キャンプ好きのママが教える♪子連れキャンプデビューのポイント

秋はキャンプのベストシーズン!過ごしやすく虫も少ないため、子連れでのキャンプデビューにぴったりな気候です。しかし、キャンプに行きたいとは思っていても「子どもと一緒だと大変そう…」と不安に思うママ・パパも多いはず。そこで今回は、3歳の息子と数々のキャンプを経験してきた筆者が、安心して楽しめる子連れキャンプのポイントをご紹介します!ぜひこの秋は、子どもと一緒にキャンプ場でたくさんの思い出を作ってみてくださいね。
子連れキャンプって最高♪その魅力は?
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ハードルが高いと思われがちですが、実は子連れキャンプには、家族みんなが笑顔になれる魅力がいっぱい詰まっています。ここでは、実際に筆者が体験してみて感じた、子連れキャンプならではの素晴らしさをご紹介しましょう。
非日常を体験できる
テントで眠ったりたき火で料理したり、子どもにとって大自然の中で過ごすキャンプは、そのすべてが新鮮な冒険!普段の便利な生活の中では体験できないような、たくさんの非日常が待ち受けています。そんな環境で、ワクワクしない子どもはきっといないはず!非日常的な体験をとおして、子どもの新たな一面が発見できるかもしれません♪
子どもの好奇心がくすぐられる
自然の中には、子どもの「なぜ?」「どうして?」を刺激するものがたくさんあります。たとえば「川の水はなぜ冷たいのか」「空の色はどうして時間とともに変わっていくのか」「なぜ秋の虫はきれいな鳴き声なのか」のような疑問は、自然とじっくり向き合うからこそ湧いてくるもの。自然界の不思議に出会うことで、子どもの好奇心はぐんと育まれます。
親のカッコいいところを見せられる!
キャンプでは、テントを設営したり薪で火を起こしたりと、家では見せられないような姿を披露できる場面が多々あります。不便な環境の中でもスマートに立ち振る舞う親の姿を見て、きっと子どもは「ママ・パパすごい!」と尊敬の眼差しを向けてくれるはず!親としての自信もアップして、家族の絆もさらに深まりますよ◎
ポイントは6つ!子どもと安心して楽しめるキャンプ場の見極め方
子連れでのキャンプ場選びでは、いくつかの押さえておくべきポイントがあります。ここでは、6つのポイントをお伝えしましょう。
家から近い
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まず大切なのが、家から近いキャンプ場を選ぶこと!移動時間が長いと子どもが退屈したり疲れてしまったりする可能性があります。目安としては、車で1時間30分以内にアクセスできる場所が理想。移動時間を短くすることで、子どもが元気いっぱいにキャンプ場で遊べる時間をたっぷりと確保できます◎
アーリーチェックインorレイトチェックアウトできる
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キャンプ場がアーリーチェックイン、またはレイトチェックアウトに対応しているかも重要なポイント。アーリーチェックインとは、通常よりも早くチェックインできるサービスで、レイトチェックアウトは通常よりも遅くチェックアウトできるサービスのことです。子どもがいると、想定外のトラブルが起こりがち。「気付いたらテント設営や火起こし、料理に追われ、子どもと過ごす時間がなくなってしまった…」というケースも考えられます。せっかくのキャンプが慌ただしくならないよう、時間に余裕を持てるキャンプ場を選ぶのがベターです。
近くに遊び場がある
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キャンプ場を選ぶときは、近くに川やアスレチックなどの遊び場があるかどうかもチェックを。何もしない贅沢を味わうのがキャンプの醍醐味ですが、子どもは退屈してしまう可能性があります。子どもにも思い切り楽しんでもらうには、さまざまなアクティビティを体験できそうなキャンプ場を選ぶのがおすすめです。とくに川釣りOKのキャンプ場なら、自分で釣った魚を調理して食べるという貴重な体験ができます。食育につながるだけでなく、新たな発見や学びも得られるでしょう。
近くに入浴施設がある
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多くのキャンプ場に簡易シャワーが用意されていますが、子どもと一緒に入るのは少し大変。しかし、近くに温泉や温浴施設などがあるキャンプ場なら、そんな心配はいりません♪タオルをレンタルすれば、持ち物も少なくて済むのが魅力。広々とした浴場で、親子一緒にゆっくりと疲れを癒やせますよ◎
トイレがキレイまたは洋式トイレがある
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子連れでキャンプに行くなら、衛生面も外せないポイント。子どもが安心して用を足せるような、清潔な水洗トイレがあるキャンプ場を選びましょう。また、虫が入ってこないように対策されているかどうかもチェックしておきたいところ。ホームページやキャンプ場の比較サイトなどを活用して、念入りに下調べしておきましょう。
芝生のサイトがある
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テントサイトの地面は、芝生だったり土だったり砂利だったり、キャンプ場によってまちまち。それぞれのサイトにメリットデメリットはありますが、子連れで行くなら芝生サイトのあるキャンプ場がおすすめです。芝生サイトは柔らかく、寝るときに痛みを感じにくいのが特徴。外で寝るのが初めての子どもでも、安心して眠りにつきやすいでしょう。
事前に準備しよう!あると便利な持ち物は?
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子ども連れでキャンプに行く際は、以下のようなアイテムを持っておくと安心です。
- 多めの着替え、アウター
- 子ども用のイス
- 脱ぎ履きしやすい靴
- 厚みのあるキャンプマット
- 救急セット
- おもちゃやお菓子
とくに、着替えや防寒着などは、多めに準備しておくのが鉄則。キャンプ場の場所にもよりますが、秋は昼と夜の寒暖差が大きい季節です。日中はたっぷり遊んで汗をかきますが、夜は思った以上に寒くなります。せっかくのキャンプで子どもが風邪をひかないよう、着替え用と重ね着用に、多めに衣類を用意しておきましょう。
また、いくら芝生で柔らかいといっても、平らでまっすぐなサイトばかりではありません。地面の形状によっては寝心地の悪さを感じることもあるので、厚手のキャンプマットを用意しておくのがおすすめ。普段とあまり変わらない寝心地で、ぐっすりと眠ってくれるはずです。
子ども連れでのテント設営が不安なら、コテージでの宿泊もアリ◎
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子ども連れのキャンプでやはり一番ネックになるのは、テント設営と撤収作業。中には簡単に設営・撤収できるものもありますが、基本的には大人2人がかりで行う作業です。その間、子どもから目が離れるのを心配に思うのは親として当然のことでしょう。
そんなときは、コテージでの宿泊を検討するのもアリ◎一般的に、コテージにはキッチンや調理道具、バス、トイレなどの生活に必要な設備が備え付けられており、キャンプに必要なテント設営・撤収、火起こしをする必要がありません。快適な空間にいながら大自然を満喫できるため「テント設営や撤収作業は不安だけど、キャンプを楽しみたい」という方にぴったりです。
不安なときは無理せずに、コテージなどの比較的ハードルが低い宿泊スタイルから始めてみて、慣れてきたらテント泊にチャレンジしてみると良いかもしれませんね♪
大自然の中で子どもと一緒に最高の思い出を作ろう!
子連れキャンプは「大変そう…」というイメージを持たれがちですが、キャンプ場や持ち物などを事前にしっかりと吟味しておけば、そこまで難しいことはありません。何よりも「キャンプっておもしろい!」「また行きたい!」と子どもが楽しそうに話してくれるのが、親にとっては一番の喜び。今回ご紹介したポイントを参考に、秋のベストシーズンにぜひ子連れでキャンプデビューしてみませんか?大自然の中で過ごす特別な時間は、きっと最高の思い出になるはずです♪
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担当ライター