美しくて繊細な「御菓子所高木」上生菓子の世界をご紹介!手土産や自分へのご褒美に

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自分へのご褒美や手土産などにぴったりな「おしゃれなお菓子」をお探しの方へ!今回は、美しくて思わずうっとりしてしまう「御菓子所高木(おかしどころ たかき)」「上生菓子(じょうなまがし)」をご紹介します。手土産の定番としてはクッキーやケーキなどの洋菓子が選ばれることが多い中、御菓子所高木の和菓子は、奥ゆかしさと個性の両方を演出できるのが魅力。中でも、華やかで美しい見た目はもちろんのこと、上品で繊細な味わいも楽しめる御菓子所高木の上生菓子…さっそく詳しく見ていきましょう。

広島の老舗和菓子店「御菓子所高木」

広島の老舗和菓子店、「御菓子所高木」大正8年創業で100年以上の歴史を持ち、広島で長年愛され続けているお店です。
本店は中区十日市町で、そのほかにも福屋やそごう、商工センターにある工場併設店など、広島の各地に店舗を構えています。子連れでも立ち寄りやすい、ラクア緑井店やゆめタウン広島・廿日市店などのショッピング施設内にも店舗があるので、気軽に買い物に行ける点も魅力です。

<御菓子所高木 店舗一覧>
・十日市本店
・本社工場兼店舗(商工センター)
・福屋八丁堀本店
・福屋広島駅前店
・五日市福屋店
・そごう広島店
・ラクア緑井店
・ゆめタウン広島店
・ゆめタウン廿日市店
・ekie広島店

御菓子所高木の和菓子はこだわりの素材を使っているため、どれも質が高く、来客時のお茶請けや手土産などにも重宝します。
例えば上記写真の「鶴亀もなか」は、広島県産のもち米で作ったもなか種の中に、備中産大納言小豆で作るこだわりの餡(あん)がたっぷり詰まっていて、上品な口当たり。
こちらの鶴亀もなかは70年以上の歴史があり、長年愛されている商品です。さらに、広島市から「ザ・広島ブランド」のお菓子として認定も受けています。御菓子所高木では、昔も今も変わらない高品質なお菓子を作り続けているのです。

御菓子所高木の商品の中でも注目なのが、「上生菓子」。上生菓子とは和菓子の中でも特に格式が高いお菓子のことで、さまざまな技法を用いて、日本の四季や自然の美しさを表現しているのが特徴です。
御菓子所高木では、歳時記に合わせて約2週間に1度のペースでデザインが変わる「上生菓子」を販売。季節に合わせた意匠の上生菓子は、1つ1つに作られた背景があり、それを知るとより一層、日本の四季の文化や情景、旬の作物や植物の美しさを感じられます。

美しさが光る!御菓子所高木の上生菓子コレクションをご紹介

四季折々の風雅を伝える、繊細さが光る和菓子の数々

ここからは御菓子所高木の上生菓子コレクションをご紹介します。四季の移ろいを感じられる、日本の美しさが反映されたものばかりですので、ぜひチェックしてみてください。

〇千代の糸

温かな色合いの練りきりの中に、小豆のこし餡が包まれている「千代の糸」は、“平和な日々が、長い糸のように千年も続きますように”という意味が込められており、お正月やお祝い事などおめでたい時期・場面などにふさわしいお菓子です。

〇春の川

「春の川」は、その名のとおり、季節が動き出す“春”の川をイメージした上生菓子です。繊細な川の流れが“こなし製”の生地で表現。小豆のこし餡を柔らかく包み込んでいます。水面が日の光でキラキラと輝く様や、川辺に芽吹くすみれや蕗(ふき)のとうを感じられる、静けさの中に温かみもある見た目が特徴です。

〇雨の花

梅雨の時期、しとしとと降る雨をその身に受けながら、ひと際美しく咲き誇る紫陽花。御菓子所高木ではその紫陽花の際立つ美しさを、寒天を使った“錦玉製”の上生菓子で表現しています。紫陽花に雨粒がキラリと輝いているような意匠は、まさしく「雨の花」の名にふさわしい見た目です。

〇天の川

織姫と牽牛、2人の間を隔てる「天の川」そのものを表現したこちら。錦玉製の透明感を活かして、夜空に輝く無数の星々が表現されています。息をのむ美しい星空が目の前に浮かんでくるような、神秘的な上生菓子です。

〇木守り

こちらは秋のきんとん製の上生菓子「木守り」。見た目のとおり、表現しているのは秋に旬を迎える果物の柿です。柿には、来年の豊作を祈り、いくつかの実を木に残す習わしがあるそうです。木守りとは豊作を祈って木に残された柿の実の事を指します。御菓子所高木の上生菓子に込められた意味に想いを馳せることは、ときに、身近なものの知らなかった一面を知るきっかけにもなります。

〇竜田姫

秋の季語として俳句で詠まれることもある「竜田姫」。紅葉の名所でもある、奈良県にある生駒山地。そこに鎮座する竜田神社に祀られている竜田姫が、木々を染め上げて美しい紅葉の景色を作り出すという言い伝えがあります。そうした、緑から黄色、黄色から紅色へと変わりゆく様子を練りきり製の上生菓子で表現したのが、こちらの「竜田姫」です。

御菓子所高木ならではの個性的な和菓子も

ここまで美しい上生菓子の数々をご紹介してきましたが、御菓子所高木ではこのほかに、西洋文化を取り入れた和菓子も販売しています。

たとえば、時期が近くなるとハロウィンにぴったりな「黒猫」「カボチャ」が登場。

クリスマスシーズンには、「サンタさん」「クリスマスツリー」といった和菓子も販売されます。
御菓子所高木では和菓子の伝統を守り続ける一方で、こうした西洋の文化を取り入れた、ユニークな和菓子も世に出しているのです。そこには、時代に即したお菓子作りを続けることで現代の日本人の文化を表現したいという想いと、少しでも多くの方にとって、和菓子の世界に触れるきっかけになれば…という願いがあるそう。

※今回紹介した上生菓子は、季節によってデザインが異なるため、現在店頭では販売されていないものもあります。

上生菓子作りにかける、御菓子所高木の想いやこだわり

材料を変えず、守り続ける伝統の味

御菓子所高木の上生菓子は、約2週間おきという短いスパンで計5種類の新作が登場しますが、伝統の味を固く守り、材料選びや製法に一切の妥協を許しません
餡作りにはひときわこだわっていて、原料となる小豆は主に、岡山県備中地方で栽培された高級なものを使用。このほかにもお菓子に合わせて、最も高級とされる丹波産のほか、北海道産・広島県産を含めた5種類の小豆を使い分けているそう。
質を保つための試行錯誤を重ねながら、伝統の味を守り続けていることが分かります。

世に送り出すまでにとことん吟味

御菓子所高木の上生菓子は、これまでに蓄積された膨大なデザイン案の中から、そのときのラインナップ全体のバランスや季節柄などを考慮して選ばれます。大まかなお菓子の選定から見本作成、最終決定まで約1か月かけて行っているのだとか。
じっくりと時間をかけて吟味する中で、毎年定番のように登場するデザインもあれば、数年に一度しかお店に並ばないものものあるそう。
そのため、御菓子所高木の上生菓子との出会いは、一期一会だと言っても過言ではありません。気になるものがあれば、迷わず購入するのがおすすめです。

美しいお菓子をお求めなら御菓子所高木の上生菓子をどうぞ

御菓子所高木の上生菓子は、見た目が美しく、程よい甘さとやさしい味わいが魅力なので、どなたに贈っても喜んでもらえること間違いなしです。その美しい見た目に込められた意味を知ると、日本の風情をたっぷり感じられ、どんどん和菓子の世界にはまってしまいそうですね。この機会に、今ある上生菓子デザインや次回作を公式サイトなどでチェックしてみてはいかがでしょうか?その中で気になるお菓子があった方は、ぜひ店頭へ足を運んでみてください。

【株式会社 御菓子所高木】

所在地

広島市西区商工センター7丁目1-10

電話番号

082-277-8011

公式HP

https://www.okashidokoro-takaki.com/

公式Instagram

@okashidokorotakaki.info

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担当ライター

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