体質がどんどん変わっていった妊娠初期のエピソード

妊娠すると、おなかが大きくなっていくだけでなく、妊娠初期の段階から嗅覚や嗜好の変化、つわりの症状などさまざまな変化を経験するかもしれません。今回は、自身の出産初期のエピソードをご紹介します。

つわりはないのかも♪と気楽に構えていた妊娠初期

胎嚢の段階で判明した妊娠

広島で結婚後すぐ子どもを望んでいた私たち夫婦が第一子を妊娠したのは入籍して7ヶ月後のことでした。ある朝夫が「ついに子どもをあやすリアルな夢を見た。妊娠検査薬試してみて。」といつになく神妙な面持ちで言ってきたのです。生理予定日を大幅に過ぎてもないし、つわりとか何の兆候もないのに…と思いつつも、検査薬を試したらまさかの陽性。翌日産婦人科で確かめてもらうと、胎嚢が確認できる妊娠5週であることが判明しました。

体調に何の変化もない妊娠初期

普段第六感的なことを言わない夫が見た夢のお告げのおかげで、かなり早い段階で妊娠に気づくことができたのですが、体調に何の変化もなくつわりの症状を微塵も感じなかった妊娠初期。妊娠は判明していたものの、「私につわりはないのかも♪」と楽観的に過ごしていました。

突如スタートしたつわりとどんどん変化していく体質

ところが、妊娠7週のときに食べた油っこい料理を境に急激につわりの症状がスタートし、体質がどんどん変化していきました。

食の変化

まず、肉・魚・油は一切受け付けない体になり、白米や豆腐、うどんやサラダなどしか食べられなくなりました。なぜかセロリの葉っぱの匂いが大好きになって、冷蔵庫にセロリを大量に常備。気分が悪くなったら、セロリの葉っぱを取り出して落ち着くまで嗅ぐ、という謎の行動をとるようになりました。妊娠初期に歯磨き粉の匂いが好きになった、という話を聞いたことがありましたが、自分はセロリだったんだーと妙に関心したのを覚えています。ちなみに、次女を妊娠したときには、カレーが好きになり過ぎて週5日毎日昼と夜はカレーを食べていました。

常に船酔い

私の場合、日に何度も吐く吐きづわりではなかったものの、常に吐き気がして立っていると身体が揺られているように感じる船酔い状態が24時間続きました。吐きはしないものの、終わらない吐き気に「いつ陸に着くの…」と大海原を冒険している気持ちになって涙したことも一度や二度ではありません。

1日に16時間眠った日も…

仕事のある日は気が張るのかなんとか生活はできていたものの、休日に吐き気と倦怠感、強い眠気に打ち勝つことは不可能でした。午前7時に起きて朝食をとったら午前10時か午後15時まで昼寝、そこから最低限の生活を済ませたら20時には就寝。気が付くと16時間眠っていた日もありました。

半端ない涙もろさ

妊娠初期に驚いた変化は、異常なほど感受性が高くなったこと。感動系映画やドキュメンタリー作品を見て大号泣することはもちろん、子どもの写真がたくさん出てくる生命保険のCMや、悲しい事件のニュース報道に触れるだけでも涙が止まりませんでした。ipodで音楽を聴きながら散歩していて沖縄の曲が流れたときに、曲や歌詞の美しさに感動してしまって泣きながら歩いたときには、さすがに自分でもちょっと心配になりました。

 

やっと訪れた安定期

出産よりもつわりの方がしんどかった!というママもいるようです。つわりの時期の長さにも個人差があるようですが、私の場合はどうだったのかご紹介します。

つわりに終わりはくるのか?

つわりの重さから入院するケースもある中、食事内容の変化や吐き気、眠気などの症状だけで済んだ私は比較的つわりが軽い方だったのだと思います。でも、自分の人生の経験軸で考えるとそれまで体験したことのない辛さに耐える時期でした。「つわり・終わる・いつ」などネットで検索したり、先輩ママに聞いたりして、すがるような思いでつわりが終わることを待っていたことを思い出します。つわりが出産まで終わらなかったというエピソードを聞いたりしたので、この状態で出産に臨めるのかと不安になった日もありました。

18週頃ようやく落ち着いたつわり

妊娠7週頃から始まったつわりでしたが、徐々に吐き気が収まり、起きていられる時間が長くなり、食べられるものが増え、セロリを買わなくなり、18週頃にはようやくつわりが落ち着きました。「やっと陸が見えてきた…」と、24時間の船酔い状態から解放されていくことを喜んでいたことを覚えています。ただ、出産後の今も子どもの成長のいちいちに涙が出るので感受性の高さだけは残っているのかもしれません。

妊娠初期を乗り切ろう

妊娠初期に経験する体質の変化は人によってさまざま。吐き気や眠気のようなつわりの症状もあれば、特定の食材を好むようになるなど後から笑える症状もあるかもしれません。妊娠初期に辛さを感じたときも、いずれ落ち着く日がくると信じて乗り切れますように。

担当ライター