子育て相談、仲間づくりもおまかせ!広島の0歳児ママパパは「オンラインおしゃべり広場」に集まれ♡

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赤ちゃんの子育てで大変なのは、夜泣き?授乳?離乳食?ママたちに聞くと意外と多いのが孤独感なんです。そんなママたちに必要なのが「人とのつながり」。広島県ではオンラインで子育て相談や、子育て中のママパパ同士の交流もできる無料サービス「オンラインおしゃべり広場」を開催しています。
でも、オンラインイベントって本当に楽しいのか、内容も気になりますよね。そこで今回は、pikabu編集部がオンラインイベントを開催している広島県内の3つの市町を訪問!その様子を取材しました♪

スマホでOK!「オンラインおしゃべり広場」は広島ママパパの憩いの場&駆け込み寺

広島県主催だから安心♡専門家の育児相談、子育て中のママパパ同士の交流も

「オンラインおしゃべり広場」とは、広島県内の各市区町による子育て中のママパパのためのオンラインサービス。スマホやタブレット、パソコンがあれば自宅から参加でき、同じ子育て中のママパパ同士でおしゃべりしたり、育児の専門家に相談したりできます。広島に住むママパパなら、誰でも無料で使えますよ♪

特に…

「県外出身で知り合いが少ないうえにコロナ禍でママ友ができない…」
「離乳食を食べてくれない…誰かに相談したい!でも誰に?」
「子育て広場がコロナの影響でたびたび閉鎖に…開いていても予約ですぐいっぱい!」

そんな悩みを持つママパパにおすすめです!

イベント内容は地域によってさまざま!地元の子育て仲間ができるかも♡

具体的には、次のようなイベントが開催されています。

・育児の専門家(栄養士、看護師、助産師、保健師など)との1対1の子育て相談
・ママ同士の交流会
・ベビーマッサージなどのオンライン講座
・離乳食、母乳育児講座
・マタニティ教室
・絵本の読み聞かせ

そのほか、「帰省どうする?」「育休復帰の準備は?」といったテーマ別に座談会が行われることも。子供の年齢・月齢別の交流会などもあり、貴重な情報交換の場としても好評です。

「オンラインおしゃべり広場」は、すべての広島ママの心のよりどころ。いわば、“令和版・駆け込み寺”なんです!

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では実際、「オンラインおしゃべり広場」でどんなイベントが行われているのでしょうか?今回はpikabu編集部が、特に0歳のママパパ向けイベントに力を入れている3つの市町にお邪魔しました!

【広島市西区横川】「子育てひろば ころろ」で子育て仲間ができやすい理由は?

赤ちゃん限定「ぜろさいたいむ」なら0歳親子も安心♡「子育てひろば ころろ」

まず編集部が伺ったのは、JR横川駅から徒歩数分のところにある「子育てひろば ころろ」。0~3歳の親子を対象としたオープンスペースです。
ころろでは、午前と午後それぞれに定員(各8組)をもうけています。これは、子供たちが密を避けてのびのび遊べるように、という配慮から。
さらに、毎週火曜・金曜の午後は、0歳児の親子に限定した「ぜろさいたいむ」を設定。月齢が近いと話が弾みやすく、赤ちゃんも安心して遊ばせられると好評なのだそうです。

ハイブリッド型イベントが好評!0歳児親子同士の交流がうまくいく秘訣は?

ころろでは、「オンラインおしゃべり広場」の取り組みとして、リアル開催のイベントをネットで同時配信する「ハイブリッド型イベント」が行われています。

画像は、ハイブリッド型イベント「わらべうたであそぼ」の様子。画面越しに参加する親子にも楽しんでもらえるよう、こまめに声をかけたり、複数台のスマホやタブレットを連携したりして工夫しているそうです。

ほかにも、0歳児ママ向けのオンラインプログラム「オンライン赤ちゃんといっしょ♡」(全4回)も人気!子育てに関するテーマや悩みについて意見を交わす中で、自然と仲良くなるママも多いのだとか。

左から「ころろ」スタッフの日浦綾子さん、山内美緒さん、細田叶子さん

ころろ運営スタッフの一人、山内美緒さんは、回を重ねるごとに打ち解けていくママたちの姿にオンラインイベントの可能性を感じるそうです。

山内さん「コロナ禍でも人とつながりを持ちながら子育てを楽しみたい、そんなママの思いをオンラインでもサポートしたいです」

今後も継続してオンラインイベント、ハイブリッド型イベントを企画していきたい、と話してくださいました。

【子育てひろば ころろ】

所在地

広島市西区横川町2-3-1 川崎ビル2F

電話番号

082-231-8015

公式サイト

https://www.kodomo-net.jp/hirobakororo

【安芸郡坂町】「パオちゃんルーム」ものづくりの楽しさでママパパがイキイキ!

「なんだか実家みたい♡」居心地の良さと手作りおもちゃが人気!

次にpikabu編集部が伺ったのは、JR小屋浦駅近くにある子育て支援センター「パオちゃんルーム」。町所有の子育て世帯向け集合住宅の一室にあり、アットホームな雰囲気が人気です♡

「パオちゃんルーム」に常駐するスタッフの曽我なおみさん(左)と、築地さおりさん(右)。お2人とも保育士さんです。

曽我さん「ママたちからよく『実家に帰ってきたみたい』って言われます(笑)。子供たちが思い切り遊べて、ママパパはゆったりくつろげる…そんな居場所でありたいですね」

室内には、スタッフ手作りのおもちゃがいっぱい!居心地の良さに惹かれ、小屋浦エリアのほか、矢野や呉市からもママたちが訪れるそうです。

親子でリフレッシュ!パオちゃんルームのオンラインおしゃべり広場「3色くれよん」

「パオちゃんルーム」では、藍染め体験や工作教室など、親子で楽しめるさまざまなワークショップが充実♪オンラインおしゃべり広場「3色くれよん」では、オンラインのワークショップもさかんに開催されています。

オンライン造形教室の様子

曽我さん「オンラインイベントなら、0歳の赤ちゃんがいても、ご自宅から気軽に参加していただけます。周囲に気を使わず自分のペースで楽しめるのがいいですよね」

今後はパパも参加したくなるようなオンラインイベントも計画中なのだとか。パパは要チェックです♪

【子育て支援センター パオちゃんルーム】

所在地

安芸郡坂町小屋浦1-7-1-101

電話番号

080-8241-1175

公式サイト

http://www.mimyo.org/koyaura/news.php?id=681

【安芸郡府中町】「ネウボラふちゅう」育児の専門家がオンラインでアドバイス&サポート

保健師さん常駐!Zoomや電話でママパパ・プレママプレパパをサポート

最後に伺ったのは、安芸郡府中町子育て支援課の「ネウボラふちゅう」
母子健康手帳の交付窓口にもなっているので、府中町のママパパや、プレママプレパパさんにとってはおなじみの場所です。

ネウボラふちゅうには、保健師や管理栄養士などの専門職スタッフが常駐。町内に住むすべてのプレママプレパパと子育て世帯を対象に、妊娠中からきめ細やかな育児サポートを継続して行っています。
コロナ禍を受けて、個別相談は電話やオンラインで実施。ママやパパの相談に注意深く耳を傾け、アドバイスしたり他機関のサポートにつないだりしています。

専門職だから安心♡プレママプレパパさん、0歳児向けのオンライン講座が好評!

「ネウボラふちゅう」では、保健師や管理栄養士などの専門職スタッフが、マタニティ教室や離乳食教室などの各種オンライン教室を、自ら企画・配信しています。

離乳食教室では、食材が見えやすいように黒い器を使うなど、オンラインならではの工夫も♪
知識やノウハウを伝えるだけでなく、その場で質問も受け付け、コミュニケーションを図りながら行われます。

スタッフの一人で保健師の岡本千鶴さん(画像右端)は、
「オンラインだと、ママたちの表情が良く見えるので、悩みや不安に気づきやすいというメリットもあるんです。特に0歳児のママは外出しにくいですよね。オンラインでそんなママに少しでも寄り添って、必要な情報やサポートを届けていきたいです」
と話してくださいました。

【ネウボラふちゅう】

所在地

安芸郡府中町浜田本町5-25「福寿館」1階

電話番号

082-286-3258

公式サイト

https://www.town.fuchu.hiroshima.jp/site/kosodate/22221.html

「オンラインおしゃべり広場」に気軽に参加してみよう!

今回の取材、どの市町のスタッフさんからも「オンラインで子育て情報を届けたい、広島のママパパたちが周囲とつながるためのサポートをしたい」という、強い思いが伝わってきました。
スマホひとつでさまざまなイベントや、専門スタッフの子育て相談に参加できる「オンラインおしゃべり広場」。プレママプレパパの方やまだ利用したことがない方も、ぜひ一度チェックしてくださいね。

オンライン「おしゃべり広場」について、詳しくはこちら!

広島県内の各市町の「おしゃべり広場」の情報はこちら!

担当ライター

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