“秋掃除”で年末はゆったり過ごす♪大掃除を手放す時短計画表も

秋の訪れとともに、気づけば今年も残りわずか。昨年の12月は、「大掃除どころではなかった…」という経験がある方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが「秋の大掃除」。涼しくて動きやすい季節だからこそ、効率よく家をきれいにできるんです。そこで今回は、秋掃除がおすすめの理由や掃除のコツ、モデルスケジュールをご紹介。ぜひ、この秋に挑戦してみてください。
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年末のバタバタから解放!秋に掃除する“4つの理由”

まずは、なぜ秋が掃除に向く季節なのか見ていきましょう。
気候が快適で動きやすい
秋は、暑さが和らぎ、水も冷たすぎないことが魅力。汗だくで疲れやすい夏や、手がかじかむ冬に比べ、掃除のモチベーションも保ちやすくなります。晴れの日も多く、窓を開けて空気を入れ替えながら作業できるので、気持ちよく取り組めるでしょう。
油汚れが落ちやすい
冬は、油分が固まって、汚れが落ちにくくなることをご存知ですか?そのため、キッチンまわりについた油汚れや、家中に蓄積した家族の皮脂汚れは、寒くなる前に掃除するのがベストなんです。
衣替えも一緒にできる
夏服から冬服へ移行する秋は、絶好のチャンス。衣類の入れ替えと同時に、クローゼットを掃除すれば一石二鳥です。防虫剤の期限が切れていないか、チェックするのにもちょうどいいですね。
年末をゆっくり快適に過ごせる
12月は子どもの冬休みが重なる上に、クリスマスや帰省などイベントが目白押し。大掃除を前倒ししておけば、慌ただしい年末でも心にゆとりが生まれます。掃除に追われず、家族でまったり過ごす年末を想像するだけで、気持ちが軽くなるものです。
今こそチャンス♪秋だからこそ効率的な掃除ポイント5選
実際に秋掃除を行うのにおすすめの掃除ポイントを、掃除のコツとともにご紹介します。
冬が来る前に!エアコン掃除で赤ちゃんも安心

出典:photoAC
夏の冷房で酷使したエアコンには、ホコリやカビが潜んでいる可能性があります。放置していると汚れが悪化するため、暖房を使う前にフィルターや内部を掃除しておきましょう。赤ちゃんがいる家庭も、早めに対策することで安心して冬を迎えられますよ。
フィルターは掃除機でホコリを吸い取り、汚れがひどい場合は、水洗いしてしっかり乾燥させるのがポイント。吐き出し口や本体は、蓄積したホコリなどを拭き取ります。内部のカビや汚れが気になる場合は、プロのクリーニングを利用するのもおすすめです。
意外な盲点!?クローゼットはまるごと換気ですっきり

クローゼットは一見汚れていないように見えますが、湿気がこもりやすい場所。また、衣類に付着した皮脂やホコリが餌になり、カビの発生条件が揃います。環境が悪化したクローゼットは、嫌なニオイの原因にも…。そんな状況を防ぐためにも、まずはクローゼットや押入れの中身をすべて出し、掃除機でホコリを取り除きましょう。カビを発見した場合は、除菌スプレーを吹きかけて拭くと今後の予防にもなります。掃除が終わったら、扉を開けて換気し、しっかりと乾燥させましょう。カラッと晴れた日を選んで行うと、布団や毛布などの大物を一緒に干すこともでき、一石二鳥です。
油汚れは秋が勝負!ピカピカキッチンで年末を迎えよう

ライター提供2509
キッチンの大掃除の中でも、特に手強いのが、レンジフードやコンロにこびりついた汚れ。どちらも、油が混ざった酸性の汚れになるため、アルカリ性の「重曹」や「セスキ炭酸ソーダ」を使って掃除しましょう。セスキ炭酸ソーダは洗浄力が強いため、水に溶かしてボトルに入れて使うのが基本。また、家電や床、壁に付着した手垢も酸性タイプの汚れのため、キッチン家電やリビングをまとめて掃除することで時短にもなります。
水垢・カビも固まる前に撃退しておこう◎

お風呂や洗面所、キッチンのシンクなど、水まわりに発生する汚れは、種類によって効果的な洗剤が異なります。カビには「塩素系漂白剤」、水垢には「酸性洗剤」、湯垢には「アルカリ性洗剤」を使うのがポイントです。ただし、洗剤の取り扱いには要注意。塩素系漂白剤と酸性洗剤を混ぜると、有毒なガスが発生します。お酢やクエン酸、アルコールなども実はNG。また、クエン酸などの酸性洗剤は、金属に使用するとサビの原因につながるため、しっかりと拭き取ることが大切です。
秋晴れの日に窓やサッシを掃除してリフレッシュ!

窓の外側やサッシの汚れは、主に砂ぼこりや花粉によるもの。洗剤を使わなくても、水だけで落とせる汚れなんです。まずは、ブラシなどを使って、サッシの溝に溜まった細かい汚れをかき出します。次に、サッシ全体を洗い流せば掃除完了。窓の外側は、水拭きで汚れを拭き取ったら、乾いた布で拭き上げます。どちらも、こびりついた頑固な汚れは、ヘラなどを利用して削り落とすと効果的です。
秋掃除は無理しないのがコツ♪スケジュール例をご紹介

秋掃除は、普段の掃除のついでに、少しずつ進めるのが成功の秘訣。週末ごとに1ヶ所ずつ進める秋掃除のモデルスケジュールをご紹介します。掃除疲れしないよう、目安として参考にしてみてください。
<10月>
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1週目 |
■クローゼット 衣変えと一緒に空間ごときれいに! |
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2週目 |
■窓・サッシ 過ごしやすい気候のうちに、外まわりの掃除を終わらせましょう。 |
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3週目 |
■キッチンのコンロやレンジフード 油汚れが固まる前に、対処するのがおすすめ。 |
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4週目 |
■エアコン そろそろ冷え込む時期。暖房に備えましょう。 |
<11月>
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1週目 |
■水まわり 寒すぎないタイミングで、カビや水垢を撃退♪ |
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2週目 |
■床や壁 手垢などの皮脂汚れは、アルカリ性洗剤でさっぱり。 |
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3週目 |
■冷蔵庫などのキッチン家電 拭き掃除とあわせて、食材の整理もすると◎ |
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4週目 |
■予備日 普段の掃除や、気になるポイントを掃除しましょう。 |
“秋掃除”で年末の大掃除から卒業しよう!
慌ただしい年末こそ、「秋掃除」はおすすめ。気候のよさを味方にすれば、億劫な掃除もはかどります。エアコンやキッチン、水まわりなど、つい後回しにしがちな場所も、1ヶ所ずつ取り組めば着実にきれいに。ぜひ、今年は秋掃除に挑戦して、ゆったりと新年を迎えましょう。
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