妊娠初期から出産まで3つの産婦人科を経験!病院選びのポイントとは

妊娠中、何度も通うことになる産婦人科は、自分との相性が大切。病院選びを誤ると、毎回ストレスを感じながらの妊婦健診となったり、不安なまま出産を迎えたりすることになります。今回は、妊娠初期から出産までに3つの病院を経験した私の体験談をご紹介。あくまで私なりの選定基準ではありますが、病院選びに悩んだ際の参考にしてみてくださいね。

初めての妊婦健診は「全国有数の最先端な産婦人科」

突然、妊娠が分かった私は、まず産婦人科をどこにするのかについて悩むことになります。広島出身ではない私は、そもそも「この近くにどんな産婦人科があるんだろう…?」というレベル。結局、主人の知り合いの方が通っていたというA産婦人科に決めました。
他にもいくつか候補はあったのですが、

・自宅から車で10分程度のため、通いやすい

・周囲に通っている人も多く、県内で人気も高い

という理由がこの病院に決めた理由。「○○な出産がしたい」というこだわりも特になかったため、「通っている人も多いなら安心♪」くらいの気持ちでしか、病院選びを捉えていませんでした。

 

ただし、この軽い気持ちが後悔することに…。

まず、初めての妊婦検診。妊娠に対して嬉しさと同じくらい不安を感じていた私は、いろいろと質問したいことがあったのですが、人気の先生なだけあってかなり忙しそうな雰囲気。パソコンの画面を見ながらの診察は、1対1で会話しているというよりは、「数多くいる妊婦のうちの一人」という印象が強かったのを覚えています。なかなか先生との距離を詰めることができないまま、健診に通う日々が続きました。

さらに、A産婦人科は妊婦の体重管理にかなり厳しく、出産に対しても独自の方針を持っていることで知られていました。当然、そこに通う妊婦さんたちも、マタニティヨガに行っていたり、出産についてこだわりを持っていたり…かなり意識が高い人が多い印象。院内も真新しく清潔で、いつ行っても予約がいっぱいのA産婦人科に通う度に、だんだんと気後れするようになっていきました。
その頃、体重が増え続けていた私は、6ヶ月に入った頃の検診で「これ以上増えると、赤ちゃんを苦しめるだけ。いいことなんてひとつもない」とかなり厳しく注意を受けることに…。それ以降、「検診に行きたくないなぁ…」「体重がなかなか減らない…」とストレスを感じるようになり、食事もかなり制限する日々を送るようになりました。今なら、「妊婦とお腹の赤ちゃんの安全を第一に考えてくれていた病院だったんだ」と思えるようになりましたが、あの頃の私には相性が良くなかったのだと思います。

里帰り出産は「地元のアットホームな産婦人科」

里帰りすることを決めていた私は、7ヶ月目で地元の田舎に帰ることに。広島に比べるとかなり産婦人科が少なかったため、あまり悩まずに病院を決めることができました。
地元で通うことになったB病院は、

・姉が妊娠中に通っていたこと

・地元では2番目くらいに人気の病院

というところが決め手でした。1番人気の病院を選ばなかったのは、広島での病院選びの経験から。「忙しそうな先生だと、また話を聞いてもらえないかもしれない…」という想いがよぎったからです。

「今度の病院は合うといいな」と思いながら向かった、緊張しながらの初検診。
優しそうな先生と地元の方言が混じる年配の看護師さんに、私の不安は一気に吹き飛びました。診察前の体重測定でまた増えていることに気づいた私は、「体重のことを言われるのかな」とハラハラしていたのですが、「何も問題ないです!赤ちゃんも元気ですよ!」と一言。拍子抜けでした。思わず、「前の病院では体重のことを言われていたのですが、大丈夫なのでしょうか?」と尋ねると、「このくらいなら大丈夫ですよ。あまり気にしすぎないでください」と笑顔で答えてくれました。この言葉を聞いた瞬間に、私を縛っていた「絶対○○でないとダメ」という”優等生妊婦”のイメージから解放されたのを覚えています。そのおかげか、その日の晩御飯は、とてもおいしく感じられました。

それまでストレスでしかなかった妊婦検診でしたが、この頃から前向きな気持ちで受けられるようになったのです。

帝王切開は「医療体制万全の総合病院」

B病院の検診では特に指摘されることもなく過ごしていた私でしたが、臨月1週目の検診で、事態は一変することになります。

なんと…!臨月にして、逆子になってしまったのです。お腹の赤ちゃんもかなり大きくなっている臨月に逆子になるのは、かなり珍しいこと。B病院では、帝王切開の処置ができないため、すぐに地元の総合病院で手術の手配をすることとなりました。

逆子が判明してからは、怒涛の急展開。「ゆっくり入院の準備をしようかな」とのんぴり構えていた私でしたが、臨月2週目にはC総合病院に入院することになります。そして、あっという間に手術日を迎え、帝王切開にて出産。「お腹の子がすでにしっかりと育っていたこと」と、「いつ生まれてもおかしくない臨月で逆子は危険」という理由から、逆子が治るのを待つよりもすぐに手術した方がいいという判断でした。
逆子が判明したときは、「このまま普通分娩できないのか」「総合病院での手術、怖いなぁ」と不安の方が勝っていた私でしたが、結果的にはC総合病院で出産できて良かったと感じています。

なぜなら、

・小児科病棟やNICUがあり、何かあっても安心

・手術のレベルが高く、術後の痛みも少なかった

といったメリットがあったからです。特に、息子の場合は、生まれる前の検査で「心臓の弁に異常があるかもしれない」と言われていたため、産まれてすぐにNICUでの検査を受けました。結果、異常がないと判明しましたが、総合病院でしっかりと診てもらえて良かったと感じています。

病院選びは何を重視する?

3つの病院を経験して感じたのは、私の病院選びには、

① 先生がしっかりと話を聞いてくれる

② 体重管理や出産方法に対して、比較的ゆるやかに対応してもらえる

③ 自宅から通いやすい立地

④ 家族や知り合いが通っていたことのある病院

というポイントが重要だったということ。特に、①と②は心配性で不安になりやすい私にとっては、かなり大切な条件でした。
例えば、正しい体重管理は、安産のためには大切なこと。増えすぎても、痩せすぎてもダメだということは私でも理解しているつもりです。ただ、体重のことを気にしすぎてご飯を抜いていた妊娠初期の私は、果たして正しかっただろうか…とも思います。体重管理ができたとしても、栄養不足になってしまっては意味がないですよね。

さらに、帝王切開で出産する場合は、さまざまな医療設備が整う総合病院が安心できると感じました。ただ、あくまでこれは私の意見。個人病院でも満足のいく出産ができたという人も多くいますよね。大切なことは、「自分がその病院で安心できるかどうか」だと思います。

ストレスフリーで楽しく通える病院を選ぼう!

病院を選ぶ際には、周りに流されすぎず、自分が無理なく通えるかどうかを考えてみましょう。妊娠中にストレスをため込むことは、何よりも避けなければなりません。大切な赤ちゃんの姿を見られる妊婦健診、ぜひ楽しめるようにしたいですね。

担当ライター