楽しく遊んでお勉強!健康科学館は驚きと発見の宝箱☆

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広島市中区千田町にある「健康科学館」は、健康や身体をテーマにした科学館です。この施設では、身体の仕組みや健康の大切さ、生命の神秘が学べる展示やイベントがもりだくさん!子どもだけでなく、ママやパパも楽しめること間違いなしです。早速見ていきましょう♡

健康科学館について

まずは健康科学館についてご紹介します!広島市総合健康センター5階にある、健康科学館。この施設は健康をテーマに置いた6つの展示ゾーン及び付属の施設がある科学館です。
「健康って何?」
「健康でいるためにはどうしたらいいの?」
というテーマで、平成元年にオープン。以来数多くの人がこの施設を訪れ、平成29年8月には、なんと来場者数累計100万人を突破しました!

広島市総合健康センターに入館してエレベーターで5階へ。券売機があるので、そこでチケットを購入しましょう。料金は大人が370円、高校生及び65歳以上が180円。中学生以下は無料です。

館内では人の身体の仕組みや健康と病気について、子どもから大人まで、誰もがわかりやすいように解説・展示されています。他にも幅広い年代を対象とした色々な健康講座やイベントを常時開催中。
さらに、健康に関する図書やビデオも多数取り揃えており、誰でも自由に閲覧することができます。楽しみながら人間の身体や健康について学習し、考えることができる「学べる広場」なのです。

駐車場もあるので車での来館も可能。ただし、出庫の際には専用のコインが必要です。コインは退館時に受付にて駐車場を利用していることを伝えると、受付の方からもらえます。忘れず受け取るようにしましょう。

どきどきワクワク!からだって不思議だね

健康科学館は、AからFの6つのゾーンに分かれています。

出典元:健康科学館公式HP

その内容とは?さぁ、ワクワクドキドキの冒険へと出かけてみましょう!

このトンネルをくぐると身体と健康について考える旅の始まりです。トンネルの向こうから「わぁ、すごい!」「楽しい!」というお友だちの声が聞こえてきて、期待度はMAXに♡はやる気持ちを抑えつつ、一歩一歩足を進めましょう。

まずはAゾーン。こちらは体の内側を実際に探検して、生命の不思議を体感できるゾーンです。入ってすぐに真っ赤な部屋が現れてびっくり!実はここ、心臓の内部や血液の役割について紹介しているコーナーになっています。立体的なホログラフィや拡大模型で、血液や心臓についての理解を深められますよ。

大きな目玉にびっくり!ここでは、巨大な目や鼻、耳の模型が並んでいました。目がどのように物を映しているのか、鼻の穴はどうなっているのかを観察することができます。ちなみに、娘は「目玉のオヤジは、こんな風に物が見えているんだねぇ」と感心していました。当たっているようないないような…。

ところで皆さんは、人間の体の中で一番小さな骨って、なんの骨かご存知ですか?答えは「耳小骨」。耳の中にある骨で、鼓膜で受けた音を内耳に伝える役割をしています。小さいけれど、重要な役割を担っている耳小骨クン。健康科学館では、そんな耳小骨クンにスポットを当てた展示もありますよ!このように、虫眼鏡で拡大して観察できます。

耳小骨クンは「つち骨、きぬた骨、あぶみ骨」から構成されています。3つとも、その形が名前の由来となっており、「つち」はハンマー、「きぬた」は布を叩いて柔らかくする道具、「あぶみ」は乗馬の際に足を載せる道具のこと。ぜひ、耳小骨の形をじっくりと観察してみてくださいね。

続いて訪れたのは、消化器官コーナー。ここでは私たち来館者が食べ物になって、腸のトンネルを歩き、消化の道筋をたどっていきます。「あぁ、ここを歩けば、脂肪だけ消化してくれないかしら…」なんて考えたのは、きっと私だけではないはず?!

こちらは病気予防のコーナーです。どどーんと目の前に広がる歯のオブジェがインパクト大!ここでは、生活習慣病や子どもの健康、歯の健康、性の知識について学ぶことができます。歯のオブジェに設置されている画面、「HA・HA・HAビデオ」では、歯磨きの大切さを教えてくれるビデオが上映されています。このビデオを鑑賞して以来、娘は念入りに歯磨きをするようになりましたよ。歯磨き嫌いの子どもを持つママ、今すぐ健康科学館へGO!

何気なく窓の外をみるとびっくり!そこにはカラフルで巨大なオブジェが!なんとDNAの模型がつるされているのです。どことなく現代アートのようなこのオブジェ。立ち止まって見入っているパパが多かったのが印象的でした。

この他、老いることや健康であることについて考えさせられる展示物も。「健康第一」という言葉の重みを再確認しました。
さらにEゾーンに進むと、放射線と健康についてのコーナーも。パネルやビデオで原子爆弾や放射能、そして原爆放射線が人体に及ぼす悪影響について解説しています。人として、親として目をそむけてはいけない事実。“健康”に不可欠なこと、それは平和な世の中であることなんだなと改めて感じました。どうか、子どもたちの未来が笑顔で満ちあふれたものでありますように。そう願ってやみません。

遊んで学べる!お楽しみコーナー。

子どもたちに大人気なのが、Fゾーンの「健康プレイゾーン」。ここは、遊びながら健康について学べるコーナーです。あちこちで子どもたちの歓声が聞こえてくる、活気にあふれた場所となっています☆

こちらは人体ジグソーパズル。さまざまな臓器の模型を正しい場所へとはめこんでいくパズルです。これがなかなか難しく…「え?腎臓ってどこだったけ?」「あれ、心臓がはまらない!」なんてパニックになってしまう私。横で見ている娘の冷たい視線…。あぁ、人の体についてしっかりと勉強しなければならないなぁと痛感した次第です。

個人的にもっともアツくなったのがこのゲームでした。左右のヒモをバランスよく操って、穴をよけながら丸い板をゴールまで運んでいくゲーム。これ、大人よりも子どもの方が断然上手なんです。ぜひお子さんと対決してみてください。子どものバランス感覚のよさに舌を巻いてしまうこと間違いなしですよ。

視覚反応をテストできるのが、この「もぐらたたきゲーム」。ぴかっと光ったボタンをタッチして、反応するまでに何秒かかったかが、パネルに累計表示されます。99.9秒を超えてしまうと、テストの途中でも強制終了。結構シビアなゲームなんですね…。

ビッグオセロも人気。ただのオセロもここまで大きいと圧巻です!ついつい熱が入ってしまいます。このオセロ、とっても人気なので、待っているお友だちがいるときは、1ゲームで交代するようにしましょうね

こちらは、上手に足でバランスを取って、ボールを中心の穴へと運ぶゲーム。うまく体重移動させて、ボールを右へ左へと動かしていきます。これも大人よりも子どもの方が圧倒的に上手!

健康科学館にはもうひとつ、ママにとっても嬉しいコーナーが!それがこちら「つどいの広場 げんキッズ」です。10時から15時の間、小学生以下の乳幼児とその保護者が自由に遊び、交流できる施設となっています。利用料金は無料で、事前申し込みも必要ありません。利用時間内に訪れたら、誰でも利用できるオープンスペースです。この日もたくさんのパパやママと子どもたちが遊んでいましたよ。

親子で充実したひとときを

さまざまな工夫を凝らした展示物やイベントを観覧したり、ゲームで遊んだりしながら健康や体の仕組みについて学べる健康科学館。子どもだけでなくパパやママも充実した時間を過ごせること間違いなしです。家族でお出かけして、不思議ですごい、生命や体の神秘にふれてみてはいかがでしょうか。

施設名

健康科学館

所在地

〒730-0052 広島市中区千田町三丁目8番6号(広島市総合健康センター内)

電話番号

082-246-9100

休館日

毎週月曜日(祝休日の場合は開館)

祝日の翌日(土・日曜日の場合は開館)

12月28日~1月4日

このほか臨時に休館することがあります

開館時間

午前9時から午後5時まで

(ただし、入館は午後4時30分まで)

観覧料

高校生及び65歳以上 180円

大人 370円

中学生以下は無料

公式HP

広島市健康づくりセンター 健康科学館

 

担当ライター

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