パン好き女子の娘の栄養バランスが気になる!そんな私が実践した作戦をご紹介

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広島で生まれ育った娘もあっという間に2歳!そんな娘も今では大のパン好きになり、パン以外のものを一切受け付けないくらいひたすら毎日パンを食べています。そんな娘の栄養バランスに不安になった私の試行錯誤とおすすめの食べさせ方をご紹介します。

パンしか食べない?!娘の偏食の困惑

離乳食の頃からパンが大好物だった娘。さすがに離乳食が完了する頃には他にも好きなものが増えているだろうと安易に構えていたのですが、相変わらずパンへの情熱は続いています。少しずつ大人と同じようなものも食べさせたいし、栄養バランスも考えて肉や魚、野菜もしっかり食べさせたいと考えていた私。

毎回食卓にはご飯・汁物・おかずをしっかり出していたのですが娘は全く手をつけずに「パン食べたい!パン食べたいの!」と言ってパンを要求してくるのです。自我もしっかりとしてきて、自分が何をしたいかハッキリ言うことができるようになったこともあり、とにかく要求が半端ない。パンはないから今日はごはんを食べようと言い聞かせても、絶対に納得しない頑固な娘。こんなに自己主張ができるようになったのかと感心する反面、娘が一切食事をとらないのは不安で、毎回根負けして最終的にパンを渡してしまうことに罪悪感を抱きながらも、どうすることもできず途方に暮れていました。

サンドイッチならどうだ!

毎食パンのみの食事が続いた時期、さすがに栄養バランスが悪すぎると不安になった私は、友人が勧めてくれたサンドイッチを作ってみることにしました。今までサンドイッチをあげたことがなく、パンを原形でしか食べたことがなかった娘はサンドイッチを受け入れてくれるだろうか?と不安もありましたが、藁にもすがる思いで野菜入りのたまごサンドとハムサンドを作ってみることに。

ベビーチェアに座り食事の準備万端の娘の前にサンドイッチを置くと、不思議そうにしばらく眺め、そっと手を伸ばします。これはいけるかも!と期待を膨らませて見ていると、こちらの気持ちを知ってか知らずか、サンドイッチのパンをぺローンとめくって中身を確認。野菜の存在に気付くと「これいやなの」と言って私に訴えてきたのです。

もともと新しいものや新しいことに対して警戒心が強く、一筋縄ではいかない娘でしたが、案の定サンドイッチに対しても警戒心剥き出しで口に入れようともしてくれません。しばらくサンドイッチとにらめっこした後、これ以外の食事は出てこないと諦めたらしく、サンドイッチを丁寧に分解し始めました。すると、野菜・たまご・ハムを皿の外に出し、残った食パン部分をまじまじと眺めてから、マヨネーズがついた部分を指さして「きれいきれいして」と言って私にマヨネーズを拭きとるように要求してきたのです。せっかく作ったサンドイッチは娘の手によって無残にもバラバラにされ、食パン部分だけがペロリと食べられてしまう結果となってしまいました。

せめて野菜ジャムを食べておくれ

サンドイッチに紛れさせても野菜を食べてくれないなら、いっそ原形をなくしてしまおうと思いついたのが野菜ジャム。ちょうどこの頃の娘がブルーベリージャムをヨーグルトに入れて食べるのがマイブームになっていたこともあり、ジャムに野菜を入れてしまえば食べてくれるはずと考えたのです。

甘いものを食べさせることに少し抵抗もありましたが、背に腹は代えられない!という思いで野菜ジャムを作ることに。最初からしっかり野菜の味がするジャムを作ったら、また娘が野菜の存在に気付いてしまうかもしれないと思い、まずは甘みの強いニンジンを使ったニンジンジャムにすることにしました。ニンジンを柔らかく煮てから、原形をなくすためにミキサーにかけ、砂糖で甘みをつけると、ニンジンとは分からないくらいジャムらしくなったので、早速食パンに塗って娘の前へ。ドキドキしながら見ていると、ペロッとひと舐め!「これはいける!」と思ったのもつかの間、次の瞬間には舌をべーッと出して、舌を拭くように要求。仕方がなく舌の上のジャムをこそぎ取ってあげると、安心したのか「なんかへんなのあったの」と言ってわずかに残っていたニンジンの粒を指さしてきたのです。子どもの舌ってこんなに敏感なの?と驚かされました。

ニンジンの他にもトマトジャムを試しましたが、同じ結果に終わり、野菜ジャムでも通用しない娘の偏食に困惑してしまいました。

野菜絶対拒否の娘に自家製野菜パンで対抗

ちょうどその頃、実家に戻る予定があり、私と娘の攻防戦も冷戦状態を迎えることとなりました。実家には製パンも学んだパティシエの妹がいるので、パンしか食べない娘の偏食ぶりを相談すると、野菜ペーストを練り込んだパンを作ってくれました。パン生地に直接練り込んでいるためニンジンはオレンジ色、ほうれん草は緑色など多少の色はつくものの、味も舌触りも普段のパンと変わらないフワフワの美味しそうな焼き立てパンができあがると、娘も美味しそうな香りに誘われて近くにやってきました。

そして、あんなに嫌がっていた野菜がたっぷり入っているとは気付いていないらしく、「このパンかわいいね」と色とりどりのパンに自ら手を伸ばし、パクッと大きな口で食べたのです。その瞬間「勝った!」と心の中でガッツポーズしたのを今でも忘れません。野菜パンを美味しそうにニコニコしながら頬張る娘の姿に一安心した私は、妹からレシピを伝授してもらい野菜パンを自宅でも定期的に作るようになりました。

最終的には野菜パンで一件落着

少し手間はかかりますが、試行錯誤の末に見つけた解決策が功を奏し、今では娘の食べられる野菜の種類も少しずつ増えてきています。子どもの食べるものは親にとって気がかりになることが多いですが、工夫しながら根気強く向き合っていくと落としどころが見つかるのだなと感じている今日この頃です。

野菜嫌いのお子さんの対応に困っている方、ぜひ一度野菜パンも試してみてくださいね。

担当ライター