夜間断乳にトライしたらスムーズに完全断乳に成功!?おっぱいマンの息子の断乳体験談

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子育てするにあたって、断乳の時期や方法について悩んでいるママたちも多いのではないでしょうか?実際に断乳を実行したママたちには、さまざまなエピソードや道のりがあるでしょう。今回は、我が家のおっぱい大好きマンである息子が断乳に踏み切ったときのきっかけや方法についてご紹介します。

 

つらすぎる夜泣きから逃れるため10ヶ月で夜間断乳を決意!

「赤ちゃんは寝るのが仕事」そんな言葉を耳にしたことがある私は、赤ちゃんってみんなよく寝るんだと勝手に思い込んでいました。しかし、それはすべての赤ちゃんに当てはまるわけではないことを思い知らされます。ウチの息子は寝ないタイプの赤ちゃんだったのです。
寝かしつけを完了してベッドを離れる際にちょっと関節がポキっと音を立てようもんなら「うぎゃー!」ギャン泣き。それぐらい環境に敏感な子でした。

またおっぱいへの執着度もすごく、日中はもちろん夜中も頻繁に欲しがる始末。
普通成長とともに授乳感覚はあくものじゃないの?
と思いながらも、おっぱいをあげて寝てくれるのなら…と、その都度授乳して寝かしつけをしてしまっていました。

それが良くなかったのか夜泣きはどんどんひどくなり、10ヶ月に突入する頃にはついに1時間置きに。もうおっぱいはカラカラ。また寝不足からのイライラで、主人にもあたってしまい険悪な雰囲気に。
いい加減5時間ぐらい続けて寝たい!これでは夫婦崩壊してしまう!そんな思いから、夜中だけでも断乳すればぐっすり寝てくれるようになるのでは…とすがるような思いで夜間断乳を決行することにしたのです。

ついに来た!夜間断乳決戦日

来月には息子も保育園に通い出し、私も働き出す…。ふとカレンダーを見るともうすぐ世間はGW。これはこの日に夜間断乳を実行するしかない!と思いました。
ママ友のなかには実家を頼って夜中格闘したのち、日中親に預けて睡眠時間を確保するという人もいましたが、ウチは両実家とも広島県外。そのため、頼れるのは主人のみ。主人に夜間断乳をすることと決行日を伝え、協力してくれるようお願いしました。
「このGWは体力的にも精神的にも相当キツイんだろうな。泣いてる姿を見て私は耐えられるのかな…」そんな想いがずっと頭のなかをぐるぐる巡っていました。
しかし、「中途半端に途中で諦めてしまってかわいそうな想いをさせてしまうのは息子。やるなら心を鬼にして絶対にやり遂げないと!」と気持ちを奮起させて、ついに夜間断乳決行の初日を迎えたのです。

夫婦でタッグ!あの手この手を駆使した3日間

夜間断乳初日、それはもうひどい泣き方でした。泣くというよりもはや悲鳴。それと同時にこんなかわいそうな想いをさせてまでする必要があるのかと弱気になり、ついには私まで涙がボロボロ。
しかし、助けられたのは主人の言葉。「大丈夫。きっと泣き疲れていつかは寝てくれるし、明日はマシになってるかも。」主人のマイペースさとやさしさでなんとか気持ちを持ち直すことができました。そしてどうにか乗り切った壮絶な1日目。そのとき試した方法を思い出してみました。

・ひたすら抱っこでゆらゆら
・歌をうたってみる
・入眠にいいとされている音楽を流す
・お茶を飲ます
・リビングに移動し場所を変えてみる
・電気をつけて一旦起こす
・寝かしつけを諦め、テレビをつけて興味をそらす

これらはネットで調べた方法ですが、息子には一切効かず。結局朝方までひたすら泣き続け、疲れ果てた末にようやく抱っこ紐で5時頃寝付いたという感じでした。

2日目は新たな作戦を考案。おっぱいを忘れてもらうためすべてを主人に任せ、私は存在を消すという方法です。
寝かしつけるタイミングから主人にお願いし、私はリビングで待機。ひたすら悲鳴のような泣き声を聞きながら我慢しました。息子を直接あやすよりこっちの方がつらかったです…。しかし、この方法が良かったのか、2日目ということが良かったのかは分かりませんが、なんと1時間ほど泣いたのちにスッと寝てくれたのです。
結局この日は朝5時前までぐっすりと寝てくれました。そして3日目も泣いたのはたった10分の1回だけ。効果が目に見えて分かった3日間でした。

あら?日中もおっぱいを欲しがらない

3日目以降も順調で、たまに1、2回ほど泣くことはあってもトントンしてあげるだけでスッと寝てくれるように。まさか3日間頑張っただけでこんな日が来るなんて!と主人とシミジミしたのを覚えています。
なかには朝起きる時間帯が5時前と早いときもありましたが、夜我慢してくれた分、朝イチはたっぷり授乳時間を取るようにしていました。その後はいつもだいたい2、3時間後にまたおっぱいを欲しがってぐずるがいつもの流れだったのですが、夜間断乳1週間後あたりから授乳間隔が少しづつ長くあくように。さらにその1週間後には朝イチの授乳もあまり欲しがらず、だんだん夜寝る前の1回のみになっていきました。

夜間断乳のつもりが完全断乳に成功!

あれ?これはもう断乳のサイン?そう思い、夜はフォローアップミルクに変えてみたところすんなり受け入れ、すっかり息子は眠たいモードへと突入。いつもと同じようにトントンするとスッと眠ってくれたのです。
次の日も授乳ナシで1日を終え、気持ちの準備がそこまで追いついていなかった私はびっくり!
「断乳してしまった…!おっぱいマンだった息子についにこの日が来てしまった。」
正直、そのときはうれしいような悲しいような何とも言えない複雑な気持ちでした。

完全断乳成功と言っていいのでしょうか?それとも自然断乳?おっぱい離れさせるにはもっと手こずるだろうと予想していたので、ちょっぴり拍子抜けしてしまいましたが、夜間断乳をきっかけにスムーズに断乳できてしまったのです。
そしてその日から息子の食べる量にも変化が。大人顔負けのボリュームのごはんをたいらげるようになり、成長曲線以下だった息子の体重がぐんぐん増加。
予想していたより少し早めの断乳となりましたが、結果息子にとってプラスとなったので、この時期に断乳できてよかったといまは感じています。

断乳も子育ても十人十色

断乳には十人十色のエピソードがあり、どれが正しいのかなんて答えはないのだと思います。これは子育てすべてに言えることかもしれません。必死な毎日で逃げ出したくなるときもありますが、そんな日のこともいつか子どもに笑って話してあげられるよう、たくさんの物語を積み重ねていけたらいいですね。

担当ライター

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