広島子育て世代に聞く!新型コロナウイルスワクチン、あなたはもう接種した?コロナ禍の暮らしについても聞きました!

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ついに広島でも、接種可能なすべての年齢の人が新型コロナウイルスワクチンの接種ができるようになりました。もう接種や予約をされた方もいるのではないでしょうか?
今回pikabuでは、広島県在住子育て世代の男女147名に、ワクチン接種への期待や不安、本音をアンケート調査!
また、コロナ禍で赤ちゃんを産んだママや、お家時間が増えた家庭に、苦労したことや、家族の暮らしに変化はあったかなどの声も、あわせて聞いてみました。
コロナ禍の現在、子育て世代がどんな思いを抱えているのか?をレポートします!

ワクチン接種、もうした?してない?

まずは、新型コロナウイルスワクチン接種に関するアンケート結果からご紹介しましょう。

あなたは、新型コロナウイルスのワクチンを接種もしくは予約しましたか?

接種した、もしくはする予定、という意見を合わせると約6割。その一方で、接種するつもりはない、迷っている、と答えた方が約3割、という結果に。意見が分かれる形となりました。これは、子育て中の若い世代の人たちが、情報収集したうえで、接種する・しないを自分たち一人ひとりでしっかり考えている…ということを表しているのでしょう。

接種対象年齢のお子さんがいる方に伺います。お子さんはワクチンを接種、もしくは予約しましたか?

こちらは、半数以上が「接種するつもりはない、迷っている」という結果に。

また、「上記の選択は、お子さん本人の希望ですか?」という質問をしてみました。

すると、「本人が希望した」「本人も親も希望した」と答えた方が半数以上。親だけの意見でなく、子供の意見も尊重しながら選択していることが伺えます。

接種しない、迷っている人たち・・・その理由は?

続けてアンケートでは、本人・または子供のワクチン接種を「しない」、もしくは「するか迷っている」と答えた方に、その理由を質問しました。いくつかの回答をピックアップしてご紹介します。

接種しない・迷っている理由

・副反応が怖い、数年後どうなるか事例がないので怖い
・周囲で副反応が強く出た人がいたから
・いろいろな情報がありすぎて、何が正しいのかわからない
・大人すら怖いのに、子供となると怖い気持ちが余計に増す
・シングルマザーなので、ワクチンで自分が重症化した場合を考えると、不安
・妊娠中なので不安

回答を見ていくと、副反応を含めた体調の変化を懸念している方が多いよう。また、あまりにさまざまな情報が交錯していて、どれが正解かわからないため慎重になっている方も、少なからずいるようです。

ワクチン接種について、行政や社会に対して求めることは?

今回のワクチン接種に関して、行政や社会に求めることを聞いてみたところ、「ワクチン接種を早急にすすめてほしい」という意見が多く見られました。
また、低年齢の子供でもワクチン接種できるようにしてほしい、という意見も多数。
一方で、40%以上にものぼる「その他」の意見には、「義務化しないでほしい」「ワクチンハラスメントは問題だ」という声も多く寄せられました。

その他の意見

・義務化はしないで欲しい、特に子供の義務化はしないで欲しい
・マスコミは、不安をあおるばかりでなく、もっと正しい情報を流してほしい
・ワクチンの安全性を早く確立してほしい
・もっと、スムーズに予約がとれるようにしてほしい
・ワクチンが余っている病院などを、ネットで紹介してもらえたら便利だと思う

また、加熱するワクチン接種議論を見て「ワクチンについて討論するよりも、特効薬を早く開発してほしい」という意見もありました。

赤ちゃんを迎えた家庭、おうち時間が増えた家庭での変化は?

続いては、コロナ禍の家族の暮らしについてもアンケート調査。コロナが流行する中、特に困る人が多いと言われる「出産」と「夫婦関係」について聞いてみました。

コロナ禍の妊娠・出産で困ったことは?

まずは、コロナ禍で出産したママにアンケート調査。今、できなくて困っていることや、こんなことができればいいのに、ということはありますか?と質問してみました。
その結果が、こちら。夫ですら、出産後の面会は制限もしくは禁止されている、という病院が多い現状。当然、立ち合い出産は難しくなってしまい、残念に思うママとパパが多いようです。
また、ママたちからは次のようなエピソードが寄せられました。

・妊婦健診でエコー検査しているところを夫や上の子に見せてあげられない
・出産時はマスク着用で、と言われた。呼吸が大丈夫かと不安
・授乳時以外は赤ちゃんに面会できなかった。家族も面会に来られず、つらかった
・昨年の10月に出産したけれど、まだ義理の両親に会えていない。早く会わせてあげたい
・切迫早産で長期入院したとき、子供と面会ができず、上の子に寂しい思いをさせてしまった
・保育園の事前見学に行けないので、どの園がいいのか判断するのに困った

仕方ないこととわかっているとはいえ、妊娠・出産は、人生でも大きな出来事。家族と同じ時間や喜びを分かち合いたい、というママたちの思いはもっともです。

家族で過ごす時間が増え、夫婦関係に変化は?

続いて、家族で過ごす時間が増えたことによる、夫婦関係の変化について質問してみました。世間では「コロナ離婚」という言葉も聞こえてきましたが、実際は…

なんと、過半数が「変わらない」という回答でした。そして、続いて多かったのが「仲が良くなった」という意見です。

仲が良くなった、もしくは悪くなった、と答えた方に、その原因を尋ねてみました。

◎仲が悪くなった人の意見

・家にずっといても、することがなくて、お互いにイライラしてしまう
・夫が在宅勤務になり、私の家事の負担が増えた
・夫は家にいるのに、家事を手伝ってくれないから

どうやら、パパが家にいることで、ママの負担が増えたことが、仲が悪くなった原因のひとつ、のようです。

◎仲が良くなった人の意見

・主人が家事や育児を自分ごとと捉えてくれるようになったので、お互いに感謝の気持ちを持てるようになりました
・私のつわりが酷いとき、テレワークの夫が家事や上の子の育児をしてくれたので、とても助かりました
・夫が家で過ごす時間が増え、子供と過ごす時間が増えたので
・子供とじっくり向き合って過ごす時間が増えたと思う
・夜に散歩に出るなど、家族の時間が増えたことで、会話も増えた

お家時間が増えたことで、夫婦で協力して家事や育児をするようになった、家族の会話も増えたなど、夫婦関係が良くなった、という意見がたくさん寄せられました。こう考えると、コロナも悪いことばかりじゃない、と言えそうです。

「前向き思考」を忘れずに

今回のアンケートで、広島在住のパパママはワクチン接種に関してさまざまな考えがある、ということがわかりました。また、どの意見も尊重できるよう、きちんと耳を傾けている人が多いという印象でした。
誰かの意見を丸呑みにせず、自分でしっかり情報収集し、家族間で話し合うことは大切です。
今回のコロナ禍は、そんな「家族で向き合う時間」を作れるいいチャンス。どんなときでも、前向き思考を忘れずに、みんなでコロナ禍を乗り切りましょう。

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担当ライター

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