片道4時間!義実家へ子育て中の帰省、我が家の場合

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車で約4時間かかる義実家へ、結婚してから毎年お盆と正月に、子どもが産まれてからはGWも加えた年3回の長期休暇のときに家族揃って帰省が基本です。3歳と5歳男子を子育て中の我が家が帰省のときに必須の持ち物や義実家での過ごし方について紹介します。

できるだけ皆で集まりたい!日程を決める

私の実家は同じ広島県内で自宅から30分程度、夫の実家は徳島なので車で約4時間かかる場所にあります。お盆やお正月、GWは日程を調節しながらどちらの実家にも行くことが多いですが、まず決めるのは夫の実家へ行く日程です。だいたいは2泊ですが、多いときは3泊することもあります。シーズンは決まっていても、仕事や行事の都合で細かな日程を決めるのは、割とぎりぎりになることが多いです。どちらに帰省するときも兄姉家族と帰省の日が重なるようにあらかじめLINEでやり取りしたりして調節しています。我が家には男の子が2人居ますが、まだ幼稚園児なので大型連休中に行事が入ることもなく、夫の仕事日程が分かりさえすれば都合は付けやすい方です。

これだけは欠かせない!意外な持ち物チェック!

着替えや洗面用具といった必須なものはもちろんですが、我が家で子どもと帰省するときに必須なものを紹介します。

 

・保険証・母子手帳

子どもは急に体調をくずしたりしやすいもので、実際長男は義実家で発熱しました。そのときはすぐに下がり、病院にかかる程ではなかったですが、急な発熱や大きな怪我をしたときなど、帰省先で病院にかかる可能性はゼロではないので、必ず入れて出かけます。

 

・携帯用トイレ

車で帰省する場合、通常なら尿意をもよおしたらSAに寄れますが、子どもたちはぎりぎりで「おしっこ!」と言い出したりすることもあるでしょう。さらに、帰省のときは通常よりも交通量が増え、渋滞が起きやすいので、車の中に入れておくだけでも安心感が違います。GWに帰省先から帰るときに30kmの大きな渋滞に巻き込まれたことがあり、おしっこを我慢していた長男がトイレに間に合わない!と急に取り乱して号泣してしまいましたが、「携帯用トイレがあるから大丈夫だよ」と声をかけると落ち着き、無事にそこで済ますことができました。

 

・いつも家で使っている寝具

私の実家でも、夫の実家でも、楽しく過ごしてさあ寝ようというときに「お家に帰りたい」と言い出すことがありました。よくよく聞くと布団がいつもと違うのが不安で、いつも使っている布団を使いたいとのこと。いくら車移動とはいえ、布団一式を持って行くのは大変なので、掛け布団のシーツだけや、普段からキャンプで使う寝袋を広げて掛け布団代わりにしておきます。それを持っていくなどをして対応すると、一部分でもいつも使っているものがあって安心するのか、「お家に帰って寝たい」とは言い出さなくなりました。

 

・おもちゃや本

義母は物持ちが良いので、夫が子どものときに使っていたおもちゃや絵本を出してきてくれることもあり、それで遊ぶこともあります。しかし、自分のおもちゃを義両親に見せたいという気持ちがあり、何より行き帰りの車中を静かに乗り切るために、子どもたちがそれぞれ自分で持てる分だけ好きな物を選んで持って行くようにしています。

ぐずったらどうする?車中の過ごし方

我が家の車での座席は、夫が運転、助手席に私、後ろにジュニアシートに乗る2人の子どもという配置が基本です。出発してすぐは子どもたちもテンションが高く、持ってきたおもちゃで遊ぶなどしてご機嫌ですが、すぐにおもちゃを取られた、下に落としたなどで泣き声が聞こえてきます。これは回数が多すぎて、いちいち停まっていたらキリがないので、「車停まったら取るよ~」「〇分使ったら貸してあげようか」と言った声かけで対応するしかありません。あまりに落ち着かないときは、SAで休憩を挟むこともありますし、そのときに私がふたりの間に座ることもあります。助手席で私が気にしているのは、高速道路状況のサイトで事故や渋滞がないかをチェックすることです。大きな渋滞があるなら、手前のSAなどで休憩してトイレをすましておいたり、早めでも食事をすませたりすることができます。お昼ご飯は、途中の大きめのSAでうどんやラーメンを食べることが多いですが、お昼時間に2人が寝てくれていたら、パンなどを買って駐車場でさっと食べて、車が進んでいる途中に子どもたちが起きたタイミングで食べてもらうことが可能です。

事前打ち合わせが安心!食べられないものはあらかじめ伝えておく

義実家での食事は、前もって義母から連絡がある場合や、何かの用事で電話をしたときに聞かれることが多いです。長男は以前卵アレルギーがありましたし、3歳過ぎるまで生魚を食べさせないなど子育ての方針もあるので、「これはまだ食べられません」や「今はこんな感じの物を食べています」などとやり取りをしておけば、義母も献立を考えやすくなります。離乳食のときは、素材だけ用意してもらい、実家に帰ったときに私が息子用にだけ調理していました。

義実家での過ごし方

近所の公園に朝夕で行ってみたり、車で20分くらいの大きな公園に行ってみたり、藍染めが有名な徳島なので藍染め体験をしてみたり、近場でウロウロとすることが多いです。わが子は2歳差の男の子2人、さらに甥っ子が加わるとかなりパワフルなので、べったり一緒にいると義両親もちょっとお疲れかな?という様子が見えることも。義父と一緒にお散歩したり、義母の買い物について行ったりと負担になりすぎないように一緒の時間を楽しんでいます。

時間にゆとりを持って、トラブルも思い出話として楽しもう!

車での帰省は、時間がかかるものの融通が利きやすいのが利点です。子育て中の帰省は大変なことも多いですが、ルートが同じなので、前回の反省を生かしやすい場合もあります。とはいえ、思わぬトラブルが発生することもありますが、過ぎてしまえばそれも子育ての思い出のひとつになるはずです。子どもたちが大きくなったときにも「おじいちゃん、おばあちゃんと過ごした時間」が心の中に残ったら良いなと思っています。

 

担当ライター

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