ゆるトレで出産に向けた体づくりを!リフレッシュにもおすすめ

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妊娠中はつわりや切迫流産など、妊娠期ならではの不調に悩まされるママも多いですよね。妊娠初期から長期間不調が続いた私も、出産予定日前まで安静を言い渡された一人でした。安静解除になった頃には、体力もメンタルもかなりダウン。そんな私を救ってくれたゆるいトレーニングと体験談をご紹介します。

早期からつわり、中期には張りが強くなり安静生活

妊娠初期から吐きつわりが始まった私は、中期には張りがひどく、早産のリスクが高かったため長期間安静生活を続けていました。初期の症状は、食べ物を見るだけで吐き気がしてしまい、水分さえも吐いてしまうほど。体重もどんどん落ちていき、起き上がると立ちくらみがひどかったのを覚えています。産院に点滴に通いながら、家ではリビングに布団を敷いて家事の合間に横になる生活が続きました。

吐き気が少し軽くなり、少しは食べられるようになった中期。この時期は動くとすぐにお腹が張るようになり、張り止めの薬で抑えながら張り始めたらすぐに座って休むように指示がでていました。ひどい時期には、点滴をして安静にすることも。初期から続く体の不調に体だけでなくメンタルもかなり落ちていました。

出産予定日が近づき安静解除に。体力の低下を実感

赤ちゃんが生まれても安全なところまで成長し、出産予定日よりも前に安静が解除になりました。後期に入ってからの症状は、張りによる痛みがちょこちょこあるだけに改善。赤ちゃんが無事に成長したことでの安心感と、安静が解除になり軽い運動なら許可してもらえたことから少し気持ちが軽くなりました。元々はテニスや陸上をしていたので動くのが大好きで体力には自信があった私ですが、さすがに9ヶ月も安静生活を送っていると体は思うように動いてくれません。立ち上がるだけでも、お腹の重みが足腰に堪えました。

出産と育児に向けて日常のなかでゆるトレを開始!

安静解除後に体力の低下を痛感したので、出産や子育てに向けて何か始めたいと思うようになりました。しかし、妊娠中の運動はリスクが伴うので医師に確認しながら安全に行うことが大切です。私の場合は産院で行っているマタニティーヨガやウォーキングならしても良いと許可がでました。

コミュニケーションの場にもなる!マタニティーヨガ教室

マタニティーヨガは、週に2回産院のフリースペースで行われており、医師から止められていなければ通院中の妊婦さんは自由に参加ができます。「臨月になっていきなり始めても大丈夫かな?」と不安もありましたが、私も参加してみることにしました。緊張しつつも行ってみると、ヨガの先生と妊婦さんたちが和気あいあいと談話中。はじめにみんなで自己紹介をして、赤ちゃんの成長具合や家での生活の話など身近な共感できる話で盛り上がりました。引きこもりが長かった私には、家族以外と話ができるのがとても新鮮で嬉しかったです。マタニティーヨガの内容は、腹式のゆったりとした呼吸とストレッチがメインで、お腹に負担のかかるようなポーズはありません。呼吸に合わせてタオルを使いながらゆっくり体を曲げ伸ばしたりしたり、左右にひねったり眠たくなるような心地よさのなかでトレーニングができました。

ほぼウィンドウショッピング!ゆるいウォーキング

ウォーキングは主にショッピングセンターで行いました。感染予防の為、混みやすい週末は避けながら広い店内をウロウロ。出産後はひとりでゆっくり買い物なんてできないので、この時期に楽しんでおくのがおすすめです。ショッピングセンターでウォーキングするメリットには、ついでに買い物もできること以外にも、空調が整っていること、足場が平坦なので転びにくいこと、椅子が至るところにあるのでもしお腹が張り始めてもすぐに休めることなどいっぱいあります。特に私の場合は冬だったので、外よりも店内の方が暖かくて居心地よくウォーキングできました。

体力UPで頑張れた!分娩台で10分のスピード出産

ゆるいトレーニングのおかげでメンタル的にも体力的にも回復してきた頃に、ついに陣痛が始まりました。陣痛~出産と言えば、陣痛が長引いたり難産になったりと長丁場になるイメージから体力も精神力も必要です。私の場合はありがたいことにスムーズなスピード出産だったのですが、それでも産後しばらくは脱力して動けなくなるほどに力を使いました。安静期間が長かったこともあり、体力万全と言える状態ではありませんでしたが、スムーズに出産できたのは足腰にしっかり力が入れられるようになっていたことや、ゆったりとしたヨガの呼吸に慣れていたことがポイントだったと思います。

出産に向けて自分にあった体づくりやリフレッシュを

トレーニングの成果だけではありませんが、出産はかなりの体力勝負。リフレッシュにもなるゆるトレで充分なので、自分にあった体づくりをしておくのはおすすめです!

担当ライター

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