婦はその危険性が高まると言われています。

私はそのとき、妊娠18週。ネットで症状を調べたあと、急いで皮膚科へ行きました。すると、その皮膚科では血液検査ができないからりんご病と断定できないと言われてしまったのです。

しかし、落ち込んではいられません。次に頼れるのは、産婦人科!私が通っている広島の産婦人科に泣きながら電話をしたところ、「まずは、落ち着いて!それから、今日の診療時間が終了してから来てもらってもいいですか?大丈夫だからね」と看護師さんと先生が優しく対応してくれました。その日の夕方、先生に言われた通り産婦人科へ行き、りんご病の簡単な説明と血液検査、結果が出る日付を教えてもらいました。「結果が出るまでは、何も考えないのが一番だよ」と看護師さんや先生にたくさん励まされたのを覚えています。

後日、血液検査の結果が出ました。その結果は「陽性」。「やっぱりか」という思いと、「なんで私が…」という思いでいっぱいでした。

不安が和らいだ、産院の対応

結果が出た瞬間泣き出す私に、先生は「大丈夫だよ」と優しく言ってくれました。そして私が落ち着いたころ、りんご病のもっと詳しい説明と今後の対応を話し合います。

先生曰く、りんご病は特効薬のない病気で、妊婦が感染しても経過観察するしかないとのこと。「これから2ヶ月、週に1回エコーで経過観察しようね」と話してくれました。そばにいた看護師さんは「落ち込む気持ちも分かるけど、お母さんが不安だとお腹の中の子どもも悲しくなっちゃうから、プラスに考えよう!毎週赤ちゃんに会える、ラッキーと思えばいいよ」と励ましてくれたのです。それから2ヶ月、毎週エコーを取りに行きました。看護師さんに言われた通り「火曜日は赤ちゃんに会える日♪」と無理やりモチベーションを上げて、診察へと向かいます。そして、毎回先生が「今日も赤ちゃん元気だねー!走り出しそうな勢いだよー」と笑って対応してくれます。

看護師さんと先生の素晴らしい対応のおかげで、「私は1週間に1回赤ちゃんに会える♡幸せな妊婦なんだ!」とプラス思考になりました。

無事出産、「ごめんね」と「ありがとう」

不安な気持ちが薄れ、あれよあれよという間に月日は流れました。そして検査結果が出てから2ヶ月が経過し、先生が「もう心配ないよ!よく頑張ったね」と。そのとき、妊娠8ヶ月。それから2週間に1回の検診になり、すぐに1か月に1回の検診になりました。

私は予定日の3日前に陣痛がきて、26時間で二人目を無事出産。元気な男の子を腕に抱いたとき、今までの日々が走馬灯のように頭を駆け巡りました。幸せそうに眠る我が子に「元気に生まれてきてくれてありがとう」と、「大変な思いをさせてごめんね」とそっとつぶやきます。また、そのときに「これからは、いっしょに楽しいことをたくさん経験しよう!」と心に誓ったのです。

感染症が私に気づかせてくれたこと

妊婦の感染症は、胎児に影響を与える可能性があります。そのため、妊娠中は感染症予防はしっかりとしないといけないなと思いました。万が一、私のように検査で感染症になっていると言われた場合、お医者さんの指示に従ってくださいね。

担当ライター