悩んでいるママ必見!子育て中、夫の実家を訪ねるちょうど良いペースって?

夫の実家へどのくらいの頻度で訪問すれば良いのか、悩むママもいるでしょう。乳幼児の子育て中に義実家へ行くことは、ママにとって心身ともに負担が大きいもの。今回は、私の体験をもとに、夫の実家に訪問するちょうど良いペースを考えます。

ハイペース!息子の赤ちゃん時代は、ほぼ毎週末夫の実家へ

画像:著者撮影

夫の実家へ訪問するペースがもっとも多かったのは、里帰り出産を終えた産後3ヶ月から息子が1歳になる手前くらいでした。この頃のことを振り返ります。

赤ちゃん時代の訪問で大変だったこと

夫の実家は同じ広島県内で、自宅から高速を使って車で約1時間の距離にあります。息子はチャイルドシートに乗せて車を走らせれば、心地良い揺れですぐにぐっすり寝てしまう赤ちゃんでした。そのため、車内はいつも平穏で、移動自体はとても楽。では、一体何が大変だったのでしょうか?

1.荷造り・荷解き

義実家へ行くときは、1~2泊となることが多かったため、毎回息子用の荷物を大量に携帯していました。数10着の洋服、おむつやおしりふき、お気に入りのおもちゃや絵本、歩行器に離乳食用のいす、薬など……。当時住んでいた社宅は、エレベーターなしの4階。荷物の上げ下ろしだけで階段を何往復もしなければならず、本当に重労働でした。また、帰宅後に大量の荷物を元の場所に収納することも、ものすごく手間に感じたものです。

2.ミルク・離乳食

息子は母乳とミルクの混合栄養だったため、粉ミルク缶や哺乳瓶、消毒薬と消毒容器も持参していました。どれも重たいものではありませんが、すべてまとめるとかなり大きな荷物。そのため、この荷物を持って社宅の狭い階段を通るときは大変でした。また、息子の離乳食が始まってからもひと苦労。食品が傷みやすい夏場は冷凍した離乳食を持ち運ぶことがためらわれたので、義実家のキッチンを借りて1から手作りしていました。

3.義家族への気遣い

義家族は優しくてフランクな人ばかりで、良好な関係を築いていました。夫と交際していたときから、多いときで月に2回泊まらせてもらうような間柄だったほどです。しかし、赤ちゃんのお世話をしながら、義家族としっかりコミュニケーションを取ることはなかなか骨の折れるもの。さらに、一宿一飯の恩義と考えて、義実家の掃除や洗濯などの家事も自分自身に課していたため、帰宅後は毎回ドッと疲れを感じていました。

夫の実家へ頻繁に通っていた理由とは?

結論から言うと、夫の実家をよく訪れていた理由は、私自身がまわりからよく見られたかったため。今思い返せば、しっかりと子育てをし、孫の顔を義実家へ頻繁に見せに行く「良い嫁」を演じたかったのだと思います。また、妊娠の前後に、夫が新しい部署に異動してオーバーワーク気味で、週末は人手のある実家で休ませてあげたいという思いも多少ありました。しかし、こちらも仕事で疲れた夫を実家で休ませてあげる「良い妻」を演じる材料として、うまく利用していた気がします。

ややペースダウン?息子1歳過ぎの訪問ペースは2週間に1度

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赤ちゃん時代に比べて手がかからなくなってからは、義実家への訪問ペースを少し減らしました。夫も息子のお世話が十分できるようになったためです。

1歳過ぎの訪問で大変だったこと

1番大変だったことは、義実家の安全対策です。1歳を過ぎると、好奇心旺盛な息子の動きがより活発化。歩き始めが早かったこともあり、この頃の息子はすでに走り回っていました。危ない角にはコーナーガードを取り付けたり、入って欲しくない場所にはベビーゲートを設置したりして、自宅の安全対策はばっちり。しかし、赤ちゃんや小さな子どものいない義実家は、当然そのような対策はされていません。義実家へ行くたびに、危険な箇所を見つけては赤ちゃん用の安全対策グッズを買い、取り付けねばならない苦労がありました。

良妻賢母を演じることに疲れ始める

義実家への頻繁な訪問が半年を過ぎた頃、鈍い私でもさすがに自分自身の疲れを見過ごせない状況になってきました義実家とのコミュニケーションもぎこちなくなり、義父母に対してイライラした態度を見せてしまうことも。義実家からの帰路で必ず聞かれる、夫からの「少しは休めた?」という言葉に特にコメントせず、笑ってごまかすようにもなっていました。また、義実家から帰った週の始まりは、「疲れが取れた」と感じるまで2~3日もかかるようになります。

「もう行きたくない!」とある日号泣!夫婦でたどり着いた解決策とは?

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しばらく頑張っていた私でしたが、義実家への訪問ペースに知らず知らずのうちに不満が溜まっていた様子…。ある日の出来事がきっかけで募っていた不満が爆発してしまったのです。

夫へ不満を爆発させたきっかけとは?

義実家へ訪問する日、たまった家事をしていたら出発予定の時間を過ぎてしまいます。このとき、「まだ用意できてないの?」と何気なく夫が放った言葉がきっかけでした。前日が職場の飲み会だったため、出発予定の1時間前まで寝ていた夫。一方、私は息子をおんぶしながら家事や荷造りをこなしていたため、心ない言葉にプチンと糸が切れてしまったのです。一瞬で頭に血が上り、手に持っていた洗濯物を床に投げつけて、大声で何か叫んだことを覚えています。

訪問ペースに関する妻の言い分と夫の回答

このとき、私は訪問ペースが多いことに加え、義実家への不満を号泣しながらまくし立てました。時間にして30分~1時間くらいは訴え続けていたように思います。その間、夫は黙って言い分を聞いていました。私が落ち着きを取り戻すと、「まったく気付かなかった。俺ばかり楽をしていたんだね。ごめん」と謝る夫。さらに、「ただ、両親は孫の顔を見るのを楽しみにしている。訪問頻度を減らしたり日帰りにしたりして、今後も実家へ行ってくれないか?」と解決策も示してくれました。

話し合い後~息子3歳半現在、訪問ペースは月1回へ!

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夫との話し合い後、訪問ペースは月1回に落ち着きました。義実家への訪問で以前と比べて変わったことや、後日談もご紹介します。

夫のうれしい変化と気遣い

以前は、実家に到着するなり、昼寝や外出など自由に振る舞っていた夫。しかし、話し合い後は義実家へ行ったとき、自発的に子守をしてくれるようになりました。近所の公園に遊びに行ったり、ペットの犬を連れて散歩したりと、私の負担はかなり軽くなっています。

私自身も行いや考え方をチェンジ

不満を爆発させた日の話し合いでは、夫から「行き過ぎた八方美人」「不満を貯め込み過ぎる」という私の短所も指摘されていました。試行錯誤の途中ですが、「こうあるべき」「しなければならない」という強迫観念を捨てて、現在はできるだけ自分を追い込み過ぎないようにしています。

実は、夫の実家も負担に感じていた!?

後日談ですが、義両親も息子家族の頻繁な訪問を負担に感じていたようです。さらに、訪問しているとき、私が疲れた顔色で、少しイライラした様子が気になっていたのだとか。精神的に落ち込んでいると「自分ばかりが苦しい」と思いがち。狭い視野だったことを反省したエピソードでした。

訪問ペースが多い場合の上手な対処法3選

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私のように「訪問ペースが多い」と負担に感じたときは、ストレスフルになる前にどのように対処すれば良いのか体験談をもとにご紹介します。

1.我慢せずパパへ正直な思いを伝える

まずは、義実家への訪問ペースに不満があることをパパへ正直に伝えましょう。ポイントは、「ストレスに感じている」という事実を先に伝え、その後で理由を説明すること。これは、男性の多くが話し合いで結論から入る傾向にあるためです。夫婦げんかのとき、怒りにまかせて不満をぶつけた結果、「つまり、言いたいことは何?」「どうしてほしいの?」とパパから言われた経験はないでしょうか?このとき、パパは日頃の愚痴を延々と聞かされているようで、うんざりしているのかもしれません。私の場合、話の要点を整理してから「結論、理由、要望」の順番で伝えると、夫と有意義な話し合いができました。

2.ストレスなく訪問できる工夫をする

ストレスの原因がはっきりしている場合、改善できる点がないか考えてみましょう。たとえば、毎回泊りがけで行くところを2回に1回は日帰りにしたり、赤ちゃん用品は義実家に置かせてもらうと持ち運ぶ荷物を減らしたりすることができます。また、人手があるときは短くても良いので、ママの自由時間をもらいましょう。買い物や美容室、カフェなど好きな場所へ出掛けることができれば、ママも義実家に行く楽しみができるはずです。私の場合、上記の自由時間に加え、赤ちゃんを義家族に預けて、1~2時間程度の仮眠を取らせてもらっていました。1人でゆっくり眠った後は、「また育児を頑張ろう」と思えたものです。

3.たまには訪問を断ってもOK

義実家への訪問がママのストレスになり、日常生活に支障をきたすほどであってはいけません。育児疲れから来る心身の不調を感じるときは、予定していた訪問自体を取りやめても良いでしょう。ただし、義実家にも当然ながら予定や段取りがあるため、キャンセルはなるべく早めに伝えるのが礼儀です。また、行けなくなった理由についても、失礼に当たらない内容を伝えましょう。私の場合は、子どもの体調不良や急な来客対応などを理由にしていました。「こういった理由で伺えそうにないのですが……」とへりくだった態度で、申し訳なく感じていることを伝えましょう。

義実家への適切な訪問ペースは人それぞれ!

子育て中の適切な訪問ペースは家庭ごとに違い、義実家との関係性や自宅からの距離などでも変わるでしょう。ママと義実家がお互いに良いお付き合いができるよう、訪問にあたっては夫の理解と協力も不可欠と言えそうです。

担当ライター