出産前にやっておいて良かったことはコレ!大変だけど幸せな出産体験記

赤ちゃんに会えるワクワクと出産ってどんなだろうというドキドキが入り交じる初出産。「陣痛に耐えられるかな…?」と心配な方もいらっしゃるかもしれませんね。今回は、私の第一子出産体験記と、出産前にやっておいて良かったことや心構えを紹介します。妊婦さんの励みになればうれしいです。
長かった…私の出産体験記
第一子出産のときにかかった時間は微弱陣痛から換算すると合計41時間。夜12時から微弱陣痛が始まり、翌日の夕方5時に出産しました。陣痛が引いたり強くなったりを繰り返したときもあったので、ずっと痛かったわけではありませんが、とにかく長かった…。
一番大変だったのは、子宮口が5cm開いたときの背中が割れるような陣痛。一方、赤ちゃんが出てくるときは「痛っ!」くらいで平気でした。恐怖だった会陰切開に至っては、麻酔をしたためか、それどころではなかったためか覚えてもいません。
最終的には陣痛促進剤を使った吸引分娩で元気な女の子が誕生したわけです。生んだときの感想は「うわっスッキリ~!」。赤ちゃんが生まれたときの安堵感と爽快感は今まで生きてきた中で一番です。残念ながら私は感動よりも爽快感が勝ってしまい泣けませんでした(笑)代わりに夫が泣いていたので良しとしましょう。
出産前にやっておいて良かったこと
私が出産前にやっておいて良かったことを紹介します。備えが出産への自信に変わりますよ!
出産のビデオを見る
私が通っていた産院では、両親学級と母親学級の両方で出産のビデオを見ました。両親学級ではお母さんの顔がメインに映されたお父さん目線のもの、母親学級ではお母さんの出産シーンを足側から撮ったものです。特に母親学級で見たビデオは、リアルそのもの。ちょっとびっくりしましたが、2
本を読んだり人に聞いたりするのとはまた違うリアルな出産がそこにはがありました。どこの産院でもビデオを見るのかはわかりませんが、一度出産のビデオを見る機会があれば、勉強になるし、「これなら頑張れるかも!」と思えるかもしれませんよ。私は、何故か「これなら私にもできるかも~。」と自信が湧いてきたことを覚えています。
妊婦さん向けの絵本を読む
私が読んだ絵本は、「わたしがあなたを選びました」(作:鮫島浩二)。仲睦まじい二人を見て、「この人たちなら私の人生を豊かにしてくれる。きっと愛してくれる。」と思い、赤ちゃんが自分で父親・母親を選んでお腹にやってきたというストーリーです。
出産や育児に漠然とした不安を抱えていたときにこの本と出会い、「私の赤ちゃんも私を選んでくれたのかな?なら弱気になっている暇なんてない!明るく笑顔でいなくっちゃ!」と思えました。出産や生まれてからの育児に不安がある人におすすめの絵本です。出産で入院するときも持っていきましたよ。
マタニティスイミングとウォーキング
安定期から始めたマタニティスイミングとウォーキング。マタニティスイミングとは、妊婦さんが水の中で体操したりダンスしたり潜ったりして、元気にマタニティライフを過ごそうというもの。肩こりやむくみ、運動不足が気になる妊婦さんにおすすめです。お腹が大きくなって膝や腰が痛くなりがちなときも、プールの浮力のおかげで楽しく通えますよ。
ウォーキングは体重を増やしすぎないために始め、毎日数km歩きました。今、自分のためにはこんなに頑張れません。(笑)「赤ちゃんを元気に生みたい」という一心で頑張れたのだと思います。この赤ちゃんのための努力は、私に自信をくれました。出産中も「あんなに頑張ったんだから、きっとするっと元気に生まれてくる!」と思って頑張れましたよ。
初産の妊婦さんへ♡出産前の心構え
私的出産前の心構えを紹介します。
明けない夜はない
陣痛が始まると、底知れない不安が訪れるかもしれません。「この痛みいつまで続くの?いつ生まれるの?早く出てきて!」なんて思うこともあるでしょう。でも、明けない夜はないという言葉があるように、終わらない出産もありません。出産時間は人それぞれですが、いつかは生まれます。苦しいのは一生のうちの一瞬だけ。1年、2年経てば痛みなんてすっかり忘れちゃってますよ。本当です。
ビビリすぎない
助産師さんに「ビビリすぎると、筋肉が固くなって、子宮口の開きも悪くなる。出産長くなるよ。」と言われました。「出産はドーンと構えよう!」と言いたいところですが、初めてのお産でドーンと構えられる人って少ないと思います。ビビリすぎないために必要なのが、出産に対する知識。人からの「痛いよ!大変だよ!」だけではなく、出産の仕組みや流れを理解すれば、私は怖さがなくなりましたよ。
準備をしっかりして元気な赤ちゃんを生みましょう
出産は体力も気力も必要な大仕事ですが、それ以上に幸せな気持ちに包まれる神秘的な体験です。初めての出産となると、不安や恐怖に押しつぶされそうになるかもしれません。そんなときこそ、出産に対する知識を深め、準備をしっかりするのがおすすめ。出産への自信に繋がりますよ。
担当ライター