【AIC国際学院京都 初等部】ジョージ・クマザワ校長が考える「これからの教育」とは?

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「子どもには世界で活躍できる力を養ってもらいたい」「自ら考え、動ける人間になってほしい」。そんなママたちに知ってほしい学校があります。それが京都市にあるインターナショナルスクールAIC国際学院京都 初等部」。世界的に評価の高い教育プログラムを取り入れ、国際的に活躍できる力を育むことができる学校です。今回pikabu編集部は、AIC国際学院京都 初等部の校長、ジョージ・クマザワ先生にインタビュー。学校の特色や、「今、子どもたちが学ぶべきこと」についてお伺いしました。7月・9月に開催される「授業体験会」についても詳しくご紹介します!

【授業体験会開催】京都のインターナショナルスクール「AIC国際学院京都 初等部」

JR京都駅近くにある「AIC国際学院京都 初等部」

2022年4月、京都市下京区菱屋町145(堀川通七条上ル)に開校したAIC国際学院京都 初等部。JR京都駅から徒歩約9分の所に位置しています。広島市南区大須賀町にある「AIC国際学院広島 初等部」の系列校で、英語名は「AIC World College(AICワールドカレッジ)of Kyoto Elementary School」です。

AIC国際学院京都 初等部は、いわゆる日本の「小学校」にあたります。授業のほとんどは英語で実施。毎日英語「」学ぶことにより、子どもたちは多言語で考え、発言する力を養うことができるそう。

また、京都 初等部に先立って2021年4月に開校した「AIC国際学院広島 初等部」は、世界的に評価の高い教育プログラム「国際バカロレア(IB)」の初等教育課程(PYP)の候補校になっており、今年度中にも認定校となる準備を進めているそう。京都 初等部も同様のプログラムを採用予定とのことです。「UOI(Unit of Inquiry)」と呼ばれる探究・体験型学習では子どもたちが自ら疑問を持ち、探究する経験を積むことで、「自発的に考えて行動する」力を養えます。

英語未経験でも大丈夫♪7月8日・9月3日に授業体験会開催!

AIC国際学院京都 初等部では2023年7月8日(土)と9月3日(日)授業体験会を開催!どのような授業が行われているのかを、実際に体験するチャンスです。

授業体験会の対象は幼稚園の年長および年中の子どもたち。年長が対象の体験会は、複数年英語での授業を受けたことのあるお子さんが下記概要の①の時間帯、英語教育未経験のお子さんは②の時間帯と分けられています。そのため、「英語を習ったことがない」というお子さんでも安心です。

【授業体験会概要】

開催日

7/8(土)、9/3(日)

時間

① 10:00~10:45 ② 11:00~11:45 ③ 13:00~13:45

対象年齢

①、②は年長 ③は年中

定員

各回8名

場所

AIC国際学院京都 初等部教室

授業体験会の詳細はこちら

お申し込みはこちら(AIC国際学院京都 初等部公式サイト内申し込みフォームへ)

AIC国際学院京都 初等部の校長ジョージ・クマザワ先生にインタビュー!

今回、私たちpikabu編集部は、AIC国際学院京都 初等部の校長を務めるジョージ・クマザワ先生にインタビュー!ここからはその内容を詳しくご紹介します。

他業界から教育の世界へ!ジョージ校長プロフィール

<プロフィール>
George Kumazawa(ジョージ・クマザワ)さん
AIC国際学院京都 初等部校長。
企業コンサルティング会社の経営を経て、教育分野に転向。特別教員免許状を取得して複数の学校で教員を務めたのち、2022年4月からAIC国際学院京都 初等部の開校と同時に校長へ就任。

 

ジョージ校長の前職はコンサルタント。金融業界やソフトフェア開発、広告業界などで活躍し、世界中を飛び回っていました。その一方で、「自分が本当にすべきことはこれだろうか?」という疑問や違和感も常に抱いていたそう。

「安藤忠雄さんや隈研吾さんなど、著名な建築家を見ていると、自分の使命や才能を理解している人は、自分自身が『本当にやりたいこと』を楽しみながら仕事にしているな、とあるとき気づいたんです。そこから、私自身の『やりたいこと=ライフワーク』を考えるようになりました」

幼少期からマイノリティとして生きているという認識があったせいで、物心がついたころから『みんながより生きやすい社会づくりに貢献したい』と考え、同じように苦しんでいる人を助けることに意義を感じていた、というジョージ校長。たどり着いた答えが「次の世代のあらゆる子どもたちが、『生きやすい』と感じられる世の中にしたい」ということでした。そこで、教育分野への転向を決意したと言います。

京都全体をキャンパスに…AIC国際学院京都 初等部の特色

ジョージ校長がAIC国際学院京都 初等部の校長に就任する際、経営陣から「京都全体をキャンパスにしてほしい」と要望があったそう。

そこで先生は、京都ならではの歴史や文化を活かした「体験型授業」を積極的に取り入れます。

「例えば、『鵜の観察』の授業。これは宇治市から通っている児童のご両親が『宇治川の夏の風物詩、鵜飼の鵜が3年ぶりに人工孵化したから見に来ませんか?』と連絡をくださったのがきっかけです。これを受け、たまたま『生き物のライフサイクルについて』の単元を始めていた子どもたちが『どのような調査をするか』などをディスカッションし、『鵜の観察プロジェクト』を作成しました」

教師は現地までのバスをレンタルするなど、サポートに徹するのみ。あくまでも子どもたちが主体となってプロジェクトを遂行したそう。

なお、この例のように、授業が「児童主体」で進行される、いわゆる「プロジェクトベースドラーニング」を行っているのも、AIC国際学院京都 初等部の特徴です。

プロジェクトベースドラーニングの内容は、保護者にもリアルタイムで常に報告。また、保護者と学校が同じ価値観を共有できるよう、年に6回「保護者向けの勉強会」も開催しているそう。

「プロジェクトベースドラーニングは、子どもたちが楽しんで自発的に学習をするのが特徴です。でも、保護者が『宿題は出ていないの?予習・復習は?』なんて、過去の教育の価値観を持ち出してしまうと、子どもは混乱します。そのため、学校と保護者は常に足並みをそろえる必要があるんです」

保護者も教育に携わる一員であり、協力は不可欠、とジョージ校長は話してくれました。

ジョージ校長に聞く「これからの時代に必要な能力は?」

ジョージ校長は、「ただ知識や技術を身につけること」は、さほど重要ではないと言います。

「いくら人間が技術や知識を身につけても、それをテクノロジーが追い越してしまう時代です。そのため、知識や技術をただ漫然と学ぶのではなく、それを、異なった文脈でどのように応用したり、どこにどんな価値が見出せるかを考えることが必要になります」

さまざまな社会問題を解決するために、自ら「問い」を見つけられることが大切、とジョージ校長。

「これからの時代、さまざまなスペシャリストが協業して知恵を出し合い、よりよい生活を見出していかなければいけません。そのために大切なのが、『深い問い』を見つけ、それを解決するためのアイデアを出せる能力なのです」

AIC国際学院京都 初等部では、探究型の授業で、子どもたちの「問題発見・解決能力」を培っています

「答えが〇か×かの2択しかない教育では、世の中を変えるチェンジメーカーを生み出すことはできない、と思っています」

AIC国際学院京都 初等部に興味をお持ちの保護者の方へメッセージ

ジョージ校長に、AIC国際学院京都 初等部に興味のあるみなさんへのメッセージを聞いてみました。

AICに入学させるために、たくさん勉強を…なんて思わないでください。子どもたちの幼稚園時代は、勉強よりも「あそび」を重視してあげてください。「あそび」をたくさん経験し、探究心をフォローしてくれる環境で過ごした子どもの方が、国際バカロレアのプログラムに対応しやすいんです」

また、英語ができないことは全く問題ない、とジョージ校長。

「英語が喋れないからインターナショナルスクールに通えない…ということはありません。英語は入学してからでもじゅうぶん身につきます

インターナショナルスクールは、子どもたちが多様な価値観に触れ、自分で考え提案する機会を与えることで、さまざまな視点で物を考え、問題を解決できる人材を育む。そうして社会を前進させ、社会に貢献する。単に色々な国籍の人達がいるとかだけでは、何もアクションが起こりません、とジョージ校長は話します。

「AIC国際学院京都 初等部は『英語が喋れない子』や『決められたプログラムは嫌だ』という子…いろんな子をウェルカムできる学校にしたい、そう思っています」

世界で羽ばたく人材を育てる!AIC国際学院京都 初等部

「教育を通してより良い社会づくりに貢献したい」そんなジョージ校長のもとで行われる、子どもたちの知的好奇心や探究心を刺激する授業。AIC国際学院京都 初等部の魅力がひしひしと伝わり、私自身が通いたかったな…と思ってしまうインタビューでした。
AIC国際学院京都 初等部では、8月に秋季募集の願書受付開始!その前にどんな学校か、もっと知りたい!と思った方は、いますぐ体験会にお申し込みを。きっと「自分で考え、解決することの楽しさ」が親子で実感できるはずです。

授業体験会の詳細はこちら

お申し込みはこちら(AIC国際学院京都 初等部公式サイト内申し込みフォームへ)

【AIC国際学院京都 初等部】

所在地

京都市下京区菱屋町145(堀川通七条上ル)

電話

0120-17-0419

公式サイト

https://aicwc.jp/kyoto/

公式Instagram

@aicwc.kyoto

 

担当ライター

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