子育て中にぶつかった壁の1つ!の離乳食で発覚した息子の卵アレルギー

子育て中、ママはさまざまな壁にぶち当たるものです。中でも印象的だったことの1つとして、私は離乳食で発覚した息子の卵アレルギーを挙げたいと思います。今回は息子のカミカミ期から始まり、卵を食べられるようになるまでのエピソードをご紹介しましょう。同じように悩まれている方の参考になればと思います。

まさかこれはアレルギー反応!?フレンチトーストで息子に異変

離乳食作りには、私や夫の食事を作る以上に気合いを入れて取り組んでいた私。図書館で離乳食のレシピ本を借りてきては、おいしそうなメニューを探し、あれこれ作っていたものです。

息子がカミカミ期(9ヶ月~11ヶ月)のときでした。10ヶ月を過ぎ、固ゆでの卵の黄身を食べても特に異変がなかった息子のため、私はレシピ本に掲載されていた赤ちゃん向けのフレンチトーストを朝食に作ったのです。今になって振り返れば、固ゆでの黄身を食べさせてみた後、白身の方も少量から与えていくべきでしたが、私は見事にその過程をすっ飛ばしていました。

息子は私の与える離乳食のフレンチトーストを、特に嫌がることもなく食べ、見事に完食。ここまでは良かったのですが、食事の後15分ほどすると息子の手首のあたりが、赤く膨れ上がっていることに気が付きました。

「もしかして、これが噂のアレルギー反応!?」離乳食を始めてからそれまでの約4ヶ月間に経験したことのない息子の異変に、焦ったことを覚えています。

持つべきものはママ友、ありがたかった友の経験談

私はどちらかというと大雑把な性格をしています。そのため、普段は初めて息子に食べさせる食材でも、注意深く観察し異常がないことを確認することはあまりありませんでした。しかし、卵を食べさせたこのときはいつもとは違っていました。頭のどこかで、「もしかするとアレルギー反応がでるかもしれない」と注意深く見ていたのです。

悪い予感が的中し、アレルギー反応が出たときも、慌てることなく「息子を小児科に連れて行こう!」と思えました。なぜなら、この数日前に、息子と同じ月齢の赤ちゃんがいるママ友から、卵アレルギーの症状が出たことや、病院で検査を受けたこと、さらにはアレルギー症状が出た際の皮膚の写真などを見せてもらっていたばかりだったからです。

もしも、これらの情報がない状態で、赤くなった息子の皮膚を見ていたとしたら、私は冷静な判断ができなかっただろうと思います。タイムリーに子育てに関する情報を共有してくれたママ友に、感謝の気持ちでいっぱいでした。

すぐさま小児科へ!血液検査を受ける

私は息子の赤くなった手の様子を写真に収め、すぐに息子を連れて小児科へ向かいました。小児科に着いたころには、肌の赤みが消えていたので、とてもよい判断だったと思います。問診の際、朝食に食べさせたものや使った食材や調味料を先生に聞かれました。それらの中からアレルギー反応が出やすいとされる牛乳や卵、小麦など数種類の食材に対してアレルギーがないか、血液検査をすることになりました。

生後10ヶ月の赤ちゃんからの採血は、看護師さんが3人がかりで行います。「お母さんがこの光景を見たらびっくりすると思うので、部屋から一度出てください」そう先生に言われるがまま診察室を出て、ドアの向こう側で息子の大きな泣き声を聞きながらハラハラしていました。

数日後、血液検査の結果が出た際、程度は低いながらも、息子は卵白に対するアレルギーがあることが判りました。卵黄についてはアレルギーがありません。卵の黄身を食べさせた際特に変わった反応がなく、「息子は卵アレルギーがないみたいだから卵料理を作って食べさせよう」と、お気楽に考えていたことを反省しました。

卵は避ける!?それとも食べさせる!?医者さんからのアドバイスと葛藤

当時、私たち家族は東京で暮らしていたのですが、そこでのかかりつけのお医者さんからは、「月齢が低いこともアレルギー反応が出た理由のひとつだと考えられるため、卵はしばらく控えるように」と言われました。私自身、手が赤くなる息子がかわいそうで、卵料理をしばらく作る気になれなかったため、お医者さんの言葉に素直に従いました。
しかし、状況が変わったのは夫の転勤により広島に引っ越してからです。これに伴い、息子が1歳半を迎える頃かかりつけの小児科が変更となりました。変更後の小児科のお医者さんに、東京の病院でアレルギー検査をしたことや、卵白のアレルギーがあることを伝えた際、卵を少しずつ食べさせるように指導されたのです。
息子のアレルギーの程度は低いため、「少しずつ食べさせることで成長とともに卵が食べられるようになる。しかし食べさせなければ、ずっと卵が食べられないままになる。」とのことでした。さらに言われた一言が「茶わん蒸しやプリンなど、子どもが供が好むものを作って、スプーン1杯から、徐々に食べさせる量を増やしてあげなさい。」というものでした。それまで卵を息子に食べさせないようにしていたものを、180度方向転換するように言われた私は悩みます。本当に食べさせた方がいいのだろうか。月齢が上がったから食べさせられるようになったったのかしら。卵を食べさせて、また息子にアレルギー反応が出たら嫌だなあ。卵を食べさせることに対して、後ろ向きの考えが浮かんできます。なにより、ほんの少し息子に食べさせるためだけに、日持ちのしない茶わん蒸しやプリンを作ることを考えると憂鬱でした。

管理栄養士のママ友直伝!私が行った自宅での卵対策

お医者さんに卵を食べさせるように指導されて以降、2ヶ月ほど何も行動に移せずにいた私。もやもやとしていた気持ちを近所に住むママ友に話したことから状況が動き出します。私が広島でできた初めてのママ友は、管理栄養士の有資格者。しかも自身の子どもたちも卵や小麦アレルギーがある人でした。

彼女に相談した際「我が家の息子たちも自宅で少しずつ食べさせて、今では食べられなかった食パンを半分まで食べられるようになったのよ」と言われ、やる気がでました。そして茶わん蒸しやプリンを毎日のように作る気が起きないことを打ち明けて、返ってきた言葉は「ホットケーキなら冷凍保存ができるから便利だよ!」というもの。そんな簡単なことにも今まで気が付けなかったなんて!お医者さんに言われたとおりにすることだけ考えていた私にとって、目からうろこのひと言でした。

その日のうちに卵1個を使ってホットケーキを3枚焼き、さまざまな大きさにカット。例えばホットケーキ1枚食べさせれば、卵を1/3個食べさせたことになります。これをさらに10等分すると、一切れで卵1/30個だけ食べさせることになる…というわけです。その日に食べさせないものはラップに包み、保存袋に入れて冷凍します。毎日少しずつ量を増やしながら、息子に食べさせていきました。また、1度に食べられるホットケーキの量が増えた頃、ハンバーグのつなぎに卵を使うなど、徐々に料理にも卵を使うようにしたことも大きな変化の1つです。関節のあたりが少し赤くなることはあっても、初めてアレルギー反応が出た日のように、ひどく赤みが膨れるようなことはありませんでした。

現在3歳になる息子。幼稚園に入園するにあたり、再度アレルギーの血液検査を実施しました。結果、卵アレルギーのレベルは、当初よりも低くなり、過熱したものであれば食べられるようになっていたのです。

子育てには欠かせない離乳食つくり、慎重にすれば大丈夫!

私は現在第2子を妊娠中です。1年後にはまた離乳食作りがスタートします。もぐもぐ期、カミカミ期、そしてパクパク期と、子育て中に食べさせることができる食材が増えていきますが、新しく食べさせる食材は少量ずつ慎重に。そして食べさせた後は様子を見ることを守り、親子で楽しい食事の時間にしていきたいです。

担当ライター