妊娠36週6日で破水!破水に対する知識の無さで焦ったエピソード

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妊娠36週で破水するとは思っていなかった私。突然の破水に頭が真っ白になりあたふたしました。不安だったため急遽入院し、産婦人科で出産までの長い2日間を過ごしたときのエピソードを紹介します。

妊娠36週5日 久々の内診!その日から続く少量の出血…

妊娠36週5日、産婦人科を2週間ぶりに受診しました。それまでは腹部エコーで赤ちゃんの様子をみていましたが、この日から再び経腟エコーに。お腹もかなり大きくなり、夜寝るときも辛くなってきていて、日に日に出産への期待と不安を感じるようになっていました。
久しぶりの経腟エコーの際、医師から「子宮口が3センチほど開いてきているけど、まだまだお産にはかかるね」と言われ、安心して帰宅。まだ出産予定日まで約1ヶ月ありました。「このままお腹の中で元気に育ってね。」とお腹の子どもに声をかけながら家に帰ると、少量の出血。内診の刺激で出たのかな?と思いその日は安静に過ごしました。

36週6日 寝起きに破水?!頭は真っ白に!

妊娠36週6日。朝から体調が優れず家の中で静かに過ごしていました。体が重たかったのでベッド上で過ごしていたのですが、いつの間にか眠っていたようで、目が覚めると夕暮れどきでした。
晩ごはんの準備をしようと思い立ち、起き上がると尿漏れのような感覚が。ただ、お腹が大きくなるにつれて尿漏れも何回か経験していたので、急いでトイレに向かいました。
しかし、尿漏れとは違い自分で制御できない…。「まさか、破水?」と急にどうしたらいいのか分からなくなり、頭の中では、「破水したら早く出産しないと赤ちゃんが危ない。まだ、37週にも入ってないのに。今産まれてきて大丈夫なの?」と不安が渦めいていました。
急いで産婦人科に電話すると「様子をみてください」との回答だったので、一旦電話を切りましたが、1人で不安だった私は、広島の実家の母と主人、立ち合い予定の親友に急いで連絡をとりました。

36週6日の夜から入院生活へ

急いで職場から帰ってきた主人は、私より焦っておろおろしていました。破水は、その間も少しずつですが続いていたので、主人に相談すると「とりあえずもう一回電話してみたら?」と言われ、私自身も不安だったので産婦人科にもう一度連絡することにしました。
「不安なら受診しますか?」と助産師さんから言ってもらえたので、20時過ぎに準備を整え受診しに。産婦人科でみてもらうと「やはり破水しているね。」とのことでした。
このとき「高位破水ですね。」と言われましたが、破水に種類があるなんて知らない私は、高位破水の知識もなくすぐに出産になるのかなと思っていました。
後々、調べると高位破水は、破水の中でも子宮口から離れた高い位置で破水するため、尿漏れと間違いやすく、通常の破水のように一気に羊水が出るものではないそうです。
そのため私の場合は、陣痛を待つという判断になり、そこから2日間陣痛が来るのを待つ入院生活がはじまりました。

陣痛が来ない!?まわりから聞こえる陣痛の痛みに耐える声に焦った1日

妊娠36週6日の20時ごろから始まった私の入院生活。出産予定の産婦人科では、21時には面会時間が終わります。私は陣痛がすぐに始まりそうになかったので家族はみんな帰ってしまい、不安な気持ちのまま1人で夜を過ごすことになったのです。
心細さと不安な気持ちで、その日の夜はほとんど寝ることができませんでした。時折、来てくれる看護師さんが「寝れないよね?」とやさしく声をかけてくれるのがとてもうれしく心の支えになりました。
4人部屋でしたが、カーテンで仕切られているので、交流することもなく1人静かにベッドに寝ていると、いろいろなことを考えてしまいます。夜中、空いたベッド新しい妊婦さんが入って来ましたが、その妊婦さんはすぐに陣痛が始まり、分娩室へ移動してしまいました。
陣痛の痛みを耐える声や叫び声を聞くと余計に、私にはいつ陣痛が来るのかなと焦りを感じなぜか涙がとまりませんでした。そんな辛いとき、母や友人、主人が話し相手になってくれ、暗くなる気持ちを明るくしてくれました。

37週0日。朝の診察でも、まだ陣痛の来る気配はありません。医師から、病院内を動いてくださいね!といわれ、階段を上ったり休憩室へ歩いていったりと陣痛が起きるように必死に動いていました。その間も破水は続いています。羊水ってこんなにいっぱいお腹の中にあるの?!と驚いたのを覚えています。
それでも全く陣痛は起きず、ついに破水から2日目の朝を迎えたのです。
妊娠37週1日、正産期に入っていること、赤ちゃんの体重も2700gあることから陣痛促進剤を使って出産しましょうと提案を受けました。これでやっと出産できる!と喜んだのを覚えています。

陣痛促進剤を使って出産へ!数分前まで笑っていたのに、痛みで声が出ない!!

妊娠37週1日朝10時。少しずつ陣痛促進剤を点滴し始めました。始めは胎児心拍陣痛装置(赤ちゃんの心拍と母体の陣痛状態を記録する装置)で陣痛の間隔をみることができたため、みんなで「陣痛いま来てるよ!!」とわいわい話していました。機械でみていて陣痛が来ていることは分かっていたのですが、それほど痛みを感じなかったので割と穏やかに過ごせていたのです。
しばらくすると、痛みが強くなり、「さっきまでとは何だか違う痛みが…」。と思ったときには、陣痛のピークでした。
しかし、トイレに行ってから分娩室に行きたかった私は、そのトイレの中で動けなくなってしまいました。何とか、トイレから出たころには、先程までの穏やかな気持ちはどこへやら。しゃべることもできず、点滴台を持つのもやっとでした。
そんな中、分娩室へ歩いて向かう途中、思いもよらないことが起きたのです。
急激な陣痛に体が驚き39度の高熱。体が寒くて、歩くだけなのに震えて動くのもままならなくなってしまいました。
周りの声は聞こえるものの、反応は返せず、ふらふらの状態でしたが何とか陣痛室へ。子宮口が全開になるまで、ただただ痛みと体の震えに耐える時間はとても長く感じました。分娩室に行こうといわれたとき、いままでまったく動けずに痛みに耐えていたのに、勢いよく立ち上がった姿をみて友人が大笑い!私自身はその行為を覚えていませんが、早くいきみたくて仕方なかったことは鮮明に覚えています。分娩台に上がり、4回ほどいきむと元気な我が子を出産!破水から陣痛・出産までの2日間はとても長く感じました。

出産は「奇跡なんだ」と感じたお産

「まさか自分が破水するなんて」と驚いた出産でしたが、妊娠、出産はすべて奇跡の連続なんだなと、あらためて感じました。何ごとも、知らないということは怖いことです。私はこの出産で、もっといろいろなことを想定して調べておけばよかったと感じました。てんやわんやしたお産でしたが、元気な我が子を産むことができて、今では主人と「あのとき2人で焦っておろおろしたね」と笑い話となっています。

担当ライター