妊娠中の最大の悩み?子どもの名前は何にする?

妊娠期間中、子どもが産まれるまでの最大の懸案事項とも言える名付け。性別がはっきりした頃から本格的に悩みますが、候補は上がるものの決定打が出ないまま誕生を迎えます。最終的に決定したのは産まれて1週間後。でも今はとってもお気に入りの名前です。

妊娠が分かった直後から始まる悩み

妊娠が分かってからさまざまな悩みがわき上がってきますが、その中でも特に悩んだのが「名前」でした。

ものすごく自由で不自由な命名

命名は親の特権とはいえ、子どもの一生についてまわるもの。自由に決められるけど自由じゃない!いっそ、「我が家の家系は代々〇の文字を使います」とか決めてくれた方がいいんじゃないかと思うほど。何でも良いがゆえに妊娠が分かってから出産まで約9ヶ月悩みました。
みんなと一緒は避けたいし、かといってオリジナリティが強すぎるものも避けたい。奇をてらっていないけど、でもどこかに語れる理由のある名前…
そんなことを考えていると、何をとっかかりに考えたらいいのか全然分からなくなり、袋小路に迷い込む、そんな感じでした。

やさしいやさしいダンナさん

うちのダンナさんはよく言えばおおらかでこだわりが少ない人。私が「これがいい!」と言えば「うん、いいと思うよ」と言ってくれる人です。しかし、悪く言えば自分のしっかりした意見がない、とも言えます。私が明確に「こうする!」と決めているときにはいいのですが、迷っていて意見を聞きたいときにはあまり参考にならず、二人とも結論を出せない決めきれない夫婦になってしまいます。
命名という子どもの人生の大きな決断に対し、「それでいいね」ではなく、強く「それがいいね」と賛同してもらいたい!でないと候補も挙げられないし、自信を持って決断できない!
夫婦そろって「うん!これだ!」と納得できる名前探しが始まりました。

漢字辞典をめくる日々

名前を決める際に何を重視するか。いろいろあると思います。
音のひびき・字画・漢字の意味・いわれ・オリジナリティ…。
その柱を何にするかも決められず、モヤモヤと雲の中をさまようような日々が続きます。お腹の赤ちゃんの性別がまだ分かっていないため、余計真剣に悩みにくいのもありました。
そんな妊娠6ヶ月、健診で先生から「男の子だね」と言われ、いよいよ本格的に考えるスタートラインに立たされたのです。

とりあえず漢字辞典をめくる

相変わらず決め切らない2人ですが、とりあえず良さそうな漢字をピックアップしてみようかと暇に任せて漢字辞典をめくってみることにしました。漢字の成り立ちや、漢字の持つ意味から何かヒントが得られないかと考えたのです。
漢字の数はそれはそれは膨大ですが、名前に適している漢字となると案外少ないものです。使いたいなと思っていた漢字が思いがけずマイナスなイメージを持っていたこともありました。苗字とのバランスもいい漢字だったので私の中ではかなりの上位候補だったのですが、マイナスの意味を知っていてあえて付けるのも…と候補のランクを落とします。

思い出したように悩むが継続せず

ダンナさんとは折に触れ名前の話題が出るものの、食事中やリビングでは討議も深まらず。どちらも決め手がないため進んだような進まないような状態で、「これ!」というひらめきが来ないまま、時間だけが進みます

ぐんと進展したのは旅行中

名前に関してぐっと内容が進展したのが、広島から福岡に旅行をした帰りの車内でした。横並びに座り、テレビなど余計な情報がない空間は話し合いにぴったりだったのかもしれません。
あれやこれや話す中、ふとした瞬間に私の好きな言葉を思い出し、そこから漢字を派生させられることに気付いたのです。まだ他の候補もいろいろ出ましたが、私の中でピカっとひらめいた瞬間でした。

最終決定は退院直前!

ピカっとひらめいた漢字は「晶」

「性格が明るく」「知識に明るく」「後ろ暗いことのない」、3つの明るさを持った人はまっすぐに生きていける、という意味の「明るければ剛し(つよし)」という言葉から、お日さまが3つある「晶」が一躍第一候補に躍り出ます。
するとダンナさんが「晶」の字を入れた名前の組み合わせ候補を、苗字と合わせて何パターンも書き出してくれました。どうやらダンナさん的にもはまるものがあったようです。

そしてまた悩む

「晶」の字は使い勝手が良く、一文字で「あきら」とも「晶〇(しょう~・あき~)」「〇晶(~しょう・~あき)」、何でもござれ。何パターンでも作れます。
ここでもまた、決めきれない夫婦の本領を発揮してしまいます。「何となくこれかなぁ~」という夫婦そろっての暗黙の了解はあったものの、「これでいこう!」という最終結論をどちらも出せないまま、出産を迎えてしまったのです。
最終的には退院直前に業を煮やした両親から「で?いい加減正式な名前を教えてちょうだい!」と言われ、暗黙の了解になっていた名前が正式な名前となりました。

あれから3年たって

先日3歳を迎えた息子。すっかり名前もなじんで、どうみてもその名前にしか見えなくなりました。最後の最後まで決めきれない私たちでしたが、今ではこの名前に大満足。これより他になかったとまで思うほどです。
「名は体を表す」と言いますが、3つの明るさを持って成長して欲しいなぁと思う今日この頃。名前の由来が分かる年ごろになったら、しっかり説明するのが今から楽しみです。

またまた悩む日々

今現在第二子妊娠中で、またまた名前に悩み中。3年経っても変わらず決めきれない夫婦は「晶」に全力を注ぎすぎてしまい、新たな候補が出てこず困っています。今回もまたギリギリまで悩むことになりそうです…。

担当ライター