パパママ必見!妊娠から産後までもらえる給付金5選

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我が子の出産や成長は、パパ・ママにとってかけがえのないもの。しかしそれには、出産費用やおむつ代やミルク代など、いろいろなお金がかかりますよね。今回は、そんな広島パパ・ママと未来を担う子どもたちのために設けられている給付金制度について紹介します。子育てにかかる費用について、さらに各種給付金の利用条件や支給までの流れについてまとめましたので、ぜひご覧ください。
★掲載情報は変更になる場合がありますので、公式サイトやSNSで最新情報をご確認ください。

子育てにかかる費用っていくらくらい?

子育てには、ある程度の出費はつきもの。覚悟はしていたものの、意外なところでお金がかかってしまうこともあります。出産費用はもちろん、赤ちゃんのおむつ代やミルク代も必要ですよね。なお、おむつ代は0歳児でひと月5,000円程度、ミルク代はひと月10,000円程度とされています。さらに、保育園や幼稚園では月々の月謝について考えておかなければなりません。出産前には子育てにかかる費用について知り、ライフステージに合わせた資金計画も必要となるでしょう。

ここからは、子育て世帯が受けられる給付金について紹介します。国が設置している《出産・子育て応援給付金》《出産育児一時金》《児童手当》のほか、広島市が独自に行っている給付金についてもまとめました。

妊娠がわかったら申請しよう!出産・子育て応援給付金

<出産応援給付金※広島市の場合>

対象者

・令和5年3月1日以降に届出をした妊婦

・届出時・転入時に区保健センターによる面談を受けた方

・他の市町村で、国の出産・子育て応援交付金による支給を受けていない方

※原則妊娠中に申請

金額

妊婦または母1人につき5万円

届出方法

初回妊婦検査後に申請

支給目安時期

申請後1~2ヶ月

原則、生後4ヶ月までに申請してください。

対象者

・令和5年3月1日以降に出生した子どもを養育している方

・面談等を受けた方

・他の市町村で、国の出産・子育て応援交付金による支給を受けていない方

金額

子ども1人につき5万円

届出方法

1. 出生届出日の翌月に届く申請書を提出

2. 面談実施

3. 案内に沿って申請

支給目安時期

申請後生後5~6ヶ月頃

※支給目安時期や届出方法は自治体によって異なります。
「出産・子育て応援給付金」は、国が展開している子育て支援制度です。自治体によっては、現金ではなくクーポンなどで支給されています。妊娠届出・出生届出後に5万円ずつ・合計10万円が支給されます。

出産費用の負担が軽減!出産育児一時金

<出産育児一時金>

対象者

・国民健康保険の被保険者

金額

1児につき50万円

(産科医療補償制度対象外の病院の場合や22週未満の出産の場合は488,000円)

出産育児一時金では、病院側が申請・受取を行うため特別な手続きは不要です。出産費用が一時金より高い場合には、その差額を病院に支払う必要があります。また、一時金より出産費用が安かった場合には、差額を受け取ることができますよ。差額を受け取る場合には、区役所保険年金課への申請が必要です。
なお、広島市内の有名産婦人科の場合は、一時金に加えて10万円程度かかるケースも少なくありません。できるだけ出費を抑えたい場合には、出産費用が安い産婦人科を検討してみるのも良いでしょう。

高校生まで支給される!児童手当

<児童手当>

対象者

・高校生年代までで国内に住所がある子どもを養育している方

・養育者も国内に住所がある方

・子どもと生計が同一である方

金額

3歳未満 15,000円(第3子以降3万円)

3歳以上~高校生年代 1万円(第3子以降3万円)

届出方法

出生時や転入時に「認定請求書」を提出

支給月

2月・4月・6月・8月・10月・12月

※申請した月の翌月分から支給

令和6年10月から第3子以降3万円の支給となり、支給月も年3回から6回へと変更になりました。また、所得制限が撤廃となったことで、制限なく援助が受けられるようになったのも特徴です。児童手当は出生届と同時に手続きができます(広島市の場合)。申請した翌月分からの支給となるので、忘れず申請しましょう。

急な病気も安心♪こども医療費補助制度

<こども医療費補助制度(広島市の場合)>

対象者

・広島市内に住所がある中学3年生までの子ども

・保護者の前年の所得が制限額未満の世帯

・健康保険の加入者

・生活保護やひとり親家庭等医療費補助、重度心身障害者医療費補助を受給していない方

金額

所得が一部負担金の基準額未満の場合

・通院 1日500円まで

・入院時 一部負担金なし

所得が一部負担金の基準額以上、所得制限額未満

・通院 未就学児1日1,000円まで

    小学生・中学生1日1,500円まで

    第3子以降1日500円まで

・入院時 一部負担金なし

届出方法

こども医療費受給者資格認定申請書を区福祉課に提出

広島市では、一部負担金の基準額および所得制限額を設けています。所得制限額以上の場合は、対象外となるので注意しましょう。
広島県内でも所得制限を設けている地域と設けていない地域があります。なかでも廿日市市は、未就学児の医療費を所得制限なしで無償化しているのが特徴です。また、補助対象を高校卒業までとしています。住んでいる地域の医療費や所得制限に関しては、各自治体のHPを参考にしてください。

おじいちゃんおばあちゃんと住む予定のパパママ必見!三世代同居 近居支援事業

対象者

・小学生以下(出産予定を含む)の子どもが同居する世帯

・親世帯と同居または直線距離で1.2km以内に近居する世帯

・申請した年度内に自ら居住する世帯

・町内会に加入し積極的に参加する意思がある世帯

・他の助成等を受けていない世帯

・過去に同じ助成金を受けていない世帯

金額

引越し費用・不動産登記費用・仲介手数料・礼金の2分の1

(※上限10万円)

届出方法

住み替え前に必要書類を広島市企画総務局コミュニティ再生課に提出

三世代同居・近居支援事業は、広島市以外の自治体でも実施されています。なお、それぞれ年度内の受付枠があるため注意しましょう。
たとえば、安芸郡坂町の場合、町外から転入および同居を条件に住宅の購入または新築をすると、最大200万円の補助が受けられるようです。※それぞれの補助条件については各自治体のHPを参考にしてください。

補助金を活用してより充実した子育てライフを!

広島市および広島県内ではさまざまな子育て支援制度を展開しています。なかには広島市や各自治体が独自で展開している補助金もあるようです。出産はもちろん、病気や入院、引っ越しなどで活用できる制度もありますよ。今一度、活用できる制度があるかどうか確認してみてくださいね。

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担当ライター

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