妊娠するまで知らなかった「戌の日」の安産祈願とは?

妊婦検診で訪れた産婦人科にて、ふと院内の壁にかけてあるカレンダーのところどころに「犬」のマークがあるのを発見!戌の日の安産祈願について何も知らなかった私が、最寄りの神社で安産祈願をしてもらうまでのエピソードを紹介します。

戌の日の帯祝いって何?なぜ、戌の日に安産祈願をするの?

妊婦検診で産婦人科を訪問していたある日…診察までの待ち時間にふと、院内のカレンダーに目がとまりました。日付の横のところを見てみると、なぜか「犬」のマークが書かれています。しかし何のことがさっぱりわからなかった私…(笑)そこでスマホを手に取り「産婦人科 犬 カレンダー」と検索してみました。すると、なんとあの犬は“十二支の戌”を指し、安産祈願をする日を表していることが分かったのです!(だから、戌の日も12日に1度やってきます。)
そしてなぜ、戌の日に安産祈願をするのかというと、犬がたくさんの子どもを産み、お産が軽いことにあやかっているとのこと。妊娠5ヶ月に入って最初の戌の日に、妊婦さんが腹帯を巻いて安産を祈願することから、「帯祝い」とも言われるそうです。
しかし、そもそもその腹帯というもの自体が私には良くわからなかったので…(笑)、またもやネットで調べました。

腹帯とは岩田帯とも呼ばれ、妊婦さんが戌の日からお腹に巻く布のこと。諸説ありますが、お腹を保護したり、丈夫な赤ちゃんが産まれますようにという願いを込めて巻く、日本独自の風習とのことでした。長さは約2.5mにもなり、さらしや絹でできているようです。ここまで調べてもとにかくわからないことだらけ。あたふたしているうちに、妊娠5ヶ月はもう目前となっていました…。

妊娠5ヶ月突入に向けて神社選び♪

帯祝いを始めて知ったころ、ちょうど実家の母から電話がありました。

「もう少しで安定期に入るから、勝手に選んで悪かったけど、岩田帯を送ったよ!」とのこと。
さすが、母は優秀です!何も言わずして、安産祈願に必要な腹帯をゲットしました!

次は、どこの神社で祈願をしてもらうかの検討を始めました。何もわからないので、またもネット検索です。「広島市 安産祈願」のキーワードで、上位にヒットした神社が「広島東照宮」、「広島護国神社」でした。広島護国神社の場所は知っていましたが、恥ずかしながら広島東照宮の場所がどこにあるかもわかりません。しかし公式ホームページをのぞいてみると、なんと自宅から車で5分の位置にあり、駐車場完備とあります!迷わず、広島東照宮を選びました。

次の悩みどころは、当日の服装でした。妊娠5ヶ月に入るのが6月上旬だったので、戌の日カレンダーで確認したところ、次の日曜日がちょうど戌の日だったのです。選んだ神社が、広島市内でも安産祈願で有名な“広島東照宮”だったこともあり、混雑が予測されます。きっと待ち時間が長くなる…と考えた私は、フォーマルでありながら体を締め付けず、かつ着ていて涼しい服装を思い浮かべました。

いろいろと検討した結果、親しい友人の結婚式の際に着た、ゆったりワンピースとメッシュ素材でラウンドトゥのぺたんこパンプスをセレクト!妊娠5ヶ月に入りたてのお腹だったため、普段のサイズのワンピースでも問題なく着用できました。ちなみに、主人の服装は夏物のスーツでした。祈願に来ている人の中には、ステキな晴着を着ている人やラフな普段着の人もいましたよ。
季節や時間帯に加え、妊婦の体調を最優先に考えて服装選びをするのも大切かもしれませんね。

【戌の日】帯祝い当日の流れ

安産祈願当日はお天気も良く、日曜日と戌の日が重なった祈願日和!朝早く到着しましたが、駐車場はほぼ満車でした。境内も祈願を待つ人でごった返すほど。

広島東照宮到着から祈願終了までの流れについては以下の通りです。

・警備員の誘導で、指定された場所に車を駐車する(無料)
・拝殿横の受付にて、初穂料と持参した腹帯を渡す
・祈願する際に必要な住所や氏名などを指定の用紙に記入する
・整理券が配布され、順番を待つ
・番号が呼ばれたら、拝殿内へ
・20組ほどの祈願が同時に行われる(混雑時)
・お神酒が振舞われる
・お祓いを受けた腹帯と授与品を受け取り終了

祈願の一連の流れは他の神社と変わらないかもしれませんね。でも広島東照宮で祈願をして良かったと思う点がいつくかあったので、ご紹介します。

まず、駐車場の警備員さんの誘導の丁寧さです!境内すぐ横の駐車場は狭いのですが、2人いる警備員さんが車の大きさに合わせてベストな駐車位置へ丁寧に誘導してくれるので、本当に助かりました。

次に、祈祷までの時間を持て余すことなく過ごせるということ。
なぜなら、祈祷を受ける拝殿のまわりには、他にも見どころスポットがたくさんあるから。私が行ったのは、安産のご利益があると言われる“御産御稲荷社”です。安産を願うたくさんの絵馬が掛けてありました。

また、大きな切り株の上に乗ったふくろうの像も必見です。これは以前、この切り株に開いた穴の中で、ふくろうが巣を作っていたものを保存しているのだそう。
境内には、他にも多くの見どころがあるので長い待ち時間も飽きずに過ごせますよ。ただ、戌の日の安産祈願に来たママは、体調に合わせてムリなく散策を楽しんでくださいね♪

大切にします!祈祷後にいただいたステキな授与品♪

帰宅後、宮司さんからいただいた授与品を確認して大興奮!とてもステキだったので、紹介させてください。
お神酒や安産祈願のお守り、絵馬まではよくある授与品かもしれません。でも広島東照宮ではスタイとでんでん太鼓まで授与してくださったのです。

でんでん太鼓は昔、私の亡くなった祖母が、私をあやすときによく使ってくれていたことを思い出し、懐かしく、あたたかい気持ちになりました。鳴らしてみるとポンッポンッと力強い音色で、元気が出ます!
もちろん、無事生まれてきたくれた息子にも、聞かせてあげていますよ。不思議そうに、でもうれしそうに笑う姿を見て、広島東照宮で戌の日を迎えてよかったと思うのです。

元気な赤ちゃんが産まれてきますように!

戌の日について何も知らないところから準備を始めましたが、難しいことは特になく、スムーズに祈願を終えることができました。安産祈願に出向いたことで、無事妊娠5ヶ月に入ったことに感謝し、人の親になるということを改めて自覚する良い機会になりました。広島東照宮は、近所の方はもちろん、遠くにお住まいの方にも安産祈願の神社として、ぜひおすすめしたいスポットです♪

担当ライター