スキー旅行なんて聞いてないよ!幼稚園を決める前に確認しておくべきこと4つ

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幼稚園を決めるうえで、雰囲気やカリキュラムなど、ゆずれないポイントはそれぞれありますよね。一方、実際に入園してみると「そこまではチェックしてなかった~」と思う点があることも。子ども2人で計3つの幼稚園にお世話になった経験をもとに、幼稚園選びで見落としがちな確認ポイントを4つご紹介します。

意外とアナログな幼稚園も…日頃の連絡の取り方

幼稚園によって意外と異なるのが、日頃の連絡の取り方。ちょっとした連絡事項でもメールで一斉送信するところもあれば、口頭連絡や手紙のみのところもあります。

メール連絡がある幼稚園の場合

メールの一斉送信がある幼稚園のメリットは、基本的に連絡網が回ってくることがまずないことです。その反面、連絡事項が手紙だったりメールだったりして、「あの連絡どこに書いてたっけ…」というときにすぐ確認できないことや、あとから訂正のメールが入ることも。

メール連絡がない幼稚園の場合

一方メール連絡を採用していない幼稚園は、緊急時に連絡網が回ってくることもしばしば。その反面、先生方も連絡もれには気を配っているのか、あとからいろいろと訂正が入ることなどはあまりなかったように思います。

アナログの連絡手段でいいか、それともデジタルがいいか、感じ方は人によっても違うでしょう。連絡手段に関しては慣れの部分もありますが、入園前に一応確認しておいて損はないと思います。

幼稚園によって対応はいろいろ!預かり保育のシステム

預かり保育の申し込みのシステムも、幼稚園によって異なります。これまでお世話になった3ヶ所の幼稚園のパターンを例としてご紹介しましょう。

当日に連絡帳で伝えるタイプ

1つめは、預かり保育希望という内容を連絡帳で伝えるタイプ。特に仕事などをしていて急遽預かり保育を利用する可能性がある場合などは、このシステムがいちばん楽かもしれません。

当日までに電話連絡をするタイプ

2つめが、連絡帳ではなく基本的には電話で、預かり保育希望の由を伝えるタイプ。朝バタバタしているときなどは、うっかり電話するのを忘れそうになることもありましたが、電話1本で済むのでそこまで苦ではないかも?

数日前までに書類の提出が必要なタイプ

3つめが、預かり保育を申し込む際、事前の書類提出が必要なタイプ。我が家が利用した公立の幼稚園(広島県外)では、3日前までに申し込み書類を提出する必要がありました。このため、「子どもを預かってもらっている」という自覚を親が持ちやすいのはメリットと言えるかもしれません。

パートなどを始める予定の人は特に、預かり保育の時間や料金だけでなく、申し込み方法などもしっかり確認しておくことをお勧めします。

大きなイベントがあることも!園の年間スケジュール

幼稚園を決めるうえで、もうひとつ見落としてはならないのが、園の年間スケジュールです。特に気をつけたいのが次の2つ。

親が関わる行事を把握する

「あそこの幼稚園は親の出番が多い」「あそこは親がノータッチ」など、ママの間での口コミもいろいろとありますよね。このような口コミの収集ももちろん有効ですし、実際にどのような行事があるか、どの程度親も参加するのかなども事前に把握しておくと安心です。

大きな出費となる行事を確認する

私がもっとも「ちゃんと調べておけばよかった!」と思ったのが、これ。幼稚園によっては、お泊まり保育や親子遠足など、その園ならではの行事もあります。我が家の下の子が通っている幼稚園でも、年長の冬に毎年スキー旅行があるのですが、その存在を入園後に初めて知った私。年長時には旅行費用の積立やスキーグッズの購入が必要なことなどもあとから知り、「そこまではリサーチしてなかった!」と思ってしまいました。

幼稚園の行事を確認する場合は、年間行事だけでなく、3年保育なら3年の間でどのようなイベントが用意されているかなども、しっかり確認しておくことをお勧めします。

普段の姿が垣間見える…園バスが止まるバス停での様子

園児や先生たちの様子は園開放やプレ幼稚園などでも見ることができますが、実はよりリアルな姿を垣間見ることができるのが、園バスが止まるバス停。

園児の普段の様子をチェック

我が家の近くには、時間や場所をずらしつつ毎日5台ほどの幼稚園バスが止まります。そのうちの1台は我が家の下の子が通う幼稚園のバスなのですが、幼稚園によって結構違いが見られるのです。もっともわかりやすいのが、子どもたちの挨拶。幼稚園によって、ひとりひとり先生にきちんと挨拶をしているところもあれば、挨拶せずサッサと乗っていくところもあり、「園によって違うんだな~」と驚きました。

先生の普段の様子をチェック

朝のバスでのお迎えは、先生たちもバタバタで大変なことと思います。だからこそ、素の姿が垣間見える場合も。いつもニコニコ笑顔の先生は、時間が押していてもやはり笑顔ですし、厳しめの先生はやはり厳しい印象です。そのため、どういう先生がいるのかを知る、いい機会になると思います。

幼稚園の雰囲気を知るうえで、園バスの様子は意外と参考になるはず。気になる幼稚園のバスが家の近くに止まる場合は、遠目にでもいいので、ちらっと様子を見てみるといいかもしれません。

幼稚園選びでは事前リサーチをぬかりなく

幼稚園によって、雰囲気や力を入れていることはもちろんのこと、日々の細かなシステムや行事なども意外と違います。わかる範囲で事前にリサーチして、自分や子どもに合った幼稚園を見つけられるといいですね。

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担当ライター

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