旅行気分で楽しむキャンプ!子連れキャンプでのびのび遊ぼう

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広島で三兄弟を子育て中の母です。子どもと一緒の旅行が大好きな私ですが、子どもの人数が増え成長するとともに、旅行にかかる金額も膨らんできました。また、賑やかな三兄弟を連れての旅行は、周りの人に気を遣ってちょっと気疲れしてしまうことも。そんな我が家は、三男の誕生をきっかけにキャンプデビュー!近場のキャンプ場に2泊すれば、低予算でのんびり過ごせて旅行気分も味わえます。キャンプ場でのんびり自然を満喫したり、近くの水族館や温泉に足を伸ばしたり…我が家の子連れキャンプ✕旅行の楽しみ方をご紹介。

旅行に行きたいけど…子連れ旅行は気合いがいる!?

小さい子どもの子育て中の旅行は、宿泊先や食事に気を遣うことも多いのではないでしょうか。子どもが生まれる前は旅行が好き…だった私ですが、賑やかな三兄弟の母となった現在は、子連れ旅行の行き先にはかなり気を遣います。旅行に行くときには、子どもも大人もストレスなく羽根を伸ばしたいからです。
子どもが賑やかでも気兼ねのない場所や子どもの食事、さらに大人も楽しめる場所がいい。そして、旅行の予算に合う場所。子どもがいない頃に比べると、子連れ旅行は事前のリサーチや親の気合いがいるものでした。

我が家の旅行はキャンプがメイン!三男の出産祝いに購入したファミリーテント

外出の好きな私ですが、三兄弟を連れて旅行に行くのはハードルが高い…そうだ!周りの人に気兼ねなく自由な時間が過ごせるキャンプに行こう!
そう思い、三男の出産祝いにファミリー仕様のツールームテントを購入しました。

三男は生後4ヶ月の春にキャンプデビュー。木陰のひんやりとした空気が気持ち良い、小川の流れる林間サイトでした。家族で行くファミリーキャンプは、テントをたててしまえば、あとは自然豊かなフィールドでのんびりと過ごせるのが最高です。

テントサイトの前には小川のせせらぎ。清流で遊ぶ上の子2人を見守りながら、ゆったりとした非日常のひとときを過ごしました。

キャンプ場で楽しめるアクティビティいろいろ

子どもと行くファミリーキャンプでは、自然の中で遊ぶことはもちろん家族の居場所作りや食事作り、衣食住のすべてを家族で一緒にできるのが魅力です。

キャンプ場に着くと、家族で協力してテントをたてキャンプ場を探検します。ただキャンプ場の中を歩くだけでも、自然の中でたくさんの遊びを見つけ出す子どもたち。海辺のキャンプ場では、釣りをしたり浜で遊んだり、時間を気にせずゆったりとしたひとときが過ごせます。

焚き火の火起こしや食事の下ごしらえも、子どもと一緒にやるのが楽しいんですよ♪森で焚き木を集めたり、焚き火で焼くパン生地を捏ねたり。子どもと一緒に、料理を作る過程が楽しめるのもキャンプの魅力。旅館のような贅沢な食事ではないけれど、作る過程を大切にすることで、おいしく充実したキャンプの食卓が楽しめます。

旅行では、窓からの景色が良い部屋だとうれしいもの。一日中外で過ごすキャンプでは、常時美しい自然の景色がパノラマで楽しめます。テントをたてたり食事の準備をしたりしながらも、刻々と変わる自然を、肌や目で確かめることができるのです。海辺に沈む夕日を家族で眺めるディナータイムは、贅沢としか言いようがありません。

水族館に温泉に♪癒やしのレジャーも満喫できる

自然の中で遊ぶ以外にも、キャンプの楽しみ方はたくさん!キャンプ場周辺のレジャースポットに行けば、観光気分も味わえちゃいます。さらに、キャンプは旅行に行くよりもずいぶんお財布に優しいため、1年に何度も行けるのもうれしいポイント。テントを張らずにコテージ泊や常設テント泊にすれば、きっとアウトドアに慣れない人でもお手軽に楽しめますよ♪

島根県の石見海浜公園キャンプ場では、きれいなビーチでの海水浴はもちろん、近くの水族館アクアスに遊びに行ったり鮮魚市場に新鮮な魚を買い出しに行ったりもできます。

山口県周防大島の陸奥キャンプ場には、日本最大のタッチングプールのある水族館が!ネコザメやヒトデが触れて大喜びの子どもたち。コンパクトなキャンプ場で、釣りと海水浴と自然遊びがギュッと楽しめます。

広島県竹原市の大久野島キャンプ場では、かわいいうさぎとたわむれたり、レンタサイクルや温泉を楽しんだり。歴史情緒あふれる史跡を見て回るのも、おすすめです。

大久野島についてはこちらの記事もチェック♪

広島県庄原市の大鬼谷キャンプ場では、雪中キャンプが楽しめます。コテージを出たら一面の雪!な絶景で、とことん雪遊びが満喫できるのが最高です。キャンプ場にあるお風呂で、雪の積もる露天風呂で暖まるも恒例のお楽しみ。

行き先によって楽しめるレジャーが変わるので、我が家では季節によって行き先を変えて、旅行気分を味わっています。もちろん自然の中で過ごすため、急な悪天候で思いもよらないアクシデントに見舞われることも。大雨でテントに引きこもってトランプ三昧だったことや、風でタープが吹き飛ばされたなんてこともありました。でも、そんな自然の姿を身近に感じ、想定外の事態を乗り越える経験も、子どもたちにとってプラスに働いているように思います。吹き飛んだタープを家族で追いかけたときのドキドキ、雨風が去った後の清々しい青空を見るうれしさ、どれもこれも忘れられない想い出です。

子連れでキャンプ✕旅行を楽しもう

三兄弟を子育て中の我が家は、旅行代わりに春夏秋冬とキャンプに行っています。子連れキャンプではぐくまれるのは、きっと家族の絆や想い出だけではありません。繰り返しキャンプに行くことで、子どもたちはたくましく自然と共存するセンスを磨いているように思います。キャンプで子どもたちがはぐくんでいるもの、それはしなやかにたくましく生きるための力なのかもしれません。

担当ライター

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