使えるものはAIでも使え!最新家電で共働き・子育て家庭の家事を効率化

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子どもが生まれ、共働きの忙しさがピークだったころ、夫との関係が険悪だった時期がありました。原因は、夫の帰宅時間が遅いこと。私は夕方から夜にかけ、ワンオペ状態で家事と育児を切り盛りし、疲れ果てていました。この状態をなんとかしようと夫と話し合った結果、家電の力を借りて、少しでも家事の負担を軽くすることにた。家族みんなで広島の家電量販店をまわり、最新家電をあれこれ比較。購入した家電の便利な点や、実際に使ってみての体験を紹介します。

切迫早産をきっかけにロボット掃除機2台購入

切迫早産で1ヶ月入院していた私は、退院後も医師から「なるべく安静に」と言われていました。重い掃除機を抱えて部屋を掃除したり、重いお腹を抱えて床を拭くのはまず無理だったため、ロボット掃除機を2台導入。1台はパナソニックの「RULO(ルーロ)」、もう1台はiRobotの床拭きロボット「Braava(ブラーバ)」です。
RULOは毎朝出勤前にスイッチを入れ、リビングと和室を中心に掃除しています。Braavaは、乾拭きと水拭きの2つのモードがあり、週一くらいの頻度で付属タンクに水を入れ、マイクロファイバーの雑巾をつけて、フローリングの水拭き掃除をしています。
どちらもスイッチを押すだけで、あとはおまかせ。センサーで部屋のどの位置を掃除したかを記憶しているので、隅々まで掃除してくれます。家に帰ってきたら床がピカピカ!というのは、想像していた以上に気持ちがいいものです。一度RULOが扇風機のコードにからまって停止するというハプニングもありましたが、それ以降床にモノを置かない習慣が身につくという、意外なメリットもありました。共働き家庭に、何か1つだけ家電を勧めるとしたら、何をおいてもロボット掃除機をプッシュします!

アカギレと寝不足をきっかけに食洗器購入

冬にから春先にかけて、私は毎年手のアカギレに悩まされていました。どんなにこまめに水気を拭き取っても、ハンドクリームを塗っても、気がついたら指の関節が「パックリ」と切れてしまうので、毎日の皿洗いは本当に苦行…。また、夜に子どもを寝かしつけた後で食器を洗っていると、その音で子どもが起きてしまい、また寝かしつけをやり直すという悪循環に。深夜まで食器と格闘しているうちに、子どもの夜泣きも重なり、慢性的な寝不足になっていました。
そこでパナソニックの「食器洗い乾燥機」を購入!朝食後と夕食後に使うようにしました。80度の熱湯で洗う機能があり、油汚れなどもすっきりと落としてくれるので、人の手で洗うよりもきれいに仕上がるような気がします。食洗機が来てから、食後の片づけがグンと楽になり、何よりアカギレが軽くなったのが本当にうれしかったです。
唯一の不満は、容量が足りないこと。「フライパンも入る」と書かれていましたが、実際にフライパンを入れるとほかの食器が入りません。仕方ないので、大きな鍋類は別途手洗いするようにしています。これから購入する方は、なるべく大きなサイズを選ぶことをおすすめします。

雨続きにうんざりして除湿器購入

わが家では毎朝出勤前に前日の洗濯物を洗い、部屋干ししてから出かけています。ただし雨が続くとなかなか1日では乾かず、部屋の中が洗濯物のジャングル状態になり、生乾きの匂いも気になって、ストレスになっていました。そこで「除湿器」を購入。天気が悪くて洗濯物が乾ききっていないときは、夜寝ている間にタイマーで4時間くらい作動させるだけ!翌朝にはカラッと乾き、すぐに取り込めます。翌朝タンクを見ると、水がたっぷりたまっていて、効果を実感。雨が降ろうと湿度が高かろうと、天気を気にせず毎日洗濯機を回せるようになり、また生乾きの洗濯物がたまるストレスもなくなって、本当に楽になりました。

子どものリクエストに応じてAIスピーカー購入

家電量販店の店頭で「AIスピーカー」のPVを見た子どもが「これほしい!」と熱烈にアピールし、それに応じて購入したのがAmazonのAIスピーカー「AmazonEchoDot(アマゾンエコードット)」でした。以前から気にはなっていましたが、音声だけで操作できるというのは、子育て中の何かと忙しいときにとても便利でした。
例えば、子どものオムツを変えているときや、料理中などで手が離せないとき、「明日の天気を教えて」「ニュースを聞かせて」と声をかけるだけで教えてくれます。Googleなどのカレンダーと連携できるので、「明日の予定は?」と聞くと教えてくれるし、「子ども向けの曲をかけて」と頼めば、おなじみのアニメソングや童謡などを選曲してくれ、子どもたちが大喜びします。
ほかにも「タイマーを5分かけて」とか「にんじんを買い物リストに追加して」などの機能も地味に便利で、まるで優秀なアシスタントが一人やってきたかのようです。子どもたちは「しりとりして」とか「馬の鳴きマネして」などと話しかけ、新しい友達ができたかのように仲良くしています。

導入を見送った家電たち

購入を考えたものの、結局見送った家電もありました。その一部を紹介します。
・乾燥機能付き洗濯機
洗濯から乾燥までしてくれる便利な家電ですが、先に「除湿器」を購入してしまっていたので、購入は見送りました。もし次回、洗濯機を買い替える機会があれば、ぜひ導入したいと思っています。

・シャープ「ヘルシオ ホットクック」
水も火も使わない、自動調理鍋です。食材をセットするだけで、予約した時間に料理ができあがるという夢のような家電なのですが、わが家の狭いキッチンには置く場所がないという理由で断念しました。もし導入できるなら、最強の時短家電になってくれそうです。

今やなくてはならない存在に!

購入した家電類は、れも共働き・子育て中のわが家を毎日助けてくれる、強い味方です。夫に文句を言って険悪になるより、使える家電を積極的に取り入れて、家事の負担とストレスを減らしたほうが、お互いに気持ちが楽になりました。

担当ライター

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