子どもの書道教室はいつからがおすすめ?幼い頃から字を書くメリットとは

この記事をシェアする

子どもの習い事として人気の書道教室。未就学児ママの中には「字が書けるようになってからの方がいいかな?」といつから始めるべきか迷う人も多いようです。
そこで今回は、pikabuでも度々ご紹介してきた通信制書道教室「大観教室」に相談へ。いつから習い始めるのがおすすめなのか教えていただきました!先生によると、小学校入学前が字を書き始める絶好のタイミングとのこと。早くから習い始めると、どんなメリットがあるのでしょうか?

3、4歳はまだ早い!?書道教室っていつから始めたらいいの?

今回お話を伺ったのは、書道教室「大観教室」の代表、大野佳織先生です。

愛媛県松山市にある大観教室は、地元の子どもたちに人気の書道教室です。さらに数年前から通信制をスタートし、広島ママたちも多く入会している教室。詳しくはこちらの記事をチェックしてみてくださいね♪

大野先生に聞きました!「小さい頃から字を書くことのメリットって?」

まず、先生にお聞きしたのは、「まだ字が書けない子に書道教室は早い?」ということ。私自身、「4歳の子どもにいつか書道を!」と思ってはいるのですが、鉛筆を持つこともままならないうちから書道を習い始めるのは、なかなかイメージがわきません…

大野先生によると、
「小さいお子さんの場合、まずは『字を書くのって楽しい!』と思えるようになれれば十分ですよ」とのこと。そのため、最初は字が書けなくても全く問題なし。鉛筆を持つところから練習するので、むしろ早くから始めた方が正しい持ち方が身につきやすいとのことでした。

また、先生からは、
「書道のメリットは正しく、美しい文字が書けることだけではありません」
という一言も。例えば、

  • 集中力が養われる
  • 字を覚えるのが早くなる
  • 正しい姿勢になる
  • 礼儀作法が身につく


といったところも書道の大切な魅力。ヤンチャ盛りの3歳児、4歳児を育てる親としては、「早くから身につけて欲しい」と願うことばかりです…!

ママにインタビュー「3歳頃から書道を始めた“その後”は?」

大観教室には小学校入学前から書道を始めた生徒さんが多く通っているそうです。ここからは、そんな2人の生徒さんたちのママに「字を書き始めたのはいつから?」「当時の様子は?」など語っていただきました♪

「書道が娘の自信につながりました!」(7歳女の子ママ)

習い始めたのはいつからですか?当時の様子は?

鉛筆を持って練習を始めたのは、4歳から。当時は「字を書くのが好きになったらいいな」くらいの気持ちだったので、何か書けたらひたすら褒めていました

「書道を早くから習わせて良かった」と感じることは?

お友達や先生から字を褒められることが、本人の自信につながっているようです。小さい頃から頑張って取り組む習慣があると、困ったときにも踏ん張れる気がします。字を書くこともますます好きになっているようです

 

今の様子はいかがですか?

今では小学校一年生になり、書道歴も3年になりました。週1回、1時間の指導を受けています(硬筆と毛筆)。今は娘自身が決めた「1年生の間に段を取る!」という目標に向かって頑張っているようです。

「娘との関わり方を学ばせてもらいました」(小学校4年生女の子ママ)

習い始めたのはいつからですか?当時の様子は?

習い始めたのは3歳、当時はひらがながなんとなく読める程度でした。
最初は「眠い」と言って机の下に潜り込んだり、不機嫌になったり…練習しないこともしばしば。そんなときは、「休憩してから頑張ろう」と見守るようにしていました。すると、いつからか自らノートに向かうようになってくれたんです

「書道を早くから習わせて良かった」と感じることは?

娘への声かけの仕方に気づけたことです。娘はどちらかと言うとコツコツ頑張るというよりも短期集中型。たくさん書けたことを褒めるのではなく、出来たらすぐに褒める、そうやって続けたら上手くやる気を出してもらえました

 

今の様子はいかがですか?

現在、小学校4年生になった娘は変わらず短期集中型で頑張っています。先日、習字の先生の資格を取ることも夢の一つだと教えてくれました。途中で飽きてしまいやすい娘が書道という一つのことに力を注ぎ、夢を持ってくれたことがとても嬉しいです

 

***

大野先生からは、
「つい『幼稚園児だからこのくらいかな?』と無意識に線引きしてしまうことがありますが、子どもの持つ可能性や秘めた能力に触れるたびに、ハッとさせられるんです。書道を始めるのに早すぎることはない、と思います」
というお話も。私自身、「早くから書道を習うことが、親も気づかないような子どもの力を引き出すきっかけになるのかも」と感じました。

早すぎる書道デビューはやっぱり不安!大野先生にお悩み相談しました♪

最後にご紹介するのは、これまで多くの生徒さんと向き合ってきた大野先生がおすすめする練習方法。書道教室検討中のママたちの悩みにお応えいただきました。

字にまつわるママたちの悩み…大野先生の解決方法は?

早くから書道を始めることで字を嫌いになってしまいそうで不安です

大観教室では生徒さん一人一人に合わせて練習方法、目標を設定します。その子が途中で放り出してしまわない程度の練習量と、しっかり褒めることに気をつけてあげれば、自然と字を書くことが好きになっていきますよ

お手本通りに書くことができなさそう…

最初はお手本を無視してもOK。恐竜や虫…など、その子が興味のあるものの名前をお手本にしたりして楽しく練習します。無理強いは決してせず、退屈しないような方法を考えるようにしています。

いつも鏡文字になっちゃうんですけど直りますか?

書き順を覚えることで自然と直っていくことも多いんですよ。あまり気にしないことが一番かな、と思います。生徒さんの中には、分かっているのに鏡文字になっちゃう、と恥ずかしそうにしている子もいます。鏡文字になっても「違う」と否定せず、「惜しかったね」と声かけしてあげてくださいね

私から離れるのが苦手なわが子…「行きたくない!」とごねそうで心配です

大観教室では通信制での指導もしていますが、未就学児ママさんたちから好評なんです。まだ小さいうちは通信制からスタートするのもおすすめですよ。

 

通うのに不安なママには通信制教室がおすすめ!

小学校入学前の子どもにとっては、教室で座って字を書くだけでも難しいこと。親としては頑張って欲しいけど、本人のやる気が向かないことも多いですよね。

そこでおすすめしたいのが、大観教室のような通信制書道教室。子どものペースに合わせて自宅で進められるし、ママやパパと一緒に取り組めるのでお子さんが不安や緊張を感じることも少なそう。

また、未就学児の習い事には送迎が必要不可欠。きっと多くのワーママの悩みの種ではないでしょうか。通信制教室なら送迎が要らないので、忙しいママでも無理なく続けられます。

こちらの記事では、実際に大観教室へ入会したワーママの体験談など詳しくご紹介しています。ぜひ読んでみてくださいね♪

書道デビューは小学校入学前がおすすめ♪

大野先生のお話を聞いて、書道には「字が上手くなる」以外にも、子どもの心の成長につながる魅力がたくさん詰まっている、と感じました。これは息子が書道教室を始めるのに「まずは字が書けないと…!」とこだわっていた私自身も、考えを改めるいいきっかけに。
先生の言葉にもありましたが、書道を始めるのに早すぎるなんてことはありません。「いつから書道を始めるべき?」と迷う未就学児ママのみなさん、ぜひお子さんと一緒にデビューしてみてはいかがでしょうか?

日本習字 大観教室

住所

愛媛県松山市東垣生町219-8

TEL

080-1996-0351

通信教室月謝

・子ども 3,000円 (月2回添削)

・親子 5,000円 (月2回添削)

入会金

1,000円

公式Instagram

@ono_kaori

関連記事はこちら▼

担当ライター

この記事をシェアする