子育ては年下旦那をイクメンに育て上げるところから

現在3歳と2歳の年子兄弟がいる我が家の子育て担当は、私よりも6歳年下のイクメン旦那です。育児スキルは母親の私と比べても遜色ないほど。誰に聞かれても自信を持って“イクメン”と紹介できる年下旦那ですが、もちろん初めからイクメンだったわけではありません。母親0日目の私が年下旦那をイクメンに育て上げる決意をし、結婚してよかったと心から感謝できるようになったプロセスをご紹介します。

自称子ども好きの年下旦那

誰からも羨ましがられるイクメンの年下旦那。優しくて心強い年下旦那のご紹介です(笑)

第一子を妊娠したのは、30歳を目前にした29歳のとき。まず頭をよぎったのは「不安」の二文字でした。私自身、兄弟もおらず子どもと触れ合う経験がほとんどない状態。こんな私に子どもを育てていくことができるのか?と不安で仕方ありませんでした。そんなとき、妊娠をとても喜んでくれたのは6歳年下の旦那。旦那は4人兄弟の末っ子で、3人の姪っ子たちとも一緒に暮らしていたためか、「子どもが好き」と付き合っていた頃からよく言っていました。子育てに対する不安な気持ちを打ち明けると、「自分にできることは全部やるよ。いっしょにがんばろう!」と前向きな言葉をかけてくれ、押し潰されそうだった気持ちが救われたことは今でも忘れません。
しかし、旦那は結婚する2年前まで実家で暮らしており、身の回りのことはすべて義母や義姉がやっていました。それが当たり前の環境で育った旦那は案の定、自ら進んで家事を行うことはありませんでした。

旦那をイクメンに育て上げる決意

初めての出産で心も体もボロボロ…旦那に頼るしかありませんでした。

私は安産型だから!と根拠のない自信を持ってマタニティライフを楽しんでいた私は、妊娠7ヶ月を過ぎた頃に体調を崩し、そのまま仕事を辞めてしまいました。家のことも十分にできない毎日にイライラする中、実家では義母や義姉に甘えていた旦那。畳めていない洗濯物も、シンクに置きっぱなしの食器も、きっと視界に入っていないのでしょう。

「ゲームする暇があるなら家のこととかやれば?」と言うと、「言ってくれればなんでもやるよ!」と言う旦那に怒りMAXの私。“言ってくれればやる“ということは、裏を返せば”言われないとやらない“ということ。情緒不安定な私は、そんな何てことない言葉すらも皮肉に捉えてしまっていました。

あっという間に予定日を過ぎ、長い長い陣痛の末に待望の長男が誕生。病室に戻り少し落ち着いた頃、「言ってくれればなんでもやるよ!」という旦那の言葉が頭をよぎりました。なぜこのタイミングで思い出したのかは今でもわかりませんが、「旦那をイクメンに育てるしかない!」とこのときに固く決意したのを覚えています。
広島の総合病院を退院後、里帰りをしない選択をしていた私は案の定、体調を崩し家事も育児もままならない状態となってしまいました。しかしこの出来事が、今後旦那が歩んでいくイクメンロードの第一歩だったのかもしれません。

何度も衝突、何度も喧嘩

長男の誕生から4ヶ月が過ぎた頃、二人目の妊娠が発覚。頻回授乳による寝不足とつわりで子育ても満足にできない状態でした。ここから本格的に旦那イクメン計画が始動。私が実践した方法は大きく分けて以下の2つです。

 

○理想よりも現実を受け入れる

家事も育児も“こうして欲しい”という理想はもちろんあります。しかし、それができるのは自分でやった場合のみ。とりあえず旦那にすべて任せてみるところから始めました。ミルクを作り置きしてみたり、離乳食にラーメンを食べさせてみたり。おむつを履かせ忘れることもありました。初めはもちろんイライラしたし、我慢できずに文句を言ったこともありましたが、できる限り黙って見守るように意識。すると、何も言わないことが良かったのか、自分なりに工夫して子育てを楽しんでやっている様子が微笑ましかったです!

 

○魔法の言葉「ついでに」

少ない時間でより効率よく子育てをしてもらうために、一つの動作で二つのことができるよう「ついでに」を意識してもらうことにしました。おむつを取ったついでに…立ったついでに…お風呂のついでに…と口癖になるほど連呼。旦那には「うるさい!」と何度も怒られたものです(笑)
もちろんその他にもタイムスケジュールを作ってみたり、さまざまなルールを作ってみたりしましたが、そのたびに衝突・喧嘩をして当時はお互いボロボロでした。

なんでもできるスーパーイクメンに変身

旦那がいない日には段取りを聞かないとわからないほど、旦那主体の子育てです(笑)

元々イクメンの素質があったのでは?と感じてしまうほどメキメキと育児スキルを上げてきた旦那は、長男3歳・次男2歳となった今、私がほとんど口出しする必要もないほどのイクメンへと成長しています。結婚当初は、直前まで実家暮らしだったせいか、“家事育児は女性がしてくれるもの”という甘えが強かった旦那も、今では文句も言わず自ら進んで家事育児をやってくれます。自分でも自覚しているのか、「こんなに子育てに協力している旦那はいないよ」と豪語しているのは内緒です(笑)

ちなみに我が家の子育て分担は以下の通り!

 

【旦那】
・朝ごはん
・幼稚園・保育園の支度
・トイレトレーニング
・兄弟げんかの仲裁(笑)
・お風呂
・歯磨き
・寝かし付け

 

【私】
・幼稚園・保育園の送り迎え
・夜ごはん
・応援(笑)

年下だからなのか、元々の性格なのかはわかりませんが、とにかく言えばなんでもやってくれる旦那。おかげで私は楽をさせてもらっています♡

この人と結婚してよかった

どこに行っても、「年子は大変だね」と言われますが、実は私自身そんなに苦労した記憶はありません(笑)なぜなら6歳も年下の旦那が子育てをがんばってくれているから。私が自宅に仕事を持って帰れるのも、趣味を続けられるのも全て旦那のおかげだと思っています。周囲の人からは「年下イクメン旦那、羨ましい!」「こんな旦那と結婚したい!」と言われますが、私自身も本当にこの人と結婚して良かったと感謝しかありません。

私の役割は、子どもに「パパはすごいんだよ~」と教えることだと思っています。旦那への愚痴は子どもの前では絶対に言いません。(本人には言いますが…(笑))そのおかげか、子どもは根っからのパパっ子で、パパを尊敬しています。旦那もとても嬉しそう(笑)旦那が育児に参加することで、育児の負担が減り、子どもにも良い影響がたくさん!たくさんのメリットがあるイクメン育成、やらないと損だと思いませんか?

子育てはイクメン旦那におまかせ!

旦那がイクメンゆえに、子どもがパパっ子になることもあるでしょう。ママは少し寂しいかもしれませんが、子育てが楽になる時間が増えること間違いなし!みなさんの旦那イクメン大作戦の参考となれば嬉しいです!

担当ライター