2人目妊娠中の悪阻、活発な娘と生活しながら乗りこえた方法

この記事をシェアする

2人目の妊娠中に起こる悪阻は、1人目のときに比べると環境が大きく異なりますよね。理由の大半は、上の子がいるため自分のタイミングで休めない…ということ。実際に私もそんな辛い悪阻を経験した1人です。今回は、2人目の悪阻をどう乗り越えたか体験談をベースとしてご紹介します。

悪阻のはじまり

上の子のときは、かなりひどい吐き悪阻でした。仕事をしていましたが、1日10回以上吐いてしまうため、家から出るのも困難で仕事を辞めたほど。結局、仕事には復帰をせず、広島で専業主婦として過ごしていました。
2人目の妊娠が分かったのは、上の子が1歳3ヶ月のころです。5週を過ぎても悪阻がはじまらなかったため、「今回は悪阻がないんだ!」と喜んでいましたが、6週目で見事にやってきました(笑)
はじめの1週間は食べ悪阻だけで、常に飴を食べて何とか乗り切りましたが、その後は徐々に吐き悪阻に変化。1日最低4~5回は吐き、常にムカムカしていました。
吐いている最中もトイレの外で「おかあしゃん!」と私を大声で呼ぶ娘。しんどくてソファで横になっていても「あそぶ!」とおもちゃを私の顔に乗せてくる娘。自分のタイミングで休めなかったことが辛かったです。

悪阻中の上の子との関わり方

私は前職で子どもに携わる仕事に就いていたため、どんなに小さな子どもでも親の妊娠に気がつく…という状況を目の当たりにしていました(もちろん気がつかない子もいますが)。
そのため、あえて上の子に「赤ちゃんがいるんだよ」という説明はしませんでしたが、悪阻がはじまったタイミングで上の子の夜泣きもはじまったため、当時1歳4ヶ月でしたが「この子なりに何か気がついたのかな」と察しました。ひどいときは2時間ごとに泣いて起きます。日中無理して動いているにも関わらず、夜中も満足に寝られないという状況は私にとって過酷でした。
しかしある日、朝から私の調子が良かったため上の子を公園に連れて行き、思う存分体を動かして遊ばせたのですが、お昼寝もぐっすり。夜泣きもなく寝てくれたのです。
『まさか、妊娠に気がついたとかではなく、ただ体力が有り余っていただけ!?』とこのときはじめて気がつきます(笑)。

その後は午前中に公園に連れて行ってしっかりと体力を使ってもらい、いっしょに昼寝をし、夕方は家の近くを散歩するというスケジュールに。すると19時から朝までぐっすりと寝てくれるようになりました。
もちろん、私は日中吐き気に襲われています。公園ではさすがに吐けないため、気を紛らわすもの(私の場合は炭酸飲料とガム)を常備し、紛らわしていました。ですが、心なしか家にいるより吐き気は軽減。気が張っていたのでしょうね!

上の子との家遊びで工夫したこと

それでもやはり、かなりしんどくて外出できない日はありました。しかし娘は家にあるおもちゃにも飽きている様子で、「外に遊びに行きたい!」と靴を持ってきてアピールしてきます。そこで家で過ごし方について工夫しました。

ベランダで遊ぶ

まずはベランダでいっしょに遊びました。ベランダの広さ的に走り回ったりはできませんが、娘のお気に入りだったのが、小麦粉粘土です。家にある小麦粉と水を混ぜるだけなので、親の準備も簡単
レジャーシートを敷いて、汚れてもいい服で遊ばせると片づけも楽でした。外で体を動かさなくても「外で遊ぶ」だけでも楽しんでくれていましたよ。

こどもチャレンジをはじめる

TVに頼ることもありました。ただ、ずっとTVを見せておくのは罪悪感もあり…。そんなときにはじめたのはベネッセの「こどもチャレンジ」です。
しまじろうのDVDは、子どもが楽しみながら生活習慣を学べるため(このときは、トイトレでした)、親の自己満足ではありますが、ただのDVDを見せておくよりも罪悪感が軽減。また、しまじろうの人形がお気に入りになり世話をするようになりました。下の子が産まれて、すぐにいっしょにお世話をしてくれた娘。しまじろうのおかげかな?と思っています。

1人目のときとは違う!夫の変化

2人目を妊娠すると、1人目のときと比べて夫に劇的な変化が!もちろん1人目のときも気遣いはしてくれましたが、2人目のときはより優しくサポートをしてくれました。
例えば、上の子との関わり。体力が有り余っていることを相談していたため、仕事から帰宅後(不規則のため、朝方に帰宅していました)、疲れているはずなのに娘を連れて外に遊びに行ってくれたり、休みの日は家の中でもずっと面倒を見てくれました。家事もできる限りのことは協力してくれて、私が手抜き家事をしても文句ひとつ言わずにサポートしてくれていたので、その面はかなり救われたのを覚えています。
1人目のときは悪阻で苦しんでいる私に対しても、どのようにサポートしていいのか分からなかったのかな?と感じました。今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

上の子がいるからこそ紛れることも!

2人目妊娠の悪阻は、1人目に比べるとしんどい面もでてきます。ですが、私の場合は上の子がいることで気が紛れたこともありました。結局悪阻は8ヶ月まで続き、吐き気と戦いながら上の子の相手は大変でしたが、上の子が赤ちゃんをはじめて抱っこしたときの姿は今でも忘れません

担当ライター

この記事をシェアする