子育ての記念に☆初めて生えた髪の毛で作る赤ちゃん筆

初めて生えた髪の毛で作る「赤ちゃん筆」。子育て中の良い記念になるのでは!との思いがあり、妊娠中から少し下調べをしていました。娘が生まれてきたとき、割としっかりと髪の毛が生えているのを見て「これなら作れそう」と、作ることを決心。今回は、赤ちゃん筆の種類や実際に髪の毛を切ったときの様子をご紹介します。

チャンスは一生に一度!赤ちゃん筆って?

赤ちゃん筆は、赤ちゃんが生まれてきて初めて生えた髪の毛を使って作る筆のことです。この初めて生えた髪の毛は「胎毛」と呼ばれることから、古くから「胎毛筆」の名前で親しまれ、わが子の成長を祈る「お守り」として作られてきたのだとか。

胎毛は初めて生える毛であり、先端は針のように尖がった「毛先」があるのが特徴。この毛先を束ねると、しなやかで美しい筆が作れるそうです。ただし、一度でも髪の毛を切ると切った断面は平らになって毛先は失われてしまいます。つまり、赤ちゃん筆を作ることができる髪の毛はまだハサミを入れたことがない髪の毛のみ。作れるのは一生に一度といっても過言ではないのです。

どんな種類があるの?

作れるのは一生に一度と知って、私は赤ちゃん筆に俄然興味が湧きました。生まれてくる娘の子育ての記念になる筆を作りたいと!

しかし、筆を作れるだけの髪の毛が集まるかどうかが問題ですよね。私自身が、髪の毛がなかなか生えない赤ちゃん時代を過ごしたと親から聞かされていたので、娘に髪の毛があまり生えてこなかったらどうしようと悩みました。そこで、どんな髪の毛の状態なら赤ちゃん筆を作ることが可能なのか調べてみることに。

髪の毛が少ない赤ちゃんでも◎な筆

調べてみると、赤ちゃんの髪の長さや量に応じて、たくさんの赤ちゃん筆の種類があることがわかりました。

大きな筆を作るには当然たくさんの毛量と長さが必要になりますが、紅筆のような一番小さな小筆なら、2.5㎝以上ほどの髪の毛を束にして直径6㎜ほどの量になれば作成が可能になるようです。これなら赤ちゃんの髪の毛が少なくても作れそうですね。

筆軸の素材やアクセサリーも選べる

筆の大きさや太さ以外に筆軸の素材も選べます。筆軸は、カラー素材のプラスチック・桜木・水牛角・黒檀など、いろいろな種類があり、さらに、軸の部分に名前やメッセージを掘ったり、パールやジュエリーストーンを付け加えたりと、オリジナルデザインに仕上げることが可能だとわかりました。

筆のケースも様々♪箱や額縁タイプも

さらに筆を保管するためのケースもいろいろ選べるようです。ガラスケースや霧箱タイプのほか、そのまま筆を入れて飾っておけるような額縁タイプのものもあります。ケースの蓋に家紋を掘ったり、乳歯をいっしょに保存できたり、様々なニーズに応じたデザインが用意されているようでした。

どこで切ってもらう?初めての美容院体験

娘が生まれたとき、すでに赤ちゃん筆を作ることは決めていたのですが、どこで作れるのか疑問に思っていると夫が行きつけの広島の美容院で赤ちゃん筆のポスターを発見。それ以降気をつけて見ていると、あちこちの美容院の店頭に赤ちゃん筆のポスターを見つけることができました。私が気付かなかっただけでいろいろな美容院で受付していたのですね。

美容院で赤ちゃん筆の受付をしてもらえるとわかったので、娘が9ヶ月になったある日、夫とともに美容院に娘を連れて行きました。

紅筆に決定も思ったより長さが必要だった

赤ちゃん筆のカタログをみて娘の筆は紅筆タイプのものに決めました。長さ4cm・直径6mmほどの髪の毛が必要なデザインでした。

娘は比較的髪の長さがあるほうだし、紅筆くらい余裕だろうと思っていたのですが、実際に美容院で見てもらうと「女の子だから切った後の髪型を考えるともう少し長さが必要」だと言われました。切った後のことを考えてなかった私は「なるほど」と納得。それはそうです。筆に必要な部分のみを切って終わりということではなく、髪の毛全体の長さを揃える必要がありますよね。

結局娘が11ヶ月になるまで髪を伸ばし、改めて切りに行きました。

初めての美容院カットを体験

夫の通う美容院でカットすることになったのですが、娘は美容院どころか髪の毛を切るのも初めて。人生初めてのカットは、夫の膝の上に座った状態で行うことになりました。美容師さんがDVDプレーヤーでアニメを見せてくれていたこともあり、娘は嫌がることなくカットを受けてくれ、安心しました。やはり私が思った以上に髪の毛が必要だったようで、カットが終わると娘はかなりのショートヘアに。

当時、わが家では和田アキ子さんヘアと呼ばれていました(笑)

いよいよ完成☆娘が大きくなったら持たせたい

カットをしてから筆を受け取るまでは3ヶ月ほどかかりました。筆によって完成までの期間は異なるようです。筆を受け取って確認したとき、筆軸の先にちょこんと見える可愛い毛先に胸がキュンとなりました。これからも、きっと筆を目にする度に子育ての思い出が蘇ることでしょう。夫と、娘が大きくなって家を出る日が来たらお守りに持たせようと決めています。大きく成長した娘に持たせる日が楽しみです。

担当ライター