【広島スポーツママ事件簿】他人の○○でビチョ濡れになった我が子

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スポーツを愛して止まない広島ママの珍エピソードを紹介する【広島スポーツママ事件簿】。第2回は、バドミントンママの身に起きた事件です。生後6ヶ月の長男をはじめて試合会場に連れて行ったときの出来事。試合当日の子守りの手伝いを仲間に頼んだところまではよかったのですが…その仲間もバドミントンプレーヤーだったことで思わぬ事件が発生してしまったようです。

主人公スポーツママの紹介

広島スポーツママ事件簿第2回の主人公は、バドミントンプレーヤーの未花ママ(仮名)。中学生からバドミントンをはじめ、結婚・出産を経てもなおバドミントンを愛し続けています。産後4ヶ月ごろから練習を再開し、産後6ヶ月で実践復帰。広島市内で開催される試合には積極的に出場し、実践経験を積んでいるそうです。

決意!産後の試合復帰は生後6ヶ月の長男を連れて

産後の練習再開から1 ヶ月ほど経ったある日、仲間からダブルスのペアを組んで試合に出てほしいと誘いを受けた未花ママ。徐々に体力やプレースタイルも産前の状態に戻りつつあったこと、そして何より「試合に出たい!」という強い思いからふたつ返事で「OK!」を出したのでした。

その夜、帰宅した夫に「○○ちゃんに誘われたから、久しぶりに試合に出てもいい?当日、長男の子守りをお願いできる?」と聞いたところ…夫はなんと、試合がある週末に限って遠方への出張が決まっていたのです。

夫に長男を預けられないことが分かり、一旦は試合への参加をあきらめようした未花ママでした。しかし、ふと、バドミントン仲間には子育て中のママやパパがたくさんいることを思い出します。

「そうだ!夫を頼らなくても、子育て中のバド仲間に子守りを頼めばいいんだぁ!」

奮闘!試合当日の子守りサポーター集め

乳児連れでの試合ははじめてで、どんなハプニングが起きるのかわからない。特に自分が試合をしている最中に、長男が泣いたり、抱っこをせがんだり、ミルクを欲しがったりしたときに迅速に対処してもらえるよう、なるべく多くのサポーターを見つけておくことが先決だと考えた未花ママ。

そこで未花ママは、子育て中かつ試合出場予定のバド仲間に片っ端から連絡を取り、試合当日の長男の子守りのサポートをお願いしました。すると、何人ものバド仲間たちがサポート役を快く引き受けてくれたのです。

盲点!サポーターも全員試合に出場しているバドプレーヤーだった

そして、試合当日。案の定、長男は未花ママが試合中でもお構いなしに泣いたり、抱っこをせがんだり…。すると、事態に気付いた仲間たちが駆けつけてくれて、抱っこしてくれたり、おもちゃであやしてくれたり!その光景を目の当たりにした未花ママは、

「うれしすぎる!よい仲間に恵まれて、子連れでも安心してバドができて幸せじゃ!」

そう思っていたのですが…試合が終わって長男を抱いてみると、

「冷たっ!えっ?濡れてる?なぜ…?」長男の服が、なぜかビチョビチョに濡れていたんです。

事の真相は…サポーターもみな試合に出ているプレーヤー。試合に備えて走ったり、ストレッチをしたりして、体をあたためているので、汗をたんまりかいているんです。長男の服は、そんな彼らの汗にまみれてしまっていたのです!

ガビ~~~ン!!(未花ママ心の声)

念のためにと、長男の着替えは多めに用意していたものの、私が試合を終えてユニフォームを替えるのと同じスパンで息子も汗ダク(彼の汗ではないw)の洋服を着替えなきゃならない始末。試合を終えてみると、洗濯物の山ができあがっていました。
たくさんのバド仲間が長男の子守りを買って出てくれたことには、心から感謝している未花ママ。とはいえ、ショックは大きかったようです。

悟り…試合にはバウンサーが必要!

初の子連れ試合での失敗を教訓として、未花ママは考えました。サポートしてくれるバド仲間が、長男を直接抱っこせずとも、あやしたり、寝かしつけたりできて、なおかつ軽くて持ち運びやすいアイテムといえば…バウンサーだ!!

確かに、コンパクトタイプのバウンサーなら、軽量かつコンパクトに収納できるので体育館への持ち運びもしやすそう。またリクライニングも可能なので、シートを起こして座らせた状態のままあやしたり、シートを倒してベビーベッド代わりに寝かせたりと使い方もいろいろ。直接抱っこせずとも、しっかりと子守りができそう。GOODアイデアですね!

その後、未花ママが子連れで試合に参戦する際には、コート横に設置したバウンサーに長男を座らせるのがお決まりのスタイルになりました。ちなみにバウンサーに座らせることで長男の目線が高くなり、シャトルが行き交う様子やママの姿をみることができるようになったからでしょうか。長男は以前よりおとなしく、楽しそうにバド観戦してくれるようになったそうです。

子連れでもスポーツを楽しみたいという気持ちが生んだGOODアイデア

我が子の服が他人の汗でビチョビチョになっていることに気付いたときの未花ママの心境を思うと、ショックだったでしょうね。そこでひらめいた“バウンサー持参”というアイデア!今は子連れでも安心して試合に集中できているそうです。スポーツママがスポーツを楽しみたいと強く思う気持ちが、GOODアイデアを生んだのかもしれませんね!

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担当ライター

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