英語の授業で自然観察?!広島「なぎさ公園小学校」の授業風景を取材!

この記事をシェアする

小学校の6年間は、子どもの基礎を築く重要な時期。「より良い環境で過ごさせてあげたい」と思う広島のママパパも、きっと少なくないでしょう☆
そこで必見なのが、佐伯区にある「なぎさ公園小学校」。なぎさ公園小学校では、子どもたちが自然とものごとに興味を持ち、深く学べる授業内容で評判なのだとか。そこで今回は、なぎさ公園小学校の授業風景を取材!気になる説明会の情報もあわせて、詳しくご紹介します。

広島「なぎさ公園小学校」って、どんな学校か知ってる?

今年で創立20年♪広島市「なぎさ公園小学校」

広島市佐伯区にある「なぎさ公園小学校」は、2022年で創立20年を迎える私立小学校。歩いてすぐの場所には、系列校である中高一貫校「広島なぎさ中学校・高等学校」もあります。

こちらの記事もチェック

なぎさ公園小学校は、充実の校内設備で有名。運動場には1年中青々とした天然の芝生が広がり、校舎の中も明るく開放的です♪

体育館にはボルダリングウォールも!

その他にも、大きなパイプオルガンがある講堂や豊かな教材園(授業で使う畑)など、魅力的な設備がたくさん!ひと目見れば「こういう環境で子どもを学ばせたいな」と思うママも多いはず。

自分で考え、行動できる力が育つ♪なぎさ公園小の教育スタイルとは?

「子どもたちに将来、自ら考えて行動できる大人になってほしい」というのが、なぎさ公園小学校の教育のベースにある思い。そのために必要な子どもたちの4つの力、「学力・感性・国際感覚・リーダーシップ」を育むべく、「なぎさstyle」という独自の教育方法を実践しています。

百聞は一見に如かず!なぎさstyleとはどんなものなのか、実際の授業の様子を通して見ていきましょう。

なぎさ公園小学校の授業を取材!なぎさstyleの特徴とは?

【授業風景①】英語×野外学習×SDGs?!他の科目ともリンクした英語の授業

4月のある日、なぎさ公園小学校を訪れたpikabu編集部。
まず目に入ったのが、運動場の横に集まる子どもたちの姿でした。

この一角は“ビオトープ”と言い、動物や植物が自然な状態で生息する場所。どこからかカエルの鳴き声が聞こえ、水の中にはメダカの姿も見えます。

理科の授業かと思いきや、なんと、行われていたのは2年生の英語の授業!
(なぎさ公園小学校では、1年生から週4時間も英語の授業が行われています。)

子どもたちが探していたのは、メダカや鳥の巣など、校内にある自然
先生が作成したワークシートに沿ってお題の自然を探し、見つけたらタブレットで撮影します。その写真を使ってビンゴゲームをしていくのだとか♪

この日は、国際的に提唱されている“アースデイ(地球環境について考える日)”。まず教室でSDGsについて英語で学んだ子どもたちは、その延長で外に飛び出し、身近にあるほんものの自然を探していたのです。

ちなみに、この日学んだ自然やSDGsの話は、後日、理科や社会の授業にもリンクさせていくそう。なぎさ公園小学校ではこのように、ひとつのテーマからさまざまな学びにつなげる「プロジェクト学習」を重視していると言います。

さらにこの次の英語の授業では、撮影した写真をもとに、児童がみんなの前で発表を行う予定だとか。
なぎさ公園小学校ではこうしたプレゼンテーションの機会が多いため、リーダーシップや表現力、物おじせずに自分の意見を伝えられるメンタルなどが自然と養われるそう!どの力も、これから国際社会で活躍するために必要不可欠な能力と言えますね。

【授業風景②】デジタル機器も駆使!先生の手作りプログラムで楽しんで学ぶ社会の授業

続いて、4年生の教室で行われていた社会の授業を拝見。

子どもたちは、Chromebookでクイズに挑戦している様子。

このクイズの問題も英語のビンゴ同様、先生の手作り。なぎさ公園小学校では通常の教科書とあわせて、こうした手作りのオリジナル教材やプリントも多く活用しています。
知的好奇心をくすぐるようなクイズを通して、楽しみながら必要な学力を身に付けられるそう。
またなぎさ公園小学校ではこの授業以外にも、1年生から2年生までiPad、3年生以降はChromebookを1人1台ずつ使用。そのため子どもたちは機器と情報を使いこなし、ICT社会に高い能力を持って順応できるようになるのだとか☆

【授業風景③】“音を聞く”ことからスタート!感性が研ぎ澄まされる音楽の授業

なぎさ公園小学校の校舎内には、音楽室が2部屋!そのうち、1・2年生専用の“おとのへや”では、新1年生の音楽の授業が行われていました。
教えているのは、ベテランの音楽の先生。なぎさ公園小学校では音楽の授業に限らず、1年生から教科担任制を導入しています。その科目を専門としている教員が授業を担当してくれるから、楽しみながらもより深い内容を学べるそう。

授業の冒頭、目を閉じて静まり返る子どもたち。聞こえてきたのは微かな鈴の音でした。
「鈴の音はどこからするかな?」と先生が質問すると、子どもたちは目を閉じたまま、一斉に音がするほうを指さします。耳を澄ませて音に集中することで、感性を養い、想像力や表現力を培うことにもつながるのだとか。

授業の後半には合唱の時間も。この日歌っていたのは、「ちいさなはたけ」という手遊び歌。みんな楽しそうに歌いながら、全身を使って歌の世界を表現しています。
学校の畑を見慣れているなぎさ公園小学校の子どもたちにとって、畑に種をまくこの歌は身近なテーマだそう。音楽の授業も、子どもが興味を持ちやすく、他の授業ともリンクして学べるよう工夫されているのですね。

【授業風景④】辞書には“ふせん”がびっしり!アナログも活用した国語の授業

お次は、2年生の国語の授業。漢字の勉強をしているようです。

ここでビックリしたのが、子どもたちが手にしている国語辞典!どの子の辞典も、これでもかと言うほどふせんがびっしり貼られています
自分が学んだ言葉の量がひと目で分かるから、「1年間でこれだけ勉強したんだ」という自信や達成感にもつながるはず
なぎさ公園小学校ではICTを駆使する一方で、こうしたアナログならではの良い部分も活用していることが分かります。

外でも中でものびのび!全力で遊ぶ休み時間

授業が終わり、休み時間!教室の前の広々としたフリースペースでは、輪になって踊るように回っている子どもたちもいれば、電子ピアノを弾いている子もいます。

運動場では、たくさんの子どもたちがのびのびと走り回っていました。ビオトープの周りを探索している子どもたちの姿も。みんなイキイキとした顔で遊んでいます。
なぎさ公園小学校では、こうした遊びのひとつひとつも、きっと子どもたちの学びにつながっているに違いありません☆

なぎさ公園小学校の体験会や教育説明会も必見!

学校生活体験会「LINK」で学校生活を実体験♪

なぎさ公園小学校での学校生活を、子どもに体験させてみたい人必見!なぎさ公園小学校では年長児を対象に、学校生活体験会「LINK(Lesson Introduction at Nagisa Koen)」を下記日程で開催予定だそう。

6月18日(土)9:00~10:10
7月2日(土)9:00~10:10
※各回定員20組まで(申込順)

詳しくはこちら

学校の様子については、なぎさ公園小学校のブログもチェック☆

来年度入学に向けて!6/25には教育説明会も開催

さらに6/25(土)には、年長児向けの学校・教育説明会、授業体験(プレスクール体験)も開催。年中・年少児向けの個別相談会・学校開放も同日行われます。

なぎさ公園小学校では、この他に学校見学会「NOW(Nagisa Open Week)」も定期的に開催中。気になる人はまずこちらに参加してみるのもおすすめです。

詳しくはこちら

上でご紹介した説明会等の情報を確実にゲットするには、「なぎさ登録」をしておくと便利ですよ☆

なぎさ登録はこちら

なぎさ公園小学校の授業の魅力、ぜひ体感してみて♪

出典:なぎさ公園小学校公式インスタグラム

なぎさ公園小学校の「なぎさstyle」では、各教科をリンクさせて体系的に学ぶオリジナルの学習内容で、学力や感性、国際感覚、リーダーシップが自然と養われるのが特徴。子どもたちが楽しんで学んでいること、どの授業も考え抜かれた内容になっていることは、授業の様子を一度見てみれば分かります!現在、年少~年長のお子さんをお持ちの人は、試しにぜひ、見学学校生活体験に足を運んでみてくださいね。

なぎさ登録はこちら

〈なぎさ公園小学校〉

住所

広島市佐伯区海老山南2丁目2-30

電話番号

082-943-0001

公式HP

https://www.nagisa.ed.jp/elementary/

公式Instagram

@nagisakoen_elementary_school

そのほかなぎさ公園小学校の関連記事はこちら

担当ライター

この記事をシェアする