4歳過ぎても油断は禁物!子どもが熱性けいれんを起こした子育て体験談

子どもが3、4歳になると予防接種もひと通り済み、子育てもちょっとひと安心と感じますよね。ところが我が家の場合、長男が4歳になって油断した矢先に、まさかの熱性けいれんを発症。そのときの息子のようすなどをご紹介するので、もしものときも落ち着いて行動できるよう、参考にしていただければと思います。

救急車は呼ぶべき?息子4歳で熱性けいれんに

熱性けいれんというと6歳くらいまでは発症の可能性があるものの、たいていの子の場合、最初の発作は3歳頃までに起こるものなのだとか。私自身も、長男が乳児の頃はちょっとでも様子がおかしいと「もしやけいれんを起こすのでは?!」などと不安になっていましたが、3歳を過ぎるとそんな心配もさすがにしなくなっていました。

ところが息子4歳のある日、まさかの熱性けいれんを発症。最初に気づいたのは夫で、そのとき私は下の子とお風呂に入っていました。お風呂のドア越しに、「○○(長男)のようすがヤバイんだけど…」と夫。何言ってるんだろうと思いつつお風呂から出てみたのですが、その頃にはけいれんも治まっていました。

夫の話をもとに本などで調べ、どうやら熱性けいれんらしいと判断。しかし夫婦ともに熱性けいれんに関してまったくの無知だったため、そのまま様子を見るべきなのか、はたまた救急車を呼ぶべきなのかもわからず…。しかも運悪く日曜の夜のことだったので、近所の小児科などはもちろん開いていませんでした。迷っている時間はないと思い、広島市の子ども救急医療相談窓口を調べて電話で対処法を聞くことに。息子の症状と今は落ち着いて眠っていることなどを説明し、最終的には「早めに近くの救急病院へ」といった感じのアドバイスをもらったような気がします。

家から小児科の救急医療機関まで車で5分ちょっとだったこともあり、我が家の場合、救急車は呼ばずに救急病院に向かうことになったのですが…。いざ救急病院に行ってみると、長い長い順番待ちの列。しかも待っている途中で長男が再度けいれんを起こしてしまい、急遽順番を待たずに処置をしてもらうことになりました。そこでそれまでの息子の状態を話したところ、けいれんが再度起きたこともあってか「よく救急車呼びませんでしたね~」と、看護師さんからひと言。「あ、もしかして呼んでもいい状況だったのかな?!」と、そのときになって思いました。

熱性けいれんの症状や特徴は?

熱性けいれんは、主に熱の上がり始めに出る症状なんだとか。息子の場合は朝からいつもより元気がなく、公園に遊びに行ってもだるそうにしていました。昼頃には微熱が出てきたので、おとなしく休ませることに。いつの間にか息子はウトウトしていて、「しばらく眠るかな?」と思い夕方頃ふと息子を見てみると、布団の中で一瞬ビクン!と動いたのを覚えています。そのときは、夢を見ているときとかによくあるやつだと思って気にとめなかったのですが、あれは軽い熱性けいれんだったのでは、と後から気づきました。

その後、夫が目撃した二度目のけいれんを起こし、病院へ。病院で再びけいれんを起こしたときは、身体を硬直させるような感じで、全身がビクッビクッと動いていました。意識はあるのかないのかわからず、ぐったりとしたようす。目は一応開いてはいるものの、うつろです。

病院では確か、けいれんの仕方や続いた時間、発症した間隔などを聞かれたと思います。しかし私も夫も、残念ながら家でのけいれんの様子などは正確に記憶しておらず…。子育て中にもしも子どもの異変を感じたら、冷静に症状を観察して、記録をとっておくことが大切だと感じました。

再発注意!その後の熱性けいれん対策と息子のようす

病院では座薬を入れたうえで、そもそもの発熱の原因を探るため、血液検査なども受けることに。どうやら咽頭炎からきているということはわかったものの、原因となるウイルスまではわからず、熱が下がるまで長男は入院となりました。

それから3日3晩点滴を受けた甲斐あって、熱も下がり長男は無事退院。最後に診察を受けたあとで、医師から今後の注意事項の説明もありました。熱性けいれんは一度起こすと、稀に再発する可能性もあるのが特徴です。そのため、熱の上がり始めなどは特に注意して見ておくように言われ、熱性けいれんを予防するためのダイアップという座薬を処方されました。

ちなみに退院後、幼稚園の先生に入院の経緯を話したところ「熱性けいれんなら座薬があればお預かりします」と言われ、ダイアップはいくつか幼稚園で保管してもらうことに。さすが幼稚園の先生、慣れてるな~と思いました。そもそも、私が無知すぎただけなのかも知れませんが。

その後の長男はというと、4歳のあいだにインフルエンザ、5歳で溶連菌を発症して40度前後の高熱を出しましたが、いずれも熱性けいれんを起こすことはありませんでした。今はもう6歳なので、このまま何ごともなく7歳になってくれることを祈るばかりです。

子どもが熱性けいれんを起こしたら冷静・迅速に

子どもがある程度大きくなったからと言って、子育てで油断は禁物。6歳までは、熱性けいれんになる可能性もなきにしもあらずです。また、万が一子どもが熱性けいれんを引き起こしたら、慌てずに様子を観察し、発症した時間なども正確にメモしておくといいと思います。そのうえで、迅速な対応や判断を心がけるといいかもしれません。

担当ライター