元フォトスタジオスタッフママが教える!子どもを笑顔にする写真の撮り方

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日常のふとした瞬間に。「あー!この瞬間を写真に撮りたい、シャッターチャンス!」と思うことってたくさんありますよね。でも、上手く子どもの笑顔を写真に収められているでしょうか。実は、私は広島市内にある子ども専用フォトスタジオの元カメラマン。カメラマンとして働いていたときに身につけた「子どもを笑顔にする」写真の撮り方を、今回はみなさまにお伝えします!

笑顔の写真、難しいですよね…

確かに元々、子どもを写真に撮る仕事をしていましたが、それでもわが子の満点の笑顔を写真に収めることは、至難の業です。
せっかくシャッターチャンスと思っても、カメラを向けた途端にそっぽを向かれたり、なぜかカメラの方を見てくれなかったり…。そんな経験はありませんか?子どもの写真撮影は本当に難しいなと思います。
そこで、私がフォトスタジオスタッフとして働いていたときの、子どもからウケまくった鉄板ネタをご紹介します。

私的おすすめ!子どもが笑う鉄板ネタ

人形を使ってふーっと吹き飛ばす!すると笑顔に♪

用意するものは人形とお手持ちのスマートフォンやカメラ。たったこれだけです!写真撮影が好きな子どもももちろんいると思いますが、「カメラを向けた途端視線をそらされる」「表情が固まる…」なんて子どもに効果的です。
撮り方はまず人形を用意。写真撮影なんてしないよ~という雰囲気を出しながら、人形を見せて「○○ちゃん、これふー!ってしてみてよ」とお願いしてみてください。このとき、一度ママが人形にふーと息を吹きかけるマネをすると、子どもも理解してくれます。
さて、片手で人形を子どもに近づけて、もう片手はカメラを用意。子どもが人形に息をふーっと吹きかけた瞬間、人形を軽く上に飛ばしてみてください。
すると人形が飛んで行ったことで子どもが笑顔になることも♪その笑った瞬間をシャッターに収めれば笑顔の写真がゲットできちゃいます。

これなんだゲームで笑顔をゲット!

実際のフォトスタジオでもやっていた「これなんだゲーム」。この撮影方法は「カメラを向いてくれない」「そっぽを向く」という子どもにおすすめです。
やり方は簡単。まずはカメラやスマホの中にとりあえず何かのアイテムを隠しましょう。例えば人形やおもちゃなど。「○○くん、これなんだ~?」と尋ねながら、時折カメラ・スマホから隠したものをチラッチラッと見せていきます。すると、興味を示してカメラの方を向いてくれるようになりますよ。
広島のフォトスタジオに居たので、「カープ坊や」や「サンチェくんとフレッチェちゃん」などのキャラクター人形を使って、この撮影方法を試していました。ご当地キャラクターのウケは抜群で、子どももこれなんだゲームに正解すると満点の笑顔に◎
こちらの方法も、やはり写真を撮るよという雰囲気を隠すことがポイントです。遊びの一環だと思うと、子どもの笑顔もより自然になります!

赤ちゃんを笑顔にするにはうちわを使って

さて、これまでご紹介してきたのは大人の話が分かる2歳~の子ども向けの撮影方法。ちなみに、私が働いてきた感覚だと、やはり年齢が高くなるほど撮影は成功しやすいと思いました。
「0歳の赤ちゃんはどうやってあやせばいいの…?」と悩むママには、うちわをおすすめ。軽く風を送ると、赤ちゃんが笑ってくれることがあります。ママやパパが赤ちゃんの顔にふーっと息を吹きかけても笑ってくれることがあるので、ぜひ試してみてくださいね。

笑わなくてもOK!“映える”撮影のポイント教えます

「ええい、すべて試したけど笑わない!」と悩むママには、もういっそ笑わなくてもOKな写真撮影のコツをお教えしましょう☆

赤ちゃん撮影のポイント:高い位置から撮影を心がけて

赤ちゃんを撮影するときのポイントです。実際に見るととってもかわいいのに、なぜか写真に収めるとなんだか残念な写り方に、なんて経験はありませんか?
実は、フォトスタジオでは赤ちゃんの撮影は「カメラを高い位置にセット」するのが鉄則。この理由、赤ちゃんはほとんどねんねしていますよね。そのため、低い位置からカメラを構えると、鼻の穴が大きく見えたり、鼻が低く見えたりするのです。
少し高い位置から見下ろす角度で撮影すると、赤ちゃんはグッとキュートに映ります♡

子ども撮影のポイント:シャボン玉は間違いありません

おもちゃで遊ぶ子どもの様子を撮影するなら、例え笑顔でなくても臨場感がある写真をゲットできます。子ども専用フォトスタジオでも、ありとあらゆるおもちゃを使って撮影を試みていました。
そして私がぜひぜひおすすめする映えおもちゃは、ズバリ「シャボン玉」。ふーっと吹いている様子や、シャボン玉を追いかけている姿を写真に収めるととってもおしゃれな仕上がりに。
「そういえばシャボン玉吹いている写真、撮ったことなかったかも」と思ったママは今すぐ試してみてください!晴れた日に公園で撮影すると、フォトジェニックな1枚に仕上がりますよ。

アイテム・アイデアを駆使して笑顔の写真をゲット!

子ども専用フォトスタジオで学んだ、子ども写真撮影のやり方をご紹介しました。私自身上手くいくことは少ないのですが、やはり笑わせるコツを知っているだけで撮影はうんと楽になります!ぜひ、試してみてくださいね。

担当ライター

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