妊娠中から準備万端!出産の一部始終をアクションカメラに収めた主人

待望の第一子を妊娠。主人に、立ち会い出産をして欲しいとお願いしました。張り切った主人!初めての出産の記録を撮るために選んだカメラは、まさかのアクションカメラです!激しく長い陣痛の様子から、出産のその瞬間までを、頭部に取り付けたアクションカメラで撮影し続けた珍エピソードをご紹介します。

立ち会い出産希望!

私たちは、広島市に住んでいる30代の夫婦です。それぞれの実家は県外にあり、お互い仕事の関係で、たまたま広島へやってきました。そのため、近隣には、親族などの身寄りのない環境で生活しています。

結婚から半年後、第一子を妊娠しました。待望の第一子だったこともあり、元々子ども好きな主人も、大喜びしてくれたのを覚えています。
妊娠がわかってから、どこで出産するか考え始めました。主人は仕事が忙しく、近くに頼れる親族もいなかったため、私は実家のある山口県へ、里帰り出産することに決めました。産院を選ぶ条件は、唯一「立ち会い出産可能」であること。以前から、主人にも、出産に立ち会ってもらい、貴重なその瞬間を、二人で分かち合いたいと思っていたからです。主人も、私の意見に同意してくれました。

分娩室でのカメラ撮影OKの産院に決定

まず、パソコンで実家周辺の産婦人科情報を検索しました。5軒の産婦人科が候補にあがったので、今度は、立ち会い出産ができるかどうかを、1軒1軒調べてみることにしました。その結果、2軒は立ち会い出産ができないことが判明。たまたま、高校時代の同級生が、その産婦人科で助産師として働いていたので、興味本位で、立ち会い出産不可にしている理を聞いてみました。

その産婦人科が立ち会い出産ができない理由とは…

・以前は、立ち会い出産を許可していたが、出産に衝撃を受けた夫が失神して倒れたことがある。
・イメージ通りの出産にならない場合(緊急帝王切開や死産など)の、立ち会い人への対応が難しい。など

このような理由で、立ち会い出産不可になっているとのことですが、この産婦人科は、医師1人、助産師数人の小規模な産婦人科なので、家族のフォローまでは人手が回らないのが大きな原因の一つだそうです。

同級生から聞いた、「産婦人科で立ち会い出産ができない理由」の話を、主人にも伝えました。この話を聞いて、立ち会い出産したくない…という気持ちになれば、産婦人科選びも考え直さなければならないと思ったからです。しかし、主人の決意は固く、当初の計画どおり、立ち会い出産を希望しました。
そこで、立ち会い出産OKの産婦人科の中から、分娩台でのカメラ撮影まで許されていた市民病院を選択し、分娩予約を取りました。

頭にアクションカメラを付けた主人現わる!

妊娠9ヶ月を迎えたころ、広島から実家のある山口県へ帰省しました。立ち会い出産を希望してはいるものの、主人は広島にいるため、陣痛や破水が起こってから呼んで、間に合うのかどうかは、神のみぞ知るという状況でした。

妊娠10ヶ月に入り、1週間経った予定日より3週間早いある晩…深夜に一人刑事ドラマを見ながらくつろいでいました。すると、「ポンッ!」と何かがはじけるような音が聞こえたのです。そうです!卵膜が破れた音!破水した合図です。すぐに、主人に電話しましたが、すでに寝ていたので、連絡が付かず…。こんなとき、妙に冷静になれる私は、身支度をし、ナチュラルなメイクを施し、入院グッズを手元に準備してから、両親を起こし、病院に向かいました。

そして、本格的な陣痛が始まった朝4時ごろ、広島から血相を変えた主人がやってきました。ふと、主人を見ると、その頭には、アクションカメラが取り付けられていたのです(笑)腕に取り付けたカメラのリモコンを、チラチラ見ながら、ソワソワしている主人。それを見た助産師さんたちから、すごいカメラですね~!と笑いが起き、一気に場が和みました。

臨場感のある出産ムービーに感謝

頭にカメラを取り付け、出産に立ち会うという異様な光景でしたが、主人のその選択は間違ってはいませんでした。カメラで撮影しながらも、両手がフリーな主人は、出産のサポートをたくさんしてくれました。飲み物を飲ませてくれたり、うちわで扇いでくれたり、特にいきみ逃しのサポートには、本当に助けられました。
初めての陣痛の辛さはとてつもないものでしたが、主人が腰をさすってくれたり、肛門付近をテニスボールで押してくれたりしてくれたおかげで、あの強烈な痛みも乗り切れたと思っています。破水から、約12時間後に無事、待望の長男を出産しました。

退院後、主人が撮影した膨大なムービーをみんなで鑑賞しました。頭に取り付けた目線カメラのムービーは、出産の痛みを思い出してしまうほどの臨場感でした。痛みにとにかく耐えている私、息子が産まれ出るその瞬間、息子が看護師さんから最初の処置を受けている様子など、すべてが記録に残っていました。特に、主人が初めて息子を抱っこする瞬間を、主人の目線カメラで見たときは、立ち会い出産をして本当に良かったと思えた瞬間でした!

一生の記念になりました♪

妊娠期から、出産の様子を撮影するため、カメラの準備をしていた主人。出産当日も、立ち会い人として出産のサポートをしつつ、その一部始終を頭に取り付けたアクションカメラで撮り続けてくれました。二人で協力して、長男の出産を乗り切った様子が収められたこのムービーは、一生の宝物です☆

担当ライター