体重管理に厳しい産婦人科での健診までの私流の過ごし方

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妊娠中の体重管理って思った以上に難しい!そんなママさんも少なくないはず。私の通う広島のとある産婦人科は体重管理にとてもキビシイのです。現在妊娠7ヶ月で体重にひやひやしながら過ごす私の妊婦健診までの過ごし方などご紹介します。

体重オーバー!医師のお叱りを受ける

妊娠経験のある方、妊娠中の方ならご存知かもしれませんが、妊婦には妊娠週に応じた適正な体重があるようです。私の通う産婦人科は体重管理にそれは厳しいことで有名で、妊娠週の適正体重から外れているとお叱りを受けることも。

もちろん、厳しい体重管理は目的あってのことです。妊娠中に体重が増えすぎてしまうと、出産時に産道が狭くなる可能性や、妊娠中の妊娠高血圧症候群のリスクを高めてしまうことがあるからなんだとか。体重管理も妊婦や赤ちゃんを守るために大事なことなのですね。

頭ではわかっているのに体がわかってくれない

体重管理は大事!と意気込み、私も節制を心がけてはいるのですが、体重は無情にも増えるばかり。毎朝乗る体重計は数字を更新していきます。

適正以上に体重が増えていると、健診時に医師からお叱りの言葉をいただいてしまうため、せっかくの赤ちゃんの様子をエコーで確認できる楽しい時間がブルーなものになってしまいます。

お叱りを避けようと励んでいたのですが、妊娠5ヶ月を迎えたある日とうとう厳しい言葉を頂戴してしまいました。

「出産が困難になったり、妊娠高血圧症候群で苦しんだりするのはお母さんだけじゃないんですよ!赤ちゃんも苦しい」との言葉に「たしかに」と納得しつつ落ち込みました。

体重維持のための次回健診までの食生活

健診のお叱りに落ち込みはしましたが、落ち込んでいても体重は増えるのですから「とにかく行動あるのみ」と思い直し、適正体重を維持するためにとりあえずはプチダイエットを心がけました。主に取り組んだのは食生活の見直しです。

私は妊娠前と比べて食べる量が増えたようには思わなかったのですが、それでも太るなら仕方なし、と食事のなかに占める糖質を減らしてタンパク質と野菜たちを増やすようにしてみました。

食前にまず豆腐を食べる

まずは軽く胃袋を満たす目的で食前に豆腐を食べていました。小分けになっている小さなものです。どうしても小腹がすいた!というときにも豆腐を食べるようにしました。

野菜でかさ増し

定番のやり方かもしれませんが、野菜をとにかく増やしました。私の場合には貧血も指摘されていたので、小松菜やほうれん草といった青菜を中心に、玉ねぎ・キャベツなどを混ぜてかさ増しを心がけています。

おやつは食後すぐに

血糖値の急な上昇を避けることを期待して、おやつを食べるなら食後!と決めていました。
空腹時におやつを食べるより、食後なら少量でも満足度が高い気がしています。

 

ここで私が取り組んだのは自己流の体重維持方法です。もし同じように体重の増加に悩んでいるママさんがいたら、ぜひ、産婦人科にいる栄養士さんのアドバイスを仰いだうえで取り組むことをおすすめします

それでも体重がオーバーしていたら

食生活を頑張っても体重が増えていたら、次は健診時に着ていく服を工夫するしかない!私は健診が近づくと自分の持っている服のなかで軽いものを集め、そのなかのどのコーデが一番軽いか一人検討会を開いていました。

着てみては体重計に乗る…名づけて「ヘルスメーターファッションショー」です。

私の妊娠期間は主に冬のため、軽さに加えて暖かさも重要です。軽さが求められるため、重ね着をしなくても暖かく、診察時のために着脱のしやすいものを厳選していました。

個人的にはフリース素材の服は軽くて暖かいのでおすすめです。

心は沖縄!「なんくるないさー」の精神で!

食生活や散歩など気をつけていても、増えるときには増えるのが体重です。体重が増えると次回の健診をストレスに感じることもありましたが、あるとき思ったのです。ストレスも妊婦には悪いと。開き直りかもしれませんが、「努力をしていないわけではないのだし、増えるものは仕方ない」そう割り切ることにしました。

私は妊娠中にずっと貧血も指摘されていて、こちらも気をつけているのですが、貧血の値を示すヘモグロビンの値はいつも下がり気味。

体重は増えるしヘモグロビン値は下がるしで、ときには嫌になることも。そんなときには、ある言葉が頭をよぎります。

「なんくるないさー」

私と夫は昔、沖縄県に住んでいたことがあり、ときどき沖縄の言葉が話題に上るのですが、「なんくるないさー」という言葉もお気に入りの言葉のひとつです。「なんとかなる」といったニュアンスで使われることも多いのですが、実は「正しいことをしていれば、いつか良い日がくる」といった意味なのだそうです。

体重で怒られても、それがすべてではないのだし、今はとにかく自分の体を信じて過ごすしかないと思っています。

体重にとらわれ過ぎず妊娠期間を楽しもう

私の体重管理エピソードをご紹介しましたが、妊娠期間は人生のなかでは長いようで短い時間ですよね。体重管理表を眺めながらため息をつく日もありますが、せっかくの妊娠期間を楽しまないのは損だと思って、乗り切っていこうと思います。

担当ライター

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