熱性けいれんで子どもが入院。子育て中の小児病棟初体験で感じたこと

現在6歳になる長男は、ありがたいことに大きな病気もなくここまで育ってくれました。そんな彼が一度だけ入院したのが、4歳になったばかりの頃のこと。咽頭炎から熱性けいれんを引き起こしたうえ、高熱が続き入院となったのです。子どもの入院は子育てをしていて初めての経験だったので、親はあたふた。入院生活の乗り切り方と、4日間という短期間ながらも小児病棟入院を体験してみて感じたことなどをお話します。

まさかの入院~上の子入院中に下の子をどうするか問題

我が家は子ども2人を子育て中で、長男が入院したとき、下の子はまだ2歳前でした。ひとりでチョロチョロ歩けるし、食事ももう普通食で大丈夫でしたが、まだまだ目は離せない時期。上の子の入院が決まってまず悩んだのが、下の子をどうするかということでした。

小児病棟の入院では、24時間の付き添いが必要とのこと。しかし運悪く、1年のなかでも夫の仕事がもっとも忙しい時期だったので、「仕事を休むのはちょっと」と夫。しかも夫婦ともに実家が広島から遠いうえ、どちらの両親も当時はまだ仕事を持っていたので、とても助けを求められる状況ではありませんでした。仕方なく看護師さんに相談して個室にしてもらい、1日目は下の子もいっしょに泊まらせてもらうことに。

ちなみに、たしか原則としては、患者以外の子どもは病室に入られないことにはなっていたと思います。そうじゃなくても、2歳前の子どもを狭い病室で1日静かに過ごさせるのはやはり無理がありました。ちょっと油断すると、泣くか騒ぐかウロチョロするか。入院時はバタバタしていてそれどころではなかったものの、せめて下の子の気を紛らわせるオモチャやお菓子をもっと持って行っておけば良かったと後悔。

ありがたいことに3日目と4日目は、事情を知った近所のママ友が下の子を順番に預かってくれることになり、子連れでの付き添いは2日目の夜までで済みました。2日目の夜は付き添いを夫とバトンタッチして、下の子と一旦家に帰って眠ることに。3日目は朝イチでママ友宅に下の子を預け、そのまま病院に向かい、出勤する夫と交替しました。入院中の長男のお世話はもちろん、退院時の検査や手続きなどが下の子に煩わされずスムーズに済んだのも、協力してくれたママ友のお陰だと思います。

初めてお世話になる小児病棟~入院中の過ごし方や困ったこと

次に、長男の入院中に感じたことや、病院でどのように過ごしたかなどをお話します。まず長男の付き添いで病室に泊まっていて困ったのが、「寝た気がしない」ということ。子どもの容態が気になるという親心もありますが、それだけではありません。睡眠時は、添い寝のほうが長男も安心するようだったので、転落防止柵がついた子ども用のベッドで子どもといっしょに寝ました。決して大きいベッドではないうえ、子どもの点滴の管などに間違って触らないよう慎重に寝ていたので、かなり窮屈な状態。特に1日目の夜は下の子も入れて3人で寝たので、朝起きたら身体中がガチガチになっていました。そうでなくても、夜間は看護師さんの定期巡回もあるので、熟睡するのは難しい状況です。子どもの入院中は授乳期といっしょで、昼に子どもが寝ているうちに自分もできるだけ寝ておいたほうがいいと感じました。

入院中の親の過ごし方については、下の子に翻弄された2日目までとは打って変わり、3日目以降に感じたのが、長男のお世話以外にすることもなく「意外とヒマ」ということ。ヒマ潰しの本なども持っていなかったので、昼寝する以外は、落書き帳に窓から見える広島の町並をスケッチしてみたり、タブレットで軽く仕事をしたりして過ごしました。

晴れて退院~忘れちゃいけない入院保険金の請求手続きなど


3日目の夜頃には長男の熱も無事下がり、4日目の午後に、晴れて退院できることになりました。退院してひと安心といきたいところですが、まだ終わりではありません。子どもが4日間入院すると、それなりに費用もかかります。そこで忘れてはいけないのが、入院保険金の請求手続き。我が家の場合は「まさかお世話になることはないでしょ~」と思いつつ、入院保障などがついた学資保険に入っていたのですが、そのまさかのときが意外と早くやってきました。ちなみに、請求の期限は5年以内など長めに設定されているものの、先延ばしにしておくと忘れてしまう可能性もあるので、早めに手続きを済ませたほうがいいと思います。

もうひとつ忘れてならないのが、入院中に協力してくれた知り合いへのお礼。退院して長男の体調が落ち着いてからなので、少し遅くはなってしまいましたが、感謝の気持ちを伝えたくて心ばかりのお菓子を渡しました。

まわりの助けを借りつつ、親も子も元気に退院を

子育て中に子どもが入院すると、夜間しっかり寝られないこともあり、とにかく親のほうも疲れが溜まります。担当の先生や看護師さんからも、「途中で看病してるお母さんがダウンしちゃうケースも少なくないから気をつけてね」と何度も言われました。子どもがもしも入院したら、実家の両親なりママ友なり、頼れる人にはしっかり頼って、自分自身も体調に気をつけつつ入院生活を乗り切ることが大切だと思います。

担当ライター