産婦人科での1ヶ月健診で知った息子の肌トラブル!尋常性魚鱗ってなに?

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広島にある産婦人科で生まれた息子は、1ヶ月検診のときに「肌の乾燥がちょっとヒドイですね」と言われました。その後、大きな病院で検査をして「尋常性魚鱗癬(じんじょうせいぎょりんせん)」という病気であることが判明。今回は病名がわかるまでのお話と、乾燥肌の子どもにおすすめの肌ケア方法をご紹介しましょう。

あれ?他の子と見た目が違う!

羊水過少で、出産まで毎日産婦人科に通った妊娠後期。羊水が少なかったせいかスポーンと出産することはできませんでしたが、特に目立った異常もなく4日で無事退院しました。

退院後、1週間が経過しました。すると、顔や体の皮がポロポロと剥ける新生児落屑(しんせいじらくせつ)という症状に。長男のときも生後1週間から3週間ぐらいまで同じ症状になったことがあるため、「次男も同じ症状になったかー。まぁ、今回も3週間ぐらいで落ち着くでしょう!」とお気楽に過ごしていたのです。

そして、1ヶ月検診の日。息子はまだ乾燥が続いており、肌の皮が所々剥けている状態です。しかし!1ヶ月検診にきた同じ時期の赤ちゃんたちは、みんな肌がツルツルでぷるんぷるん。息子だけ肌がカサカサの状態だったのです!

病院でもらった薬を毎日塗っても治らない!

1ヶ月検診では案の定、「肌の乾燥がちょっとヒドイですね」と言われます。続けて「今日処方するクリームで保湿をしても落ち着かないようだったら、皮膚科を受診してください」とのこと。

「保湿が必要だったんだ!」と学習した私は、その日の夜からお風呂上がりは必ずクリームで保湿ケアをしました。しかし、毎日クリームで保湿ケアしても息子の肌の乾燥は治りません。そこで、馴染みのある皮膚科へ。「このクリームを使って効果がなかったのなら、こちらのクリームに変えましょう。肌の様子を見たいから1週間後にまた受診してね」と言われます。「皮膚科の先生が処方したクリームがあれば治ったも同然!」と安堵しながら、保湿ケアを1週間続けます。しかし、肌の乾燥は一向に治らず…。また、空気が乾燥しやすい冬になってしまったため、症状が悪化して肌が真っ赤になってしましました。

皮膚生検ってなに?本当にするべき?

その後も肌の状態が良くならなかったため、皮膚科の先生から「大きな病院で検査してみた方がいいかもしれませんね。紹介状を書くので安佐市民病院を受診してください」と言われます。

どうして治らないのだろう…息子はなにか重い病気なのかな…と不安を抱えながら、安佐市民病院の皮膚科へ。安佐市民病院へ移っても、最初は処方された保湿クリームでのケアを勧められましたが、乾燥や肌の赤みはやっぱり治りません。そして、3回目の受診日。「尋常性魚鱗癬(じんじょうせいぎょりんせん)という病気の可能性があるので、皮膚生検を勧めます」と言われます。

「尋常性魚鱗癬?皮膚生検?なにそれ?」もう頭の中はハテナだらけです。詳しく聞くと尋常性魚鱗癬は以下のような特徴があるそうです。

・皮膚が乾燥して硬くなる病気
・魚のうろこのような肌になる
・遺伝性で人に感染するものではない
・肘や膝の外側、背中などに症状が出やすい

正確に判断するためには、皮膚生検査が有効的だそう。しかし、この皮膚生検査、パンチみたいな器具で皮膚の一部をくり抜いて採取するんです。皮膚をくり抜くのは米粒程度の大きさで、縫うのは1針。局所麻酔をするので、くり抜くときや縫うときは痛みを感じません(麻酔の注射をするときはもちろん痛いのですが…)。

いや、想像しただけで私が痛い。心が痛い!尋常性魚鱗癬と診断するために、大事な息子の皮膚をくり抜くのか…。もう、診断なんてどうでもいんじゃないか…。とたくさん悩み、以前通った皮膚科に相談しに行きました。すると「どうしてやらないの?もし自分の子どもが同じ症状だったら私はやるよ。だって、今後どう対処したらいいのか、また保育園や小学校に行ったときに、どうすればいいのかと伝えられるからね。その子の将来を考えてあげてみて」と言われました。生後4ヶ月の息子の肌を切り取るのは我が身を割かれるほど心苦しかったのですが、息子の将来を考えて皮膚生検査をすることにしたのです。

検査結果と現状、そしておすすめの肌ケア方法

皮膚生検査は5分程度で終わるものなので、診察室で行われました。息子は麻酔の注射のときに大泣きしていましたが、皮膚の一部をくり抜くときは麻酔が効いているので全く痛がりません。むしろ、先生があやしてくれていたので「キャッ♪キャッ♪」と笑っていました。

そして、1ヶ月後。「尋常性魚鱗癬で間違いないだろう」という検査結果が出ました。尋常性魚鱗癬かもしれないと最初聞いたときは不安やとまどいもありましたが、病名がはっきりわかったことで今後どう肌ケアすればいいのかも知れたので、皮膚生検査をして良かったと今は思っています。

とはいえ、息子の症状は軽度なので肌ケアはあまり特別なものではありません。することと言えば、

・朝とお風呂上がりに市販のローションと保湿クリームを塗る
・お風呂は保湿入浴剤を入れて、ちょっとぬるめにする
・低刺激性の石鹸を使用する

この3つぐらいです。「これだけ?」って拍子抜けするかもしれませんが、この3つをやるだけで息子の肌の赤みはひき、乾燥も落ち着いたので「子どもの肌が乾燥しているなー」と感じる人は騙されたと思ってやってみてください。

乾燥が気になったら自宅で簡単にできる肌ケアをしてみて!

産婦人科での1ヶ月健診で知った息子の肌トラブル。尋常性魚鱗癬は完治するものではありませんが、毎日肌ケアをしているので症状は落ち着いています。肌ケアすることで子どもと毎日触れ合うことができるので、悲観せず楽しみながら病気と付き合っていきたいと思っています。子どもの肌の乾燥が気になる方は、今回紹介した肌ケアをしてみてくださいね。それでも改善されなかったら、一度皮膚科へ行ってみてはいかがでしょうか。

担当ライター