【広島スポーツママ事件簿】ヒィ~!試合中に〇〇がフロアに落下

この記事をシェアする

広島は、いくつものプロチームが拠点を置くスポーツが盛んな街。実は、自ら競技スポーツに打ち込こむアマチュアプレーヤーもたくさんいるんです。もちろん、子どもを持つママたちも例外ではありません。ところが…産後の競技生活では、思いもよらない珍事件が多数発生しているとの報告が!そこで【広島スポーツママ事件簿】と題して、育児をしながら競技に励むママの“クスッと笑えるエピソード”をご紹介します。第1回は、世にも恥ずかしいバドミンドンママの事件です。

主人公スポーツママの紹介

広島スポーツママ事件簿第1回の主人公は、バドミントンを愛して止まない恭子ママ(仮名)。高校の部活でバドミントンに出会って以来、大学・社会人・結婚・出産を経てもなお競技を続ける筋金入りのバドラーです。
実は、彼女の旦那さんもバドラー。バドミントンの試合で対戦したことが、交際のきっかけになったそう。現在も夫婦そろって試合に出場するなど、バドミントン漬けの生活を送っています。

妊娠は嬉しいけど…バドができなくて苦しい

結婚して、すぐに妊娠が判明した恭子ママ。子どもを望んでいたので、大変喜ばしいことでしたが、バドミントンをお休みしなければならないストレスは大きかったようです。恭子ママにとって、バドミントンはまさに生活の一部。15年以上にわたり、週2~3日ペースでシャトルを打つ生活を続けてきたので、突然プレーできなくなったことが思った以上に辛かったよう。さらに大きなストレスとなったのは、旦那さんは変わらずバドの練習に行っちゃうこと…。汗ダク&スッキリした顔で練習から帰って来る旦那さんを見る度に、うらやましくて仕方がなかったのだとか。

産後1ヶ月で練習復帰→産後3ヶ月で試合参戦!

産後の1ヶ月健診で産婦人科の医師に競技復帰の相談をしたところ、「無理のない範囲でスタートしてもよいでしょう。」と許可をもらえたので、約1年ぶりにラケットを手にしたのです。「これよ!これ~♡」それは、それは幸せな瞬間だったそう。

産後1ヶ月を過ぎてから、徐々にバドの練習を再開した恭子ママ。そんな折、バド仲間から1ヶ月後に開催される試合でミックスのペアを組んでくれないか?とオファーが!本来のペアが仕事の都合で出場できないため、恭子ママにダメ元で声をかけてみた。と。ちなみに、ミックスとは、男女でペアを組んで対戦するゲームのことです。
フィジカル面での不安は拭えませんでしたが、産前レベルのプレーはできないことを了承してもらい試合に参戦することにしました。

産後初試合で右のおっぱい爆発寸前!

子どもをおっぱいとミルクの併用で育てていたので、試合当日は旦那さんに自宅で子どもをみてもらうことにしました。恭子ママがずっと楽しみにしていた試合復帰だったこともあり、旦那さんも笑顔で送り出してくれたそうです。

久しぶりの大きな体育館…シャトルを打つ心地よい音…シューズのキュッキュッ音…顔なじみのバド仲間との会話…なにもかもが嬉しくて、楽しくて♡

ところが、1試合目を勝ち進み、2試合目のコールを待っているころ、右のおっぱいに異変が…。恭子ママの利き手は右手。試合で何度もシャトルを打ったことにより、血流がよくなったのでしょうか。右のおっぱいだけ、パンパンに張ってきてしまったのです。

「ヤバイッ!」と思い、トイレに駆け込みせっせと搾乳。そして授乳パットを念入りに装着しました。

試合中に授乳パットが落下!しかも発見者はペアの男性

2試合目スタート!搾乳のおかげでなんとかおっぱいも落ち着き、試合に集中していた恭子ママ。試合も佳境に入ったころ、プレー中にも関わらず、ペアの男性が突然主審に声をかけ、ゲームをストップさせたのです。

「すみません!ここに、なにか落ちてます。」

彼が指さす方向に目を移すと、まんまるとした白い物体が落ちているんです。近づいて見てみると、落ちていたんです…おっぱいをたっぷり含んだ授乳パットが…。そうです。キャパオーバーした右胸の授乳パットが、ブラから剥がれ、フロアに落下していたのです!

慌てた恭子ママは、無言かつ迅速に授乳パットを回収し、主審にタイムを要求。トイレに駆け込みました。

“ヒィ~~!!恥ずかしすぎるぅ~!”

新たな授乳パットを装着して、プレーを再開したものの、動揺が止まらず、あえなく2回戦敗退。ペアの男性への挨拶もほどほどに、そそくさと帰宅。授乳期間中にプレーするなら、授乳ブラではなく“スポーツブラ”を着けなければならないことを、身をもって学んだ恭子ママでした。

それでもスポーツは止められない♡

恭子ママの身に起きた事件…想像しただけでも恥ずかしくなっちゃいますよね。しかしその後も、懲りることなく、バドミントンを楽しんでいるそうです。母、強し!
次回は、どんな広島スポーツママの、どんな珍エピソードが飛び出すのでしょうか?乞うご期待!

担当ライター

この記事をシェアする