産婦人科の先生もビックリ?妊娠中トラブルの救世主は鍼灸師さんだった!

この記事をシェアする

わたしの場合は、妊娠後期に足のむくみがひどくなり、まるでゾウの足のように肥大化!靴も履けないほどだったこの症状を救ってくれたのは、元々肩こりでお世話になっていた鍼灸師さんでした。

産婦人科の先生にも相談して鍼灸はOKだったということや、自身が鍼灸師さんにさまざまなケアをしてもらい助かった!という体験談を紹介します。

妊娠前は肩こりがひどく鍼灸に通っていた

元々わたしは、アレルギー反応がでる化学薬品があり、日頃から薬をあまり飲まないようにしていました。何か体に不調を感じると鍼灸や漢方でケアをするのがいつものスタイル。そんなわたしは、妊娠すると胎児への影響を配慮し、さらに化学薬品の使用を控えるように意識していました。

そのため、「妊娠中は何も起こらないで!」「薬のお世話にはなりたくない!」なんて考えていたほどです。もちろん妊娠中でも薬は処方されることはあるでしょうし、わたしのようにアレルギー持ちでなければそこまで神経質になる必要はないかもしれないのですが…。

わたし自身は、独身時代にひどい肩こりに悩まされていて、そのたびに鍼灸に通い症状が和らいでいたためとても信頼していました。そんなこともあって、もし何かあったときは産婦人科の先生に鍼灸をしてもいいのか相談してみようかなと思ったのです。

妊娠中って鍼灸していいの?

そもそも“鍼灸”ってどんなもの?という人も多いかもしれませんよね。わたしの場合は、友人が鍼灸師だったこともありとても身近なものでした。鍼灸は、東洋医学の中枢を成す治療法で、鍼やお灸をすることで体のバランスを整え機能回復をはかる治療方法。

「鍼灸がすごく良くて」なんて周囲にも話していたのですが、「おじいちゃんやおばあちゃんがやるイメージ」という人もチラホラ。しかし、わたしの友人の鍼灸院では美容鍼も行っていたのでみんなのイメージとは真逆で、“エステサロン”のような感覚でした。

何事もなく順調に過ごしていた妊娠期間ですが、妊娠後期に入った途端に足のむくみがひどくなり、ゾウの足のように肥大化してしまったのです!いつものスニーカーも入らなくなってしまい、靴紐を思いっきりゆるめてサンダルのようにすることに…。「これは鍼灸に行くしかない!」と決意!

早速産婦人科の担当医に「妊娠中ですけど鍼灸ってしても大丈夫ですか?」と聞くと、あっさり「問題ないよ」と一言。さらに、「実は鍼灸受けたことないけど、やっぱりいいの?」と逆に質問されてびっくり!

すぐに鍼灸師の友人に連絡して話しを聞いてみると、「まずは状態を見させて」ということですぐに予約をお願いしました。

妊娠中のむくみには血流をよくする鍼灸に助けられた

足首がなくなり、パンパンに浮腫んだ足で歩くのもつらい…と思いながら鍼灸院に向かうわたし。早速鍼灸師の友人に診察してもらうと、妊娠中はホルモンバランスの変化で体に水分を貯め込みやすくなり、特にお腹が大きくなる妊娠後期に足が浮腫みやすくなると教えてもらいました。どんどん大きくなる子宮が太ももの付け根にある血管を圧迫し、下半身の血流が滞ることで足が浮腫みやすくなるんだそう。

ちゃんとした原因も教えてもらい、鍼・お灸・テーピングのフルコースです!足が驚くほど浮腫んでいたため恐怖でしたが、いつも施術終わりにどのように対処したか教えてもらえるので、施術中は気持ち良くてかなりリラックスモード。

わたしの場合は、すねの“足三里”というツボに鍼とお灸をしてもらい、さらに浮腫みがかなりひどいということで、ふくらはぎと腰にもテーピングをしてもらいました。鍼やお灸は、痛いとか熱いと感じたことはなく、見た目にはドキドキしますがとっても心地良くてわたしには癒しの時間です。帰りにはスタスタ歩けるようになり、どんどん浮腫みの症状も楽になったので、やっぱり鍼灸をして良かったと感動しました。

産後の腰痛でもお世話になりました!

妊娠後期の不調は、鍼灸で無事解消することができましたが、今度は産後の腰痛に悩み始めてしまいました。通常なら痛み止めを処方してもらうかもしれませんが、わたしはそこでまたもや鍼灸を頼ることに!

完全母乳ということもあって、やはり副作用の心配もない鍼灸なら安心と感じていました。

産後の腰痛は、出産でのホルモンの乱れや、子育てによる睡眠不足などさまざまな原因が考えられるようですが、わたしの場合は赤ちゃんを抱っこするたびに腰が痛むほどでした。

さらに産後はなかなか睡眠が取れず、腰痛以外にもめまいや頭痛などさまざまな症状に悩まされていたので、相談できる場所があって本当に助かりました。

妊娠中&産後の悩みは鍼灸を取り入れてみよう♡

妊娠中や産後は薬も飲めないし…と我慢したり、無理したりせず、鍼灸という方法を選択してみませんか?

人それぞれ不調の種類は違いますが、わたしの場合は鍼灸を受けることで、心と体のバランスを整えることができました。

もしも、妊娠中や産後の体調不良で悩んでいるママ・プレママがいたらぜひ参考にしてみて下さいね。

なお、今回ご紹介した妊娠中及び産後の鍼灸は、わたし個人の体験です。妊娠中に鍼灸を受ける場合は、かかりつけの産婦人科医にご相談下さいね。

担当ライター

この記事をシェアする