妊娠中の悩み「名付け」!私たち夫婦の決め方を紹介

この記事をシェアする

妊娠中に夫婦で悩むことのひとつ、「名付け」。大切な名前だからこそ、スムーズに決まらない…という家庭もあるでしょう。私たち夫婦は、上の子はすんなりと決まったのですが下の子のときにお互いの意見が全く合わず、なかなか決まりませんでした。そんな状況でどうやって名前をつけたのか、ご紹介します。

妊娠判明を機に!名付けの優先順位を話し合う

私たち夫婦は、結婚をして間もなく妊娠が判明しました。はじめての赤ちゃんに期待はいっぱい。まだ性別も何も分からない状態でしたが、夫婦の間で「男の子だったらどんな名前がいい?」「女の子だったら〇〇っていうのはどう?」などの会話が繰り広げられるようになっていました。しかし、その話題を出すのはほとんど私から。当時私は広島で子どもに携わる仕事に就いていたため、子どもの名前は身近なものでしたが、旦那はあまりピンときてない様子でした。

そこで「子どもの名前をつけるのに、これだけは譲れないっていう条件ある?」と尋ねてみることに。すると「50代、60代になっても恥ずかしくない名前がいい」という返事がかえってきました。確かに、一生付き合っていく名前を恥ずかしいだなんて思ってほしくないな…と私も同感。さらに画数も一応意識する…ということが夫婦の間での名づけルールとなりました。

1人目は女の子!2つの候補まではスムーズに

はじめての妊娠では、5ヶ月に入った妊婦検診で「ほぼ女の子に間違いないと思います」と言われました。そこから、あらかじめ決めていた名付けの条件を基に、名前の候補を見つけることに。画数も本格的にみてもらったわけではなく、自己流でインターネットのサイトで調べる程度ですが、意識しました。

名付け方法も響きから決める人や漢字から決める人などさまざまですが、私たちは漢字から決めることに。「どんな人にも愛され、周りを幸せな気持ちにする花のような子になってほしい」という意味を込めて「花」という漢字を使った名前にすることにしました。画数と合わせて最終的に決まった候補は2つ。どっちも夫婦共に気に入って捨てがたかったので、産まれてから決めよう!となったのですが、不思議と陣痛の間に私はお腹に向かって「〇〇ちゃん、がんばれ!」と候補のひとつになっていた名前を呼んでいました。そのまま、産まれてきた娘を見て旦那も「〇〇ちゃんに決定だね」と言ってくれ、割とスムーズに名前が決まったのです。

2人目は男の子!夫婦の意見全く合わず...

娘が1歳3ヶ月のころ、2人目の妊娠が判明しました。「次は男の子がいいな~」と思っていたところ、なんと2人目は男の子!娘のときと同様、はじめは候補をポンポン思いついていた私ですが、今回は男の子だからか?旦那の厳しいチェックが入ります…。「それは小学生になったらもうダサい」「女っぽい名前じゃない?」「そんな名前つけて、名前負けしたらどうするん」など娘のときには言われなかったような言葉ばかり返ってきました。逆に旦那が考えてくる名前は仲のいい友だちの子どもの名前だったり、そもそも響きが好きじゃなかったりして全く気に入りません(笑)

妊娠後期に入ると毎日のように「〇〇って名前は?」「いや、それは変…」という会話が繰り広げられ、一向に決まる気配がありませんでした。旦那も自分の意思を変える様子はないし、私からしても「痛い思いをして産むのは私なのに!絶対妥協したくない!」という想いがあります(笑)

このままだと一生名前が決まらずに、名無し太郎になってしまうのでは…と本気で考えたほど。どうやっても夫婦の意見が一致することはなく、喧嘩に発展しそうなこともあったため一時期お互い名付けの話題は避けていました…。

結果、長男の名前はこうして決まりました

一時は名前を考えるのを休止していましたが、やはり名付けは親から子へのはじめての贈り物。夫婦で喧嘩をしているようでは、ダメだ!!と思い、名前を考え出しました。もう一度私がつけたい候補を3つ挙げ、意味と共に旦那に提出。すると、やはり返ってきたのは「う~ん…」という反応です…。私も旦那の候補を聞いてみますが、「これがいいね!」と心から言えるものはありません(笑)
そこで夫婦で出した結論は、お互い候補を1つずつ出して赤ちゃんの顔を見てから合う方に決める。夫婦間で決まらなかったら親や親戚に合う方を決めてもらう…ということになりました。形は違いますが、顔を見て最終決断をするのは娘のときと同じです。
そして、いざ出産。産まれてきた息子の顔を見てみると……、なんと旦那が出した候補の名前にピッタリの顔です(笑)いくら毎日顔が変わる新生児とはいえ、悔しいことに私が出した候補の名前は合わないような顔をしています。よくよく聞いてみると、旦那が候補にあげた名前の由来にも納得。こうして無事に夫婦で納得できる名前を息子にプレゼントすることができたのです。そんな息子も現在2歳。今では、この名前にしてよかったなと心から思っています。

素敵な名前のプレゼントを我が子に

我が子の名前を考えるのは簡単なことではありません。妊娠中にスムーズに決まった!という家庭もあれば、私たち夫婦のようになかなか決まらない…という家庭もあるでしょう。どうしても夫婦で一致しなかったら産まれてきた赤ちゃんの顔を見て決める方法もおすすめです♡

担当ライター

この記事をシェアする