新たな魅力を発見!子連れで楽しめる「宮島水族館 みやじマリン」!

この記事をシェアする

広島に住んでいる人なら、きっと一度は訪れたことがある廿日市市の宮島♡中でも、世界遺産に認定されている「嚴島神社」は、宮島を代表する観光スポットです。嚴島神社に参拝したら商店街でご当地グルメを堪能する。それが宮島観光の王道コースとも言えるでしょう。でも少し足を延ばせば、夏でも快適に過ごせて子どもたちも喜ぶ「みやじマリン 宮島水族館」があります。「暑いから…」と、宮島水族館を諦めるなんてもったいない!今回は瀬戸内の海を知ることができる「宮島水族館 みやじマリン」について深堀していきましょう!

嚴島神社だけじゃない!宮島のもう一つの観光名所、「みやじマリン」

宮島の玄関口であるフェリー乗り場から、徒歩約25分で到着する「宮島水族館 みやじマリン」。瀬戸内海をモチーフに作られています。
「子ども連れで25分の道のりを歩くのが大変…」という人は、フェリー乗り場前から出ているバスを利用しましょう。バスだと水族館前で降りることができ、所要時間は約10分。ベビーカーに乗りたがらない子や長距離を歩くにはまだ体力が足りないという子がいるときに便利ですね。
観光や食べ歩きをしながらゆっくりと宮島を満喫したい場合は、徒歩がおすすめ。フェリー乗り場から表参道商店街を通り、嚴島神社までの道のりを進むと、商店街の露店では「揚げもみじ」や「さつま揚げ」、季節によっては「焼き牡蠣」などの誘惑がたくさん!串や手で持って食べられるものが多く、子どもでも食べ歩きしやすいのが魅力です♡
嚴島神社を通り抜けると、その辺りで観光客が引き返すためか少しずつ人通りが減っていきます。嚴島神社の出口から水族館まで5分程度!海を眺めながらのんびり「みやじマリン」を目指しましょう。

みやじマリンの見どころ

出典元:宮島水族館公式HP

「みやじマリン」の見どころは、なんといっても他の水族館では見られない“瀬戸内海の生きものに特化した展示”でしょう。
入場して最初に目に入るのは、宮島の干潟を再現した展示コーナー。瀬戸内海特有の大きな干満差が作り出す独特の干潟は、多くの生物が生息する“オアシス”のような貴重な存在だそうです。私自身、嚴島神社のことは知っていても海のことまでは知らなかったので、新鮮な気持ちで観察することができました。また、目線が低い子どもでも観察しやすいようにガラス張りになっているのもよかったです。

出典元:宮島水族館公式HP

そこから2階へと続くエスカレーターに乗ると、次に目に飛び込んでくるのは、広島を代表する海の風景、カキいかだ!他県の水族館ではあまりお目にかかれないこの展示は、いつ訪れても人だかりができている人気のコーナーです。地元漁師さんでも、水中にあるカキいかだの様子までは目にすることができないので、貴重な展示コーナーと言えるでしょう。
カキいかだ水槽を過ぎて1階へ降りると………

出典元:宮島水族館公式HP

瀬戸内海の食物連鎖の頂点に立つスナメリが登場します。背びれがないのが特徴で、かつては宮島周辺でよく見られていたのだそう。4歳になる姪っ子と2歳になる双子を連れて行きましたが、ガラスに張り付いてしばらく動かないほどスナメリに興味津々でした。
スナメリの観察を終えて順路を進んでいくと、そこでは立って泳ぐと言われる“タチウオ”をはじめとする、海の生きものたちの生態を観察することができます。

出典元:宮島水族館公式HP

魚の展示コーナーを過ぎると、ふれあいコーナーが目に入ります。「ふれあいコーナー」とは、磯の生きものとふれ合うことができたり、はだしになって水に入ったりできるコーナーのこと。子どもたちにとっては、普段あまりさわることのないヒトデやナマコなどにふれるいい機会になりそうです♪

出典元:宮島水族館公式HP

大型生物のコーナーでは、大きなトドプールやペンギンプール、カワウソプールなどがあります。特に印象的だったのがトドプールです♡プールの中にフロアが入り込んでいる、トンネルのような場所があるおかげで、大きなトドを上からも横からも、さまざまな角度から観察できます。子どもたちも大興奮で歓声?をあげてトドに見入っていました。

ちょうど私たちがトドを見ているとき、ゴマフアザラシにさわれるイベントが開催♡子どもたちは怖がる様子もなく、ノリノリでイベントに参加しました。姪っ子に感想を聞くと「全然怖くなかった!目がクリクリで可愛かった!またさわりたい」とのこと。姪っ子にとって印象的なイベントになったようです。

出典元:宮島水族館公式HP

ライブプールではアシカライブを観覧することができ、大人も子どももいっしょになって楽しめます。さらにライブプールの先には、“おべんとう広場”というベンチやテーブルが置かれた野外広場も!そこでランチタイムやおやつタイムを過ごすのも楽しそうですね♡

子連れにおすすめのみやじマリン

私がみやじマリンをママやパパにおすすめしたい理由は、施設内の設備が子連れに優しいところです。
例えば、おむつ替えができるスペースもそのひとつ♡多目的トイレが順路のはじめに設置してあるため、「とりあえず施設の中に入っておむつを変えよう!」と思っている人にピッタリです。ふれあい広場の横でもあるので、一通り順路を回ってからおむつ交換をすることもできますよ。
また、ベビーカーで入場しても大丈夫なように、広めのエレベーターも完備されています。中は3台分のベビーカーが入るぐらいの広さはあったので、団体での来館も安心です。
他にもふれあい広場の横にベンチが設置してあり、子どもを遊ばせている間、親はベンチで休憩しながら子どもを見ていられたり、汚れた手を洗う“手洗い場”が子どもの使いやすい低い位置に複数設置されていて、小さな子どもでも自分で手を洗えたりなど。細かい部分かもしれませんが、子育てママの“痒い所に手が届く”。そんなスポットと言えます♡

一般的に“子ども連れだと不便を感じてしまう“というポイントも、みやじマリンでは快適に過ごすことができました。また、私が行ったときは広島東洋カープの応援水槽があり、カープファンとしては目が釘付けに…!水槽にカープグッズが配置してあり、魚たちが楽しそうに泳いでいるではありませんか♡カープ応援水槽を見られるところも、広島に根付いたみやじマリンだからこそと言えそうです。

水族館周辺のおすすめ施設&スポット

水族館を楽しんだ後は、周辺の施設にも足を延ばして宮島を満喫しましょう。

紅葉谷公園

紅葉谷公園は、嚴島神社から弥山に上るロープウェイ乗り場までの間にある公園です。夏は森林浴、秋は紅葉狩りを楽しむことができる公園で、公園内には「もみぢ茶屋」という軽食屋もあります。のんびりお茶を楽しんだり、森林浴を満喫したりと時間を忘れて自然を感じてみてはいかがでしょうか?

<基本情報>

紅葉谷公園:年中無休

もみぢ茶屋

営業時間:10:00~16:00

定休日:不定休

住所:廿日市市宮島町紅葉谷公園内

お食事処大たに

「お食事処大たに」は、宮島名物のカキフライやあなご飯などを商店街で食べ損ねたという人におすすめ。
観光ルートから少し外れているため、観光客があまり多くなく、ゆっくりと食事を楽しめるお店です。店内は落ち着いた空間になっているので、歩き疲れたときの小休憩にピッタリ♪テーブル席と座敷があるので、小さな子ども連れでも安心して利用できそうです。

<基本情報>

営業時間:10:00~17:00

休日:不定休

住所:広島県廿日市市宮島町12

Cafe Lente

小さな子ども連れでも利用できる、開放的なオープンテラスが特徴の「Cafe Lente(カフェ レンテ)」。嚴島神社出口方面にあるおしゃれなカフェで、宮島観光中に休むにはピッタリの場所です。開放的なオープンテラスからは道行く観光客や海を眺めることができ、ゆったりとした時間を過ごせます。広々とした店内ですが、子ども連れなら騒いでも気にならないテラス席がおすすめ♡天気がいい日は日光浴をしながら、おいしいランチやカフェが楽しめます。

<基本情報>

営業時間:11:00~18:00

定休日:不定休

住所:広島県廿日市市宮島町北大西町1167-3

せっかく宮島に渡るなら隅々まで遊び尽くそう

宮島へはフェリーを利用しないと渡れないので、しっかりと宮島を遊び尽くした方が得した気分になりますよね!歴史探索・遊び・食など、さまざな楽しみ方ができる宮島観光♡子連れの場合は、子どもの体調や機嫌に左右されることもありますが、ぜひ嚴島神社だけでなく水族館やその周辺施設などにも足を延ばしてみてください♪

「宮島水族館 みやじマリン」の基本情報

営業時間/9:00~17:00(最終入館時間/16:00)

休館日/施設整備・点検のため臨時休館日あり

電話/0829-44-2010

<入館料>

区分

個人

団体(20名以上)

学校利用

一般(高校生含む)

1,420円

1,140円

570円

中学生

710円

570円

490円

小学生

710円

570円

350円

幼児

400円

320円

280円

※幼児は4歳以上就学前まで。4歳未満は無料

☆入場時にチケットを買う手間を省きたい場合の時短テク☆

宮島水族館入館引換券をコンビニで購入できることを知っていますか?全国のコンビニで購入可能なのでぜひ事前に購入し、当日はチケットを買う列に並ばずスムーズに入場しましょう!

関連記事はこちら▼

担当ライター

この記事をシェアする