妊娠中期から頻発!克服したはずの偏頭痛との闘い

元々ひどい偏頭痛持ちだった私。成人してからはほとんど発症することはなかったのですが、妊娠5ヶ月ごろから頻繁に悩まされるようになりました。今思うとつわりの一種だったのかもしれません。妊娠中に頻発した頭痛とどう向き合っていったか、私なりの体験談をご紹介します。

小学生のころから悩まされていた偏頭痛

昔から2~3ヶ月に1回のペースで発症していた偏頭痛。私の場合は『閃輝暗点(せんきあんてん)』という、視界が狭くなるめまいに似た前兆症状があり、その後吐き気を伴ってガンガンと激しい頭痛が起こります。数回吐いておとなしく寝ていると痛みが和らいでいくのですが、いつも突然発症するので、前兆のめまいが起こりだすと「またあの頭痛がくるのか…」ととても憂鬱な気持ちになっていました。

成長するにつれ発症頻度も少なくなり、就職して広島で暮らすようになってからはほとんど起こることもなく、もう克服したものだと思っていました。

妊娠5ヶ月ごろから頻発に起こる頭痛!ひどいときは1日2回発症することも…

妊娠中はじめて発症したのは、夫と夕食を食べていたときのこと。だんだんとめまいのような症状が出ていることに気付き、まさか…と思っていると徐々に激しい頭痛が襲ってきました。結局その日は数回おう吐し、片付けもしないまま横になることに。疲れがたまっていたのかな?と大して気にしていなかったのですが、ここから今までにない頻度で偏頭痛が起こるようになりました。

その当時は産休に入る前でパート勤務をしていました。職場から帰る途中にめまいが起こり、家に着くころには頭痛と吐き気でヘロヘロになっていることも。夫には申し訳ないのですが、家事どころではなく、家も散らかしっぱなしだったように思います。

妊娠8ヶ月ごろから里帰り出産のため実家で生活していたのですが、頻度は増す一方でした。ひどいときには朝起きた瞬間から発症し、夕方やっと治まったと思ったら夕食時にまた痛くなるなど…。いつ起こるか分からないため、外出することさえためらうようになっていました(実家なので家事をしなくてもすむのはありがたかったです)。

薬は飲みたくない。食事に気を付ける毎日

妊娠中はなるべくなら薬は避けたいもの。以前病院で頭痛薬をもらっていましたが、なんとなく怖くてなかなか使用できませんでした(薬の種類にもよると思います。あまり我慢しすぎるのはお腹の赤ちゃんにもよくないと思うので、病院の先生に相談してみてくださいね)。心配した母が妊婦でも飲める漢方薬を取り寄せてくれたのですが、結局私にはあまり効果はありませんでした…。

その代わりに気をつけたのが普段の食事です。チーズやチョコがよくない!と聞けば食べるのをやめ、大豆食品がいいと聞けば積極的に食べる毎日。ただでさえ妊娠中で食べるものはいろいろ制限していたので、地味につらいことでした。そんな努力もむなしく、出産まで特によくなることはありませんでした。定期健診のついでに助産師さんに聞いてみたのですが、妊娠後期ごろは頭痛がひどくなる妊婦さんも多くいるようです。私もこのころにはもう、つわりの一種だと思って割り切るようにしていました。

 

陣痛中もまさかの発症!

幸い頭痛があること以外は特に不調もなく、なんとか迎えた出産の日。母に付き添われ、分娩室で徐々に強くなる陣痛と闘っていました。目をつぶって痛みに耐えていたのですが、ふと目を開けると、なんだか視界がゆがんでいる…?いつものめまいのような症状に、「こんなときまで?!」と一瞬半泣きになりましたが、このときばかりは偏頭痛どころではありません。やっぱり頭も痛くなってきたな、とぼんやり感じましたが、陣痛の痛みの圧勝でした(笑)。

正直、出産にいっぱいいっぱいで、吐いたのかどうかも覚えていません。元気に産まれてくれた娘を抱くころには、頭痛もどこかにいっていました。

体質が変わった?産後ぱったりとなくなった

出産してもう1年近くなります。産後も頻繁に頭痛が起きたらどうしようと心配していましたが、あれ以降一度も偏頭痛は起きていません。後日調べたところ、妊娠中期以降はホルモンの乱れや血液量の不足から頭痛を起こすことも多いのだとか。私なりのつわりだったのかもしれません(ちなみにそのほかのつわりらしき症状はほとんどありませんでした)。出産を機に体質が変わる、ともよく聞きますが、とりあえずは落ち着いてくれたみたいでほっとしています。

私を強くさせてくれた妊娠中の偏頭痛

思い返すと、昔は頭痛がくるたびに痛さと怖さで涙が出ることもありました。「母親になるんだからこれくらいで泣いてちゃいけない!」と、妊娠していたからこそ耐えられたのかもしれません。しつこいくらい繰り返した妊娠中の偏頭痛は、私を精神的に強くさせてくれたと思っています。母親になるためのひとつの試練だったのかな…。

もし2人目を妊娠できたらまた発症するのかもしれませんが、今ではなんとかなる!と思える自分がいます。

 

担当ライター