外で飲めないなら…!自宅で開催するオトナのママ会

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アルコール大好きな筆者のママ友もみんなお酒大好き!しかし、広島では(いや、全国どこでも?)、子ども連れ大歓迎!な居酒屋はなかなかありません。そこで私たちが考えたのが…「アルコールありのポットラックママ会」です。

あぁ、外に飲みに行きたい!でも行けない

子どもたちが卒乳したお祝いに、自宅でアルコール解禁!なんてママは多いのではないでしょうか。筆者もそのひとり。 本当は卒乳を目指していたのですが、1歳を過ぎても人間ドリンクバー状態から抜け出すことができず、「このままじゃあ精神上よろしくない!」と断乳を決意。必死で遂行しました。 断乳開始から3日目、初めて朝まで一度も起こされずに眠れたときのそう快感…今でも忘れられません。 と、少し話が脱線しましたが、無事断乳成功したお祝いに、4日目のディナー(といっても焼き魚に煮物)の際に、主人とシャンパンで乾杯。数年ぶりのアルコールは私の血流を駆け巡り、改めてそのおいしさをかみしめたのでした。

次の日、早速公園でママ友に、断乳成功の祝杯を挙げたことを報告。そこからお酒の話で盛り上がり、「え?あなたもイケるクチですか?」とひとしきりみんなに確認しあったのでした。 おもしろいことに、親しくしているママ友はみんなお酒大好き。 「ワインがあれば夜ごはんはラッキョウ3粒でいい」と言う、経済的なんだかそうじゃないのかよくわからないママや 「飲みに行ったら、誰よりも先に飲み、誰よりも最後まで飲み続けるのがセオリー」という男前が過ぎるママまでバラエティー豊かなラインナップ。 こうなると、「こんだけイケる口が集まってるなら、一席設けたいよね」と言う話しになるのは自然な流れ。
しかし、未就園児をぞろぞろ連れて、ママたちが飲んだくれるなんて、あまり見た目がよろしくないのでは…と真面目な私たちは考えたのです。 「ムリだ」となるとやりたくなるのが人間。どうしてもこのメンバーで飲みたい!という思いは日に日に強くなったのです。

我が家で行うゆる〜いポットラックママ会

そんなある日、主人から「来月、泊まりの出張が入ったから」という報告が。いつもなら「え~ワンオペ~」とげっそりするのですが、その日の私は神の啓示が舞い降りました。
「旦那がいないなら…我が家で飲み会すればいいいのでは?」
早速、ママ友のライングループに「来月、旦那がいない日があるんだけど、うちで飲まない?」
すると秒の速さで「いいね!」「OK!」「楽しみ」のスタンプが連打されました。

このように、とんとん拍子で「アルコールありのポットラックママ会開催」が決定したのです。
ママ会を開くにあたって
「自分の飲みたいものと子どもの飲み物は持参すること」をとりあえず決め、
後はみんなそれぞれ
「その日私街に出てるから、チーズとかおつまみ系買ってくね」
「私パン作るの好きだからパン作ってく~」
「唐揚げくらいなら作ってくよ」
「じゃあ私デザート持ってくわ」
「うち、旦那が貰って来たビールがひとケースあるから持ってくよ~ビールはみんな買わなくていいよ~」
「じゃあ、うちは実家から送られてきた地酒持参しま~す」
などなど、ラグビー日本代表さながらの「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」的なチームワークを発揮。
気が付くと、前菜からデザートまで勢ぞろいの、
「逆にこれ、居酒屋のクオリティ軽く超えてね?」な豪華料理とお酒の数々が集まったのです。

開始時間も終了時間もまちまち。都合のいい時間に来て都合のいい時間に変えるゆる~いママ会。
大人はおいしい料理に舌鼓を打ち、子どもたちはちょっぴり遅くまでお友達と過ごせて…とても楽しい時間を過ごすことができました。

持ち物を手分けして、子どもも大人も大満足!

アルコールありのポットラックママ会となると、主催者の家に負担がかかるのでは?遅くまで子どもを起こしておくの…?色々な疑問が湧いてくることでしょう。 そこで、私たちのママ会の決まりごとを、説明書の巻末に書かれている「よくある質問」形式で解説していきます。

Q 大勢の大人と子ども、椅子が足りないのですが…
A 当日、子どもたちは床にレジャーシートを敷いてピクニック気分で料理を楽しみます。大人は立食形式にするので、椅子が足りなくても問題ありません。

Q 遅くまで子どもを起こしておくと、生活リズムが狂わないか心配です。
A 開始時間を早めれば大丈夫です。16時くらいから開始して、20時には完全撤収にしましょう。

Q 洗いものやゴミなど、家主の負担が増えそうなのですが…
A カトラリー、グラス、取り皿は各自持参にしています。また、ゴミも分担して持ち帰るので、家主に負担が偏ることはありません。

Q アルコールありのポットラックママ会を開催したいのですが、私はお酒が飲めません。
A 飲めない人でも料理やおしゃべりを楽しめるのがポットラックママ会の楽しさです。あきらめないで!

開催するごとに、「次はこうしよう」「これはこうしたらいいよね」と改善点を話しあえるのも、ママ友とのポットラックママ会のいいところ。 「飲みに行きたいけれど行けない!」と思っているそこのママ、レッツ宅飲み!で息抜きしてくださいね。

さらに深まるママ友の絆

少々アルコールが入ると、普段言えない本音がポロリと出るのもおもしろいもの。アルコールありのママ会で飾らないママ友の本来の姿が垣間見えた私たちは、今ではすっかり「ママ友」ではなく「友達」です。

担当ライター

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