雲の中に入れる?子育て中のママ必見、楽しみながら学べる「広島市江波山気象館」♪

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2018年の夏、暑かったですよね。熱中症対策などで子連れでの外出に気を遣ったママも多いのではないでしょうか。特に、子育て中のご家庭では「夏休みどう過ごそう?」と毎日悩みながら過ごした人もいるかもしれません。4歳と7歳の娘を子育て中の我が家でも、2018年の夏休みは広島市内で室内遊びができる場所を探し回って過ごすこととなりました。中でも「行って良かった!」と思った場所は「広島市江波山気象館」。今回は、「広島市江波山気象館」での一日をご紹介します!広島市内で子どもの遊び場を探しているママは参考にしてみてくださいね。

2018年夏のイベント「宝探し」で大盛り上がり

子育て中のママは、保育園や幼稚園、小学校で配られる公共施設のイベント案内のチラシを目にすることがあるかもしれません。公共施設では子ども向けで夏休み限定のイベントが開かれることもあり、夏休み前はさまざまなイベント紹介のチラシを手にするのではないでしょうか。広島の公共施設のひとつ「広島江波山気象館」でも、2018年の夏休みは「宝探し」が行われていました。小学校で宝探しのチラシをもらって帰ってきた長女は「宝探し」のキーワードに目がキラキラ!「ママ、夏休みに絶対連れてってね!」と冷蔵庫に貼られたチラシを見かけるたびに言っていたのです。

そして訪れた広島市江波山気象館。夏休み限定のイベントである宝探しは、1階のイベントスぺースに作られたブースのひとつでした。いくつも並べられた宝箱の中にトランシーバーのような機械を入れて宝物がわりに。もうひとつの機械を近づけると「ピーピーピーピー」と音が大きくなるので、子どもはその機械を持って、宝物の入っている宝箱を探し当てる遊びです。7歳の長女も4歳の次女も初めて目にする謎の機械に興味津々!「こっちかなー」「あっ音が小さくなった」「この宝箱はさっきより音が大きい」と言いながら宝探しを楽しんでいました。ちょうど人がすいていたこともあり、終わったあとは列に並びなおして二度三度と繰り返し体験していましたよ♪よっぽど楽しかったんですね。

 

雲の中に入れる?!気分はアラジン

夏休み限定のイベントコーナーを存分に楽しんだあとは2階の常設展示場へ。お目当ては雲発生装置です。かねてより「アラジンみたいに雲の上にあがってみたい…」「雲って綿菓子みたいでおいしそうだよね、食べてみたい…」と秘かな願望を抱いていた娘2人にはうってつけの体験です。雲発生装置に十数名のお客さんたちといっしょに入ると、水蒸気がぐるぐると回り始めあっという間に濃い霧のような雲に包まれました。「わぁ~!雲だ~!」「ペタペタする~!」と2人とも大興奮。「食べられるのかな…」と口をパクパクさせたりしていました♪機械で発生させた雲の中に実際に入って、雲を文字通りまるごと体験できたことは、楽しいだけでなく勉強にもなって本当によかったなと思います。

風速20mを体験!強風ってこんなに強いの?!

常設展示場には、雲発発生機以外にも雷発生装置や鏡文字迷路など、楽しみながら学べる仕掛けがたくさん。もうひとつ挑戦したかったのは風速20mまでの強風を体験できるブースです。台風のときにニュースで「最大瞬間風速40m」などの報道がされることがありますが、実際のところどのくらいの強風なんだろう…と思っていたので、風速20mを体験できるブースはまさにうってつけ。子どもといっしょにこわごわ入ってみました。そよ風程度の風速から徐々に速度があがり風速20mに達したときは、直立しているのが大変なくらい!髪は逆立ち、口を開けて話すことも難しい状態です。怖いくらいの風速の力強さに親の私もタジタジ。4歳の次女はさすがに怖がって出てしまいましたが、7歳の長女は「キャー」と言いながらも風速20mの風の強さを体験していました!実際に台風のときに外出して風の強さを体験するわけにはいかないので、強風発生装置で直に風のすさまじさを感じることができてよい勉強になったと思います。

建築物としての美しさにも注目

自分が学生時代に行ったことのある広島市江波山気象館ですが、子どもといっしょに来館するのは初めて。20年近くぶりに訪れてみて、学生時代には気づけなかった建物そのものの美しさにも驚きました。1934年に建設された広島市江波山気象館は、広島に残る唯一の表現主義的建築なのだそう。当時の子どもといっしょに広島市江波山気象館を訪れたときは、柱や壁、窓の作りなどのディテールにも注目して鑑賞してみてはいかがでしょうか。

遊びながら学べる「広島市江波山気象館」がおすすめ

2018年は猛暑のため広島市内の室内遊びを探し回りました。今回は、特におすすめの「広島市江波山気象館」での一日をご紹介しました♪期間限定のイベントは終了していますが、常設展は年間を通して訪れることができますよ。週末家族でお出かけするときや、冬休みの室内遊びで悩んだときはぜひ行ってみてくださいね。

担当ライター

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