赤ちゃんの夜泣きに悩んだらどうする?対処法と乗り切り方

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我が子が夜中に何をしても泣き止まず、どうすればよいのか途方に暮れてしまう…そんな切実な赤ちゃんの夜泣きに悩まされていませんか?抱っこしながらあやしたり、ミルクをあげたりしてもまるで効果がない場合、いつまで続くのかと先が見えずに暗い気持ちになってしまいますよね。今回は、ママにとって試練ともいえる赤ちゃんの夜泣きがテーマ。試してほしい対処法や、乗り切り方のコツをお伝えします。

多くの産後ママが悩んでいる!辛い赤ちゃんの「夜泣き」

多くのママたちが悩んでいる赤ちゃんの夜泣き。どのような泣き方を夜泣きと呼ぶのかご存知でしょうか?原因にはどのようなものが考えられるのかや、夜泣きをする子に特徴はあるのかといったことも併せてご紹介します。

そもそも夜泣きはどういうものなの?いつからはじまる?

出典:photoAC

昼間はご機嫌だった赤ちゃんが、夜中になると激しく泣き出してしまう夜泣き。個人差がありますが、生後5ヶ月頃から悩まされるケースが多いそうです。生まれたばかりの赤ちゃんはさまざまな要求を伝えるために泣き声をあげますが、これはミルクやオムツなど原因があってのことなので夜泣きにカウントされることはほとんどありません。生後約3ヶ月が経つと、赤ちゃんも生活に慣れはじめて夜に少しずつ眠れるようになります。そろそろ生活サイクルが身についてきたかな?と思いはじめた頃に、突如夜中泣き出して止まらなくなってしまうケースを夜泣きと見なすことが多いようです。1歳頃までがピークといわれており、激しい夜泣きは多くのママたちの悩みの種となっているのだとか。2歳頃には落ち着くことが多いものの、おさまらない場合もありさまざまな要因があるといわれています。

夜泣きをする原因は?年齢によって違うの?

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ママたちもほとほと困ってしまう夜泣きですが、ハッキリとした原因は解明されていません。ただ、夜泣きをする月齢や年齢によってちょっとずつ原因が違うのではないかと考えられています。
<生後5ヶ月頃~>
ちょうど乳歯が生えてくるのでむず痒さから泣くケースも多いといわれています。また生活リズムがつかめず、上手に睡眠が取れないため泣くこともあるのだとか。
<1歳を過ぎた頃>
赤ちゃんの脳が昼間受けた刺激を処理しきれず泣いていることもあるそうです。まれに、体調を崩していたり睡眠障害を引き起こしていたりする場合もあるので、不安を感じたらかかりつけ医に相談をしましょう。
<2歳以降>
精神面での不安のあらわれが考えられます。弟や妹が誕生したり保育園に入園したりといった生活の変化が原因かもしれません。脳が発達して怖い夢を見ることも多く、夜泣きの原因ともなるようです。

夜泣きをする子としない子、違いはどこにある?

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夜泣きが激しい子と夜中ぐっすり眠ってくれる子は、一体何が違うのか疑問に思うママも少なくないはず。夜泣きをしない子は、どちらかといえば男の子の方が多いと言われています。女の子は感情面の発達が男の子より早く、夜泣きにつながっている場合もあるそうです。また、眠る前にミルクやおっぱいをたっぷりと飲んでお腹を満たしている子は夜泣きしにくいともいわれています。そのほかにも、ベビーベッドに寝せずにママやパパの近くで寝ている子は安心から泣きにくいなど、さまざまな説があるのだとか。
しかしどのケースも仮説であり、当てはまらないことも多々あります。もし自分の子供が夜泣きをする子だった場合、この子はなぜ泣いてしまうのかしっかりと様子を見極めることが大切といえるでしょう。

赤ちゃんが夜泣きするときにおすすめ!5つの対処法

夜に泣き出した赤ちゃんがどうしても泣き止まない場合、ミルクや抱っこ以外に普段の生活でぜひ試してほしいことがあります!ここでご紹介するいくつかの方法は、夜泣きの改善に7割が成功したともいわれている方法です。夜中に起きて頑張っているママにとってはなかなか大変かもしれませんが、できそうなことから取り入れてみてくださいね。

規則正しい生活で赤ちゃんの生活リズムを整える

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子供が夜泣くとママも睡眠不足で起きられないかもしれませんが、できるだけ朝起きて夜眠るという生活リズムを心がけてみてください。生活環境をきちんと整えるのは夜泣き対処法の王道ともいわれているそうです。赤ちゃんの中で生活のリズムが安定し体内時計が機能しはじめると、夜泣きがおさまるケースが多いそうですよ。

朝はなるべく7時までには起こしてみる

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赤ちゃんはなるべく7時までには起こしましょう。しっかりと朝日を浴びることで生活にリズムがつき、比較的夜に眠りやすくなります。赤ちゃんはまだ体内時計がうまく作用していないので、大人が意識してリズムを整えてあげることが大切です。

お昼寝はほどほどに!昼間は活動的に過ごす

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お昼寝の時間が長いと、夜うまく眠れずに夜泣きをしてしまう場合も。昼間はなるべく活動的に遊ばせてしっかりと体力を使いましょう。体をちゃんと動かすと、夜しっかりと眠れる可能性も高くなります。

眠る前にしっかりとスキンシップの時間を作ろう

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眠る前に、赤ちゃんとのスキンシップの時間をしっかり作ってみましょう。眠りにつく前の儀式としてルーティン化するにもおすすめです。肌と肌が触れあうことで赤ちゃんが安心して寝ることができるようです。また、もう寝る時間だと思ってもらうことで生活リズムがつきやすくなるといわれています。

お部屋の温度や湿度に気をつける

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就寝中の寒さや暑さで夜泣きをしているケースもあるため、お部屋の温度調節には十分に気をつけましょう。空気が乾燥すると風邪をひきやすくなるので加湿器を使うのもおすすめ。眠るときの赤ちゃんの服装も、着せすぎや薄着にならないよう気をつけてくださいね。

寝不足で辛い!赤ちゃんの夜泣きを上手に乗り切るには?

赤ちゃんが夜泣きをすると、睡眠不足で気持ちが追い込まれてしまうママも少なくありません。いろいろな対策をしてもすぐには効果を感じられない場合、うまく気持ちを切り替えることが大切ですよ。

まずは深呼吸!ママ自身の心を落ち着かせよう

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夜泣きで眠れない日々が続くと、ついマイナスなことばかり考えがちに。イライラや悲しい気持ちが止まらなくなったときは、一旦深呼吸して立ち止まってみましょう。赤ちゃんが大泣きしていても、ほんの少しの時間なら放置しても大丈夫。ゆっくりと大きく息を吐くことで、自然と深く息を吸うことができます。深呼吸は気分の切り替えに効果的なのでぜひ取り入れてみてくださいね。

夜泣きは成長に必要なものと考えてみよう

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どうしても夜泣きがおさまらない場合、「この子は今猛烈に成長している…!」と自分に言い聞かせてみましょう。ママにも赤ちゃんにも落ち度はありません。ただただ成長スピードに赤ちゃん自身がまだ追いつけていないのです。今はそんな時期なのねと気持ちを切り替えてみましょう。

泣き止まないときの必殺技!散歩やドライブは気分転換にも

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おうちの中で泣きじゃくる赤ちゃんと閉じこもっていると、悪い方向にばかり考えて煮詰まってしまいますよね。そんなときは思い切ってお散歩やドライブに出かけてみましょう。外の空気に触れると自然と泣き止んだり車が走り出すと赤ちゃんが眠ったりすることもあります。好きな音楽をかけてママも気分転換をしてみてくださいね。

1人で限界まで頑張りすぎない!家族の助けも必要

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パパの仕事が忙しい場合、夜泣きする赤ちゃんの対応はママの役目になりがちです。でも、1人だけで抱え込むのはとっても危険!パパともよく話し合い、家族の問題であることを理解してもらいましょう。もし身近に頼れる人がいるならば悩みを打ち明けて頼ってみて。一時預かりサービスやベビーシッターなどを利用してみるのもいいかもしれませんね。

まずはできることからはじめよう!気持ちの切り替えも大切に

赤ちゃんが夜泣きすると、ママは身も心も削られて辛い思いがしますよね。まずは地道に生活リズムを整えることから意識して改善してみましょう!全部やろうと思わなくても大丈夫。できることからはじめてくださいね。今この子は成長している真っ只中だと考えるのもよいかもしれません。周りの協力も得ながら、辛いこの時期を乗り切っていきましょう!

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担当ライター

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